学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

スポンサーリンク

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう! では、久々に本の紹介です!

今回ご紹介する本は、「FACTFULNESS」という本です。

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

海外ではもう少し早く発売されていますが、日本では2019年1月に発売されて、書店を訪れても大々的に展示しているお店を多く見ます。

「FACTFULNESS」は、最新のデータを基に、私たちが学校で学んだ世界と実際の世界の間には大きな差があることを示してくれます。

いかに我々が世界に対して抱いているイメージが間違っているか、というよりもいかに数十年前のデータを最新データだと思い込んでいるかを思い知らせてくれます。

私自身、本を読むのが好きで年間で数十冊ほどの本を読んでいますが、2019年に入ってから読んだ本の中では現時点ではこの「FACTFULNESS」が一番面白かったなと感じています。

個人的にこの本は、世界の現状について知るために全ての人が読むべきであると思っています。

こちらの記事で、内容について簡単にご紹介はしますが、もちろん全てを網羅することはできませんので、少しでも興味を持っていただけてたら、ぜひとも実際に購入して読んで欲しいなと心から思います。

  1. 「FACTFULNESS」について
  2. 10個の質問から始まる。
  3. ほとんどの人が世界の現状について知らない。
  4. 私たちの世界に対するイメージは学校で学んだ以降アップデートされていない?
  5. 私たちは無意識のうちに世界に対するイメージを決めつけている。
  6. 世界の現状を知るとすべきことが見えてくる。

それでは早速見ていきましょう。

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

1. 「FACTFULNESS」について

まずは「FACTFULNESS」について簡単にご紹介します。

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

前述しました通り、「FACTFULNESS」は2019年1月に発売されました。

海外ではもう少し早く発売されています。

全世界で100万部以上の売り上げている大ベストセラーになっています。

この本の1番のコンセプトは、「私たちがイメージしている世界は実際の世界と大きくかけ離れていることを知り、正しい尺度で世界を見れるようになろう」というものです。(このコンセプトは私が勝手に考えてものですw)

私たちは学校で、世界に関する様々な統計を学びましたよね。

例えば、

  1. 「発展途上国では多くの子供たちが教育を受けることができない」
  2. 「きれいな水を手に入れることができない」
  3. 「今後地球の人口は増え続けていずれ食糧難が訪れる」

などのような情報です。

これらはもちろん正しいのですが、しかしながら正しいのは数十年前の話です。

現状の世界を見ると大きく変化していることがわかります。

我々がイメージしているよりも世界はとても良くなってきています。

しかしながら我々はそのことを知りません。

それは学校で学んで以来それらの知識がアップデートされていないからです。

本書はこのギャップを埋めてくれる手助けをしてくれます!

2. 10個の質問から始まる。

本書は10個の質問から始まります。

それらに対して実際の正解と、その正解率がなぜ低いのかについて説明してくれています。

さらに最新のデータに基づいた現状と今後の予測について、さらにはこれから我々が取るべき行動指針についても提言してくれています。

「どんな質問なんだろう?」と疑問に思う方も多いと思うのでここで一つだけ質問を示しておきますね。

本書ではこのような質問が10個用意されています。

世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?

  • A: 9年
  • B: 6年
  • C: 3年

ご覧の通り、全て3択形式です。

ちなみにこの質問に対する答えは「A: 9年」です。

我々がイメージしているより、男女の教育格差がかなり小さくなっていることがわかります。

嬉しい限りですよね。

しかしながら多くの方がいまだに男女の教育格差が大きいと感じている方は多いのです。

このようなイメージと現実のギャップを補正してくれるのが本書です。

3. ほとんどの人が世界の現状について知らない。

本書を読んで一番驚くべきことは、これらの質問の正答率がとても低いことです。

3択形式ですので適当に選んでも確率的には1/3の確率で正解しますよね。

しかしながら実際の正解率はそれよりも低いものがほとんどです。

本書では「チンパンジー以下の正解率」と表現しています(笑)

チンパンジーでも適当に選べば1/3の確率で正解しますからねw

 

そして、かなりの高等教育を受けている方々でもこれらの正答率は低いのです。

国際援助に携わっている方ですらこの質問に対する正解率は低いにことには驚かされました。(他のグループよりかは多少高いですよ)

4. 私たちの世界に対するイメージは学校で学んだ以降アップデートされていない?

このようなギャップを生み出している1番の要因は、「我々が学校で学んだ世界に対するイメージをアップデートできていない」ということです。

この数十年間で世界は確実に良くなりつつあります。

しかしながら我々はそのことを知らないのです。

1番の要因はニュースでこれらの情報を発信していないためです。

ニュースでピックアップされるのは、どうしても生活が困難な人々の生活です。

基本的に楽観的なニュースよりも悲観的なニュースの方が注目を集めやすいので、このような状況になりがちです。

しかも、世界が良くなっているというのは非常にゆっくりと進んでいるので、一見すると変化しているように見えないんですね。

したがってこれらの小さな変化をニュースにしてもなかなか注目されないので記事にならないということみたいです。

したがって、世界が良くなっているという事実は我々が自ら学んでアップデートする必要があるのです。

5. 私たちは無意識のうちに世界に対するイメージを決めつけている。

私たちは無意識のうちに世界に対するイメージを決めつけています。

テレビのニュースなどでは悲観的なニュースがピックアップされることが圧倒的に多いので、どうしても世界にはいまだに多くの貧しい国が存在してたくさんの人が日々の生活に困り、教育も受けられない生活を送っているイメージを持っています。

もちろん少なからずそういう国や地域は今日でも存在しています。

しかしそれらの数は確実に減っています。

それは国連のデータなどの信頼性の極めて高いデータを見ても一目瞭然です。

本書で使用されているデータは国連や世界的な機関(WHOなど)など信頼性の高い、かつ誰でも入手できる情報をもとに議論を展開しています。

したがいましてそれらが示す結果の信頼性は極めて高くなります。

6. 世界の現状を知るとすべきことが見えてくる。

このように世界の現状を知ると、これから何をするべきかを考えるのにとても役立ちます。

逆に現状を把握していないと最適な解決策を見つけることを困難です。

良かれと思ってやっていることが実は全く意味のないことだってありうるのです。

 

個人的には本書を読んで、世界的な人口増加問題に対する考えが良い例となるかなと思います。

世界の人口はイギリスの産業革命以降急激に増えてきましたよね。

人口の推移をグラフで見ると、人口はこのまま急激なペースを保って増え続けると思いがちです。

しかし人口の増加は100〜120億人あたりで横ばいになると考えられています。

これは各国の人口構成を考えてみるとわかります。

ざっくりと発展途上国、先進国、それらの間の3パターンを考えてみます。

 

発展途上国は子供の数が多く、高齢者の数が少ないきれいなピラミッド型の人口構成になります。

これは、発展途上国では乳幼児の死亡率が高くなりがちで、それを考慮して子供を多く生む傾向にあるためです。

また子供がたくさんいると将来自分が引退した後に頼れるというのも少なからずあります。

 

それが経済が発展していくとどうなるでしょうか。

ある程度経済が発展すると、生活にゆとりが出てきます。

医療も進歩するので乳幼児の死亡率が下がります。

こうなるとこれまでに比べると、そこまで多くの子供を産む必要は無くなりますよね。

 

やがてさらに経済が発展して先進国になると、多くの親は子供の教育に力を入れるようになります。

そのため子供一人あたりの教育費が大きく増加します。

このような状況になると出生率はさらに下がり、多くの先進国では2あたりで推移するようになります。

日本はさらに低いですよね。

こうなってくると人口は増えるというよりかはむしろ減り、いずれ安定するようになります。


現状、世界の人口が増えているのはまだ出生率の高い途上国が存在するためです。

これらの国が今後発展をとげ、先進国化すれば確実に出生率は下がります。

世界中の国がある程度の水準まで発展すれば、世界人口の増加は収まるはずです。

 

たまに「このままだと人口は増え続けていずれ食糧難になるから援助はある程度限定すべき」というとても自分勝手な意見を述べている記事がありますが、これは全くナンセンスです。

(そもそも自分たちが豊かな生活をして、これから発展を遂げようとしている国はダメってとんでもない考えですよねw)

経済発展ができないと出生率は高いままで人口は増え続けます。

むしろ人口増加を一刻も早く食い止めたいのであれば、いますぐに途上国を経済発展を助けるべきです。

先進国化すれば確実に出生率は下がるためです。

というような感じで、現状の世界を正しく見ることができると、このようにこれから今後すべき行動が自然と見えてきます。

 

このような情報が、本書には10個の質問に対して展開されています。

読めば読むほど自分がいかに無知であるかを実感させられます・・・

皆さんもぜひとも「FACTFULNESS」を読んで正しい尺度で世界を見れるようにしてください。

学校で学んだことは古い情報です。

ぜひこの機会にアップデートしましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は久々に本の紹介ということで、世界中で大ベストセラーとなっている「FACTFULNESS」という本をご紹介しました。

学校で学んだ知識は古い?「FACTFULNESS」で世界を正しく見よう!

我々が世界に対するイメージは学校で学んで以降アップデートされていません。

私を含めて多くの方が持っている世界に対してのイメージは、実際のそれとは大きく乖離しています。

本書を読むことで、そのギャップを埋め、正しい尺度で世界を見ることができるようになります。

世界の現状を正しく知ることができると、我々が途上国に対してどのような行動を取るべきか、などのような質問に対しても答えられるようになります。

ぜひとも皆さんもこの「FACTFULNESS」を読んで学校で学んだ世界に対する古臭いイメージをアップデートしましょう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク