【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る!

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【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る! では、2018年に満を辞して発売された百田尚樹さんの著書「日本国紀」をご紹介します。

ついに本日2019年5月1日から、平成から令和へと新しい時代へと移り変わりましたね。

私自身もついに「1世代前の人間になるのか」と思うと少しショックなような気持ちもありつつ、新たな時代への期待も抱いており、なかなか複雑な心境であります(笑)

また、日本の歴史上初めて日本の古典から引用された元号が使用されるということも話題になりましたね。

むしろ今まで利用していなかったことに驚きましたが。

 

前置きはこれくらいにしておきまして、ここでは「新元号令和になるにあたり、これまでの日本の歴史を改めて振り返ろう」ということで百田尚樹さんの著書である「日本国紀」をご紹介したいと思います。

この本は日本がどのように誕生して、これまでにどのような歴史を歩んできたのか、1本のストーリーとしてその全体の流れをわかりやすくまとめてくれています。

歴史の教科書は嫌いでも「日本国紀」なら読みやすいかと思います。教科書はつまらないですからねw

また、教育上で学ぶ歴史には政府のいろいろな制約上、記述が制限されていたり、一部事実が伏せられたりしていることが多いです。

「日本国紀」はそのような内容にもずばずばと触れていきますので、日本の本当の歴史とはなんぞやということに答えを提供してくれます。

ともあれ順番にご紹介していきましょう。私の悪い癖で本の紹介になると気合が入りすぎて記事がかなり長くなる傾向にあるので、ここではなるべく簡略化するために、私が特に興味を持った箇所のみを抜粋してご紹介します。

詳しくは実際に書籍を購入して読んでみてください。

時代の移り変わりに読むにはうってつけの本です!

【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る!
  1. 「日本」の誕生
  2. 「日本」は世界で一番長く続く国家である
  3. (混乱の時代もありますが)「日本」は昔から治安の良い国
  4. 「日本」の歴史は「平和ボケ」と「変革」の繰り返し
  5. 凄まじい「日本」の復興力
  6. 最後に

これでもだいぶ書きたいことは抑えました(笑)

順番に見ていきましょう!

【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る!

【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る!

1. 「日本」の誕生

まずは「日本」という国の誕生について見ていきます。

そもそもいつから「日本」という国名が使われたのかということです。

中学の歴史の教科書を見ると、かつての日本は、中国大陸側の国から「倭の国」、また日本人のことを「倭人」と書いていたことを覚えていますでしょうか。

日本という名前が使われていなかった時代には、日本は「倭の国」と呼ばれておりました。

そしてここからが日本の教科書には記載がないことでありますが、この倭という言葉はあまり良い意味を持つ言葉ではないということです。(詳しくはググってくださいw)

大陸から見たら日本は小さな国でしたからね。

当時文明も技術も圧倒的に進んでいた大陸側からだと、下に見られても仕方がありませんよね。

そして最初のうちは日本人も特に倭という言葉について疑問は抱きませんでした。

むしろ漢字に対する知識がまだなかったので分からなかったといった方が正確かもしれません。

大陸側と交流している間にこれに対する疑問が芽生えてきて、一説によると667年の天智天皇の即位から同じ「わ」という音を持つ「和の国」という言葉が使用されたと言われているそうです。

その後、「日の昇る国」=「日本」と命名しました。

2. 「日本」は世界で一番長く続く国家である

「日本」という国名が使用されてから約1300年ほどが経ちますが、これまでに一度も名前が変わったことはありません。

これは世界で最も長いそうです。誇らしいですね。

もちろん国家の統治権力については天皇から一時期は武将、幕府などに移りましたが国名を変えるということは起こりませんでした。

そして2019年5月1日から始まる「令和」もこの歴史に新たな1ページを加えることになります。

そもそも元号が最初に利用されたのは、645年の大化の改新より使用された「大化」が最初であると言われています。

それが1300年以上経った今でも引き継がれていることはとても誇れるべきことです。

ちなみに最初の「大化」から数えて「令和」は248番目の元号になります!

 

この元号はみなさんご存知の通り、新たな天皇が即位することで新しい元号へと移り変わっていきます。

そしてこの「天皇」の存在がどれだけ特別であったかについては日本の歴史を知ると明らかになります。

少し語弊が生まれるかもしれませんが、天皇は神様に近い存在です。

と言いますのも、長い長い日本の歴史において天皇の扱いについてだけは常に敬意が払われているからです。

例えば、江戸時代において国家権力が天皇から幕府に移った際にも江戸幕府は天皇を殺そうとはしませんでした。

戦国時代のような動乱の時代にも天皇を殺めることはありませんでした。

権力を奪い取るには当時権力を持っている人を殺して奪うというのが世界史の一般的な動きですが、ここ「日本」ではそのような動きはないんですね。

相手の戦国武将は殺しれも天皇を殺めることはなかったんです。

 

平安時代の摂関政治においても、権力を奪うために自分たちの娘を天皇の妃にして膨大な権力を持った藤原氏でさえも、天皇を殺して権力を奪うという考えには至らなかったんですね。

いかなる時代においても天皇に手を出すということはありませんでした。

このことから昔から「天皇」はとても神聖で特別な存在であったということがわかりますよね。

このような時代背景を知ると今の天皇が長い長い日本の素晴らしい伝統を受け継いできたのかがわかりますよね。

ちなみに第2次世界大戦で大敗北を喫した日本ですが、日本政府がGHQに真っ先に要請してことは「天皇を殺さないでほしい」という旨の内容でした。

それに対して昭和天皇はGHQに対して「自分はどうなってもいいから国民をこれ以上傷つけるのはやめてくれ」と言い放ったことは有名です。

この辺りは書き始めるときりがないので詳しくは本書を読んでください(笑)

3. (混乱の時代もありますが)「日本」は昔から治安の良い国

次にご紹介したいのが、日本は昔からとても治安が良い国であったということです。

「どれくらい昔からなんだ?」と思いますよね。

なんと1800年前に記載された「魏志倭人伝」に日本人の性格を表す文章が残っていたそうです。

そこには「争い事は少ない」「盗みはしない」などの言葉があったそうです。

また、かなり後になってしまいますが、江戸時代に日本を訪れた外国人旅行者の日記には、「日本は唯一、夜でも女性一人で歩ける国」と書かれています。

今の日本もそうですが、これほど昔から治安が良い国というのはとても誇らしいですよね。

やはり島国という閉鎖された環境で、集団行動が必要な農業中心の生活を送っていると、ある程度の協調性がないと生き残れなかったのかなと思います。

そのため争い事は必然的に避けるようになったのかなと個人的に思います。

 

現代の日本社会でも見られる、少し悪い噂があるとそれを徹底的に排除しようとする排他的な行動もこういうところから来てるのかなとも個人的には思いました。

また集団行動で協調性を求められる文化の中で生きてきたためか、変化に対する敷居がとても高いということも挙げられます。

基本的には周りと合わせて進んでいこうというスタンスですので、変化というのはあまり好まれなかったんですかね。

今の日本を見ても、海外に比べると、変化に時間がかかるのも頷けるのではないでしょうか。

歴史を見てみると、こういうことを考えられるようになるのが面白いところです。

4. 「日本」の歴史は「平和ボケ」と「変革」の繰り返し

そして次にご紹介しますポイントが、私個人的に「日本国紀」を読んで一番面白いと思った部分であります。

それが日本の歴史は平和ボケと変革の繰り返しであるということです。

これを象徴する大きな出来事が日本の歴史上2つあります。

一つ目が藤原道長の息子、頼通の時代の寛仁3年(1019年)に起こった「刀伊の入寇」です。

これは当時満州に住んでいた刀伊(女真族のこと)が対馬、壱岐、北九州を襲い、女性や農作物を奪った事件です。

もう一つは江戸時代後期の起こった「黒船の来航」です。

こちらはみなさんすでにご存知ですよね。

 

まず一つ目の「刀伊の入寇」が起きた際の朝廷の対応を見てみましょう。

なんとその対応と言いますのが、「武力を用いずにひたすら夷狄調伏の祈祷をするばかりであった」ということです。

つまり「もうこれ以上同じようなことが起こらないようにひたすらお祈りしていた」ということですね。

仮に最近の出来事に置き換えますと、東日本大震災の際に起きた原発事故ありますよね。

あの状況を受けて、日本政府がひたすらこれ以上被害が広がらないようにお祈りしていたようなものです。

もちろん現代ではそのようなことはあり得ませんが、当時にこのような対応を取ってしまったんですね。

と言いますのも、この「刀伊の入寇」が起こるまでの約300年間は比較的平和な時代が続いていました。

要するに平和ボケしていたんですね。

平和ボケというのは恐ろしくて、いざ「刀伊の入寇」のような有事が発生しても的確な判断ができずにひたすらお祈りするという行動になってしまうんですね。

これをきっかけに、「国を守るためには武力が必要だ」との意識が高まり、特に武士が存在感を増していくことになります。

のちには鎌倉時代、戦国時代へと動乱の世にへと時代が移っていくことになります。

 

また、江戸時代後期の「黒船の来航」も同様です。

ペリー率いる黒船が日本に来航するまでの日本は、世界史史上でもとても珍しいほどの平和な江戸時代が200年以上も続いていました。

この時代は鎖国により特に外交を断っていたので、国外で何が起こっているのかも正確に把握できていませんでした。

気が付いた頃には、世界は欧米列強国を中心とする植民地争奪戦となっており、日本にもその矛先が向けられていたという状況になっていました。

ここでも「刀伊の入寇」が起きた後と同様に「国を守るためには武力が必要だ」との意識が芽生えます。

その後、日本は目まぐるしい勢いで近代化を進めていきます。

しかしその中で軍の権力が大きくなりすぎて、しまいには第2次世界大戦という人類史上最悪の戦争へとつながっていくことへとなりました。(ちなみにですが、この日本の急激な近代化は、植民地として支配されていたアジアやアフリカ諸国の希望となり、独立運動を起こすきっかけになったという話もあります。詳しくは書籍でご確認ください。)

 

どちらのケースを見ても平和ボケの状態から突然の事件にうまく対応できず、それをきっかけに目まぐるしい勢いで変革を遂げてきたのが日本です。

こちらもやはり協調性を重んじる日本人であるがゆえに、なかなか変化を受け入れずに成長が止まってしまうのかなと思います。

ただ協調性が強い分、国民全員が変革という言葉を掲げた時のスピードが尋常ではないことも事実です。

実際に黒船来航からわずか数十年間の間で、日本はとてつもないスピードで近代化に成功し、欧米列強国と肩を並べるまでになりました。

変化に対してはなかなか動き出しずらい日本ですが、一度みんなで動き出すとそのスピードは他のどの国よりも早くなりうることがあります。

そのためには「黒船の来航」などのように、何か決定的な起爆剤が必要になるということが歴史から見てもわかります。

5. 凄まじい「日本」の復興力

次にお伝えしたいのが日本の凄まじい復興力です。

日本は古来よりとても災害が多い国です。

定期的に大規模な地震が発生し、雨量も多いので農業には適していますが洪水などの被害も後を絶ちませんでした。

また台風や火山活動による被害に苦しみ続けてきた国でもあります。

これほど多くの自然災害に戦い続けている国はなかなかありません。

歴史的に見ても、これまで悲惨な自然災害がありましたが、誇るべきことはその後の復興力です。

協調性が強い民族だからこそ、復興するとなるとみんなで一致団結してあっという間に被害前の状態になります。

むしろその度に新たな都市設計などが適用されて以前よりも災害に強いさらに強固な国へと変化しています。

現代では日本の耐震設計基準は世界トップです。

他国では震度6ほどあれば家屋が崩壊してしまいますが、日本では震度7の地震が数回来ても倒れません。

 

この教訓は、大敗北を喫した第2次世界大戦後の日本の復興にも見て取ることができます。

戦争で焼け野原になった東京では、敗戦から約20年後には東京オリンピックを開催するまでに復活しました。

さらにその後は世界有数の経済大国になりました。

かつてこれほどのスピードで復活を遂げた国はそうはありません。

昔から災害に悩まされてきた日本ですが、その分凄まじい復興力を手にしました。

そしてこの力が戦後の日本経済復活にも大いに貢献したと思います。

6. 最後に

最後に私の個人的に「歴史」に対して思うところを簡単に述べておきたいと思います。

もはや「日本国紀」関係ないですけどね(笑)

特に「なぜ歴史を学ぶべきか」ということです。

私が思うに歴史を学ぶ意義というのは、ざっくりと言ってしまえば、過去の経験をこれからに活かすことであると思います。

先ほどご説明しました通り、日本の歴史をざっくり言いますと、平和ボケと変革の繰り返しです。

このことから平和な時代がある程度続いていくと、ある日突然有事が起きた際にどうすればいいのかわからなくなってしまうということです。

現在の日本では第2次世界大戦以降、70年以上戦争はありません。

これは疑いようもなく素晴らしいことです。もちろんこれからも決して戦争を望むことはありません。

ただ覚えておくべきことは、今のような平和な時代がずっと続いていると、いつか未曾有の有事が発生した際に、適切な対応が取れなくなる可能性があるということがすでに歴史が証明しているということです。

 

現代の日本では武力による有事というのはなかなか考えづらいですが、私個人的に最も懸念している点は日本経済の弱さです。

日本政府は、日本経済復活を目指して様々な対策を取っていますが、残念ながらそれほどの効果は実感できていません。

その間にも中国が凄まじい勢いで経済成長し、ついにはGDPで日本を抜き去りました。

 

また最近でこそ、オリンピックもあるためかようやくキャッシュレス推進を政府も掲げていますが、これは先進国の中ではとてつもなく遅い対応です。

すでに韓国では現金による決済を見ることは少なくなっています。

世界的にはキャッシュレス化に伴って現金流通量を減らしている中、日本だけが唯一増加して、世界と全く逆向きに走っています。

未来はどうなるか誰にもわかりませんが、仮に気が付いた時には、日本の周りの先進国はキャッシュレス化が完了しているということも考えられます(すでにそのような状況が出来上がりつつありますね)。

そのような状況の中、多国間同士ではビジネスを行う際にはキャッシュレスでサクサクとお金を移動できるのに対して日本だけが手続きなどに時間がかかるといったような状況になっていては、確実に世界の経済成長から置いてきぼりになってしまいます。

今でこそ日本への旅行客は増え続けていますが、今後キャッシュレス化が完了している国から見れば、現金主義の日本はとても不便なので旅行先候補から外されてしまうこともないとは言えません。

今のような変化が早い時代に、いざ日本が重い腰を上げて国民全員が協力して変革を起こそうとなった際にはもはやスピードが速すぎて追いつけない状況になっていることも十分にあるわけです。(持ち前の復興力で超スピードで変革を起こせるかもしれないですけどね。)

となってくると、ただでさえ日本経済は落ち込んでいるわけですから、今すぐにでも何か手を打っておかないといけないというわけです。

これには政治家のみならず我々一人一人が共通意識を持つことが大事です。

しかしここで問題になってくるのが、日本人の変化に対する敷居の高さです。

日本の歴史でこれまで繰り返して起きてきたことと同様に、現状維持というバイアスが大きくでなかなか変革に足を踏み出すことができません。

このようなことに気がつけるようになるためにも歴史を学んでかつての日本で何が起こったのかということを知っておく意義は非常に大きいと思います!!!

ちょっと気合入りすぎて長くなりすぎたのでこの辺にしておきますね(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。結局長くなってしまいました(笑)

ここでは、2018年に満を辞して発売された百田尚樹さんの著書「日本国紀」をご紹介しました。

新元号「令和」を迎えた今だからこそ日本の歴史を振り返る絶好の機会なのではないかと思います。

歴史を知ることで、現代日本の状況やこれからしなければならないことなどが見えてくることもあります。

ぜひ、新たな時代を迎えるにあたって、今一度日本の歴史を振り返ってみませんか?

【祝令和】百田尚樹さん著の「日本国紀」で日本の歴史を振り返る!

ちなみに現時点ではKindle版はありませんのでぜひ書籍でどうぞ!

また著者の百田尚樹さんは、この「日本国紀」の他にも素晴らしい本をたくさん書かれています。

特に歴史を題材にした本はどれも素晴らしいものであります。

個人的には「海賊と呼ばれた男」がおすすめです。

このような男がいたからこそ、日本の敗戦後の復活が実現できたのだなと、とても誇れる人物です。

その人物は、最近経営統合問題でもニュースに出てくる出光興産の創業者である出光佐三さんをモデルにしています。

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