人生100年時代の資産形成に向けて~金融を学ぶためのお勧め本~

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人生100年時代の資産形成に向けて~金融を学ぶためのお勧め本~ では、タイトルの通り、これから金融について勉強しよう・したいと思う方々へお勧めする本を私が独断で選択してご紹介します。

過去の記事でもご紹介しましたが、これからの時代は人生100年時代といわれ、100歳まで生きることが当たり前のようになります。

人生100年時代についてはLife Shiftという本で詳しく紹介されています。

それに対して現在の社会制度では「60歳あるいは65歳で引退して残りは年金生活」という既存のシステムを維持し続けようとしています。

こちらの記事でも紹介していますが、年金制度が始まった国民年金制度発足時(1961年)の日本の平均寿命は、男性で66.03歳、女性が70.79歳です。

当時の年金受給開始年齢は60歳ですので、受給期間は男性で約6年、女性で約8年です。

一方で、厚生労働省の2016年のデータによりますと、2016年の日本人平均寿命は男性が80.98歳女性が87.14歳です

2016年現在の年金受給開始年齢は65歳ですので、男性で約16年、女性で約22年です。

つまり受給期間は発足時の2倍以上です。

 

さらに少子高齢化により、ますます維持することが難しくなりつつあります。

これらを踏まえただけでも今後の社会保障制度の維持が困難であることは容易に想像がつきます。

年金受給開始年齢が70、75、80・・・(最終的には死んだあとw?)とどんどん遅くなるのか、そもそも年金制度自体が廃止されてしまう可能性だって十分ありえます。

このような未来に対して我々は国に将来を任せるのではなく、自分でライフプランについて考えなければなりません。

そのために大切なことの一つが資産形成です。

「年金はいつもらえるのか、いつまで働くことが出来るのか」現時点の私たちにはわかりません。

そのためにも今のうちから将来のことを考えて資産形成について考えておくことはとても大切です。
(しこたまお金がある人はともかく、私のような一般人はやらないと本当にまずいと個人的に思っています。)

今までの内容にご興味を持ってくださった方は過去のLife Shiftについての紹介記事もぜひあわせて読んでみてください。

準備しておかないとまずいことが実感いただけるかと思います。

Life Shift~人生100年時代!変革する人生モデルに伴う課題

2018年1月13日

Life Shift~人生100年時代!新しい人生モデルを考えよう~

2018年1月6日

Life Shift~これまでの「教育・仕事・引退」の人生モデルは崩壊する~

2017年12月30日

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、こちらの記事では、これまでの内容を踏まえたうえで、資産形成の手段の一つとして、これから金融について勉強したい・しようと思った方に向けて、私が独断で選択したお勧め本をご紹介します。

少し本の数が多くなってしまったのでレベル別にご紹介していこうと思います。

金融といってもジャンルはとても幅広く、「金融とはそもそも何か、お金とは何か」などの基礎的な内容から、「インフレ、政策金利と為替・株の関係、イールドカーブ」などの小難しい内容など多岐にわたります。

さらに金融商品となれば、株(国内株や海外株、分析手法など)や債券、FX、コモディティなどたくさんの種類が存在します。

こちらでご紹介する本はこれらの内容をざくっとカバーしているものになります。

あくまでも入り口にすぎません。

トレードをするとなればさらなる勉強が必要になりますが、「金融とは何か?」などの質問にたいしてはしっかりと答えられるレベルにはなります。

  1. 初級
  2. 中級
  3. 上級

人生100年時代の資産形成に向けて~金融を学ぶためのお勧め本~

人生100年時代の資産形成に向けて~金融を学ぶためのお勧め本~

1.初級

まずは初級編です。

ここでは「金融とは何か?」という質問に対する説明ができるようになる本を2冊ご紹介します。

「[入門]金融の仕組み」

1冊目は田淵直也さんの「[入門]金融の仕組み」です。

こちらは私個人的に一番わかりやすい金融の入門書です。

「金融とは何か」「お金とは何か」という基本的なところから、「金融政策」「金融機関」「金融市場の仕組み」「金融と経済の関係」「リーマンショック」など幅広いジャンルを一冊で網羅してくれています。

さらに私がこちらの本をお勧めする理由は、説明に使用される言葉が非常にやさしいことです。

本当に金融の知識がない方の視点を考えたうえで書かれた本だなと読んで実感しました。

当時金融の知識が全くなかった私が読んでもすんなり理解できたので間違いありません(笑)

「とりあえず金融について学びたいけどどの本を買えばいいのかわからない」というかたには「〔入門〕金融の仕組み」がお勧めです。

金融の基本とカラクリがよ~くわかる本

2冊目は久保田博幸さんの「金融の基本とカラクリがよ~くわかる本」です。

こちらの本も「[入門]金融の仕組み」と同様に金融に関する幅広いジャンルが一冊に網羅されています。

図がふんだんに使用されているのでとても見やすいのが特徴です。

ただ「[入門]金融の仕組み」と比べるといきなり多くの専門用語が出てくるように感じました。

ある程度の知識を持った方が読むとすんなりと読めると思いますが、全く知らない人が読むといきなり専門用語が出てきて少し苦労しそうな感じがあります。

実際私はこちらの「金融の基本とカラクリがよ~くわかる本」を一番最初に読みました。

しかし1周しただけでは完璧には理解できませんでした。

そこで気分転換に1冊目の「[入門]金融の仕組み」を読んだところ、すんなりと理解できました。

その後再度「金融の基本とカラクリがよ~くわかる本」を読むとスムーズに理解できました。

金融の基本とカラクリがよ~くわかる本」は図がたくさん使用されているので理解ができるとこちらのほうが読んでいて楽しいです。

したがって私個人のお勧めとしてはまず「]入門]金融の仕組み」を読んで、その後に「金融の基本とカラクリがよ~くわかる本」を読むことです。

この2冊を読めば金融についての基本的な理解はできると思います。

2.中級

次に中級です。

初級でご紹介した本で金融の基本的な内容について理解できるので、ここでは実際に投資の対象となる商品についての解説本をご紹介します。

こちらでご紹介するのは3冊です。

ここで紹介する3冊はすべてファイナンシャルアカデミーから出版されている本です。

ファイナンシャルアカデミーは、資産形成やお金の管理、投資などお金に関する教養を教えるスクールを運営している会社です。

ちなみにこちらの体験学習会に参加すると、ファイナンシャルアカデミー代表の泉正人さん著の「お金の教養」を無料でもらえます。

こちらの本もお金について学ぶにはとてもいい本です。

過去の記事でも紹介しているので、ご興味のある方は合わせてご覧ください。

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

2017年12月13日

 

ちなみにこちらの体験学習会には私も参加しました!

 

ファイナンシャルアカデミーはスクールで教えるだけでなく、本の出版も積極的に行っています。

そんな中からお勧めする3冊をご紹介します。

株式投資の学校[入門編]

1冊目は「株式投資の学校[入門編]」です。

タイトルの通りですが、こちらの本では株式投資について紹介されています。

投資をしたことない人向けに書かれた本ですので、専門用語は極力少なく、だれにでも読みやすい内容となっています。

内容としては、かなり実践的な内容も含んでおり、これを読むと「少し自分でもやってみようかな」とさらなる勉強意欲を掻き立てられます。

私自身もこの本で紹介されている内容の一部を今でも株式投資に利用しています。

「株式投資に興味はあるけどどうすればわからない」という方にはこちらがお勧めです。

株式口座の開き方や、税金に関する内容もカバーされているのでとても親切です。

株式投資の学校[ファンダメンタルズ分析編]

2冊目は株式投資の学校[ファンダメンタルズ分析編]です。

お察しの通り、こちらは1冊目の「株式投資の学校[入門編]」の続編です。

こちらの本では1冊目より株式投資に関するファンダメンタルズ分析について詳しく紹介されています。

「ファンダメンタルズ分析って何ぞや?」と思う方も多いかもしれませんので簡単に解説しておきます。

株の分析というと、その分析方法は大きく分けて2つあります。

テクニカル分析ファンダメンタルズ分析です。

テクニカル分析は株価のチャートを見て行う分析です。

トレーダーさんはグラフを見て様々な指標を駆使して難しい分析をしています。

これががテクニカル分析です。

一方で、ファンダメンタルズ分析とは、企業の財務諸表や市場トレンドなどを利用した分析のことを指します。

テクニカル分析と比べると長期投資向けの投資に重要となる分析です。

 

長期投資向けの投資とさらっといいましたが、トレードスタイルにもいくつかの種類があります。

数分以内にトレードを完了するスキャルピング、一日の中でトレードを完了するデイトレード、数日から数週間でトレードを完了するスイングトレード、数週間~数か月間でトレードを完了する中期トレード、数か月~数年間(あるいはそれ以上)でトレードを完了する長期トレードがあります。

こちらで紹介されている本では中期投資や長期投資を紹介しています。

一般的に、トレード期間が短くなるほどテクニカル分析に重きを置き、長くなるとファンダメンタルズ分析に重きを置く傾向があります。

したがってテクニカル分析も重要ですが、中~長期投資となるとそれ以上にファンダメンタルズ分析が重要になります。

私としてもトレード期間がある程度長い中期トレードや長期トレードをお勧めします。

理由は単純で、精神的ダメージが少ないからです(笑)。

トレード期間が短いと画面に張り付いて常に株価をチェックし、乱高下するたびにハラハラドキドキします。

これでは普段仕事をしている人には不可能ですし、仮にできたとしても日々株価を意識しながらの生活になります。

これは正直疲れます。

一方で、トレード期間が長いと、株をいったん所有したらそれを売却するのは数か月から数年後です。

したがって一日ごとの値動きにあまり気をはる必要はありません。

長い期間を経て最終的に利益が得られればいいのです。

そうなるとグラフ上で分析するテクニカル分析よりも、企業の業績や市場トレンドなどの分析・把握が重要になってくることは想像がつくかと思います。

ちなみにファイナンシャルアカデミーからテクニカル分析についての本も出版されているようです。

私もまだ読んだことありませんが、参考までにのせておきます。

外貨投資・FXの学校[入門編]

3冊目は「外貨投資・FXの学校[入門編]」です。

こちらもファイナンシャルアカデミーから出版されている本です。

これまでの株式投資の本とは異なり、こちらの本では外貨投資・FXについて紹介されています。

外貨投資・FXとは、為替を利用した投資のことを指します。

簡単な例として、ドル円のレートをあげます。

海外旅行に行く際には必ず日本円を外貨に換金する必要があります。

アメリカに行くのであれば、これはその時によって為替レートが異なるので、1ドル100円の時もあれば120円の時もあります。

外貨投資・FXは、これらの為替レートの変動を利用して利益を狙う投資方法です。

例えば1ドル100円の時に1万ドル(100万円)換金してドルにします。

月日がたって1ドル120ドルになったときに日本円に換金すると1万ドルは120万円になります。

つまり20万円の利益が出たことになります。

外貨投資・FXはこのように利益を狙って投資をします。

もちろん1ドル80円になるば20万円の損失になります。

 

他にも外貨投資・FXには、金利の高い外貨に換金して金利収入を得る方法もあります。

日本の金利は限りなくゼロに近いですが、海外には高金利を維持している国も少なくありません。

人気の投資先としてはオーストラリアがあげられます。

2018年6月時点のオーストラリアの政策金利は1.5%です。

つまり100万円分預けておけば毎年15000円ずつ自動的に増えていきます。

(※実際にはレートが変動するので円換算した場合の金利は異なります。)

日本の銀行に預けておくよりはるかにお得であることがわかるかと思います。

しかし外貨投資・FXは世界の政治・経済状況や景気などたくさんの影響を受けるので株式投資に比べると少し難易度が高くなります。

本書では、初めて外貨投資・FXをしたいと思っている方に向けての本ですので、為替の基礎(為替レートとは何か等)から口座の開き方、テクニカル分析の手法など基本的な内容をすべて網羅するように構成されています。

これからやってみようと思う方には一番の本です。

 

その他にもファイナンシャルアカデミーからは投資やお金に関する本を多数出版しています。

ご興味がある方はぜひご覧ください。

さらにファイナンシャルアカデミー代表の泉正人さんの本もとてもお勧めです。

3.上級

さて、最後に上級編です。

ここでは、中級で紹介した本を読んで、さらに金融についての知識を深めたいを思う方にお勧めする本を3冊ご紹介します。

いずれも日本実業出版社から出版されている本です。

1冊の内容がとても深く、知識をさらに強化することができます。

本当にわかる株式相場

1冊目は土屋敦子さんの「本当にわかる株式相場」です。

こちらは株式相場についてファンダメンタルズからテクニカル分析、さらにはヘッジファンドの投資戦略まで幅広い内容がカバーされています。

本書内では少し専門的な内容が出てきますが、これらについてはいずれも初級編でご紹介した内容を理解していればつまづくことなく読み進められると思います。

さらには株式市場のシステム的なメカニズムについても紹介しているので、実際のトレーダーがどんな戦略をたててどのようにトレードを行っているのかを知ることができます。

現役のヘッジファンドマネージャーの方が書かれた本なので内容にはとても説得力があります。

「株式投資をしたけど知識が足りない気がする」、「しっかり勉強してからトレードをはじめたい」と思う方にはお勧めです。

本当にわかる為替相場

2冊目は尾河眞樹さんの「[新版]本当にわかる為替相場」です。

著者の尾河はテレビ東京のモーニングサテライトに解説者として出演されています。

こちらは1冊目の「本当にわかる株式相場」の為替相場バージョンです。

外貨投資やFX向けの内容で、初級編・中級編で紹介した本よりもより深い内容です。

特に経済指標(失業率、CPI、GDPなど)と為替相場の関係などはとても面白いです。

経済が動くと為替相場がどのように動くか、いかにそれらが密接に連動しているかが理解できます。

この本を読むと、経済指標が動くと為替にどのように影響するのか、国の政治状況によって為替がどのように動くのかが理解できるようになります。

本当にわかる債券と金利

最期にご紹介するのは大槻奈那さんの「本当にわかる債券と金利」です。

債券と聞くとあまりなじみのない方も多いかもしれません。

よくテレビのニュースで金利(10年債利回り)について報道していますが、これは債券の金利を指しています。

債券はおもに金融機関や会社、政府系ファンドなどの間でやり取りされ、一般の人が触れることはあまりありません。

(購入することは可能です。)

あまり一般にはなじみはなくても、債券は経済や政治と密接な関係にあります。

さらには株式相場や為替相場との相関も非常に強いのです。

これらの相場を把握することでリーマンショックも予測することもできたといわれているほどです。

すなわち債券相場についての理解を深めておけば、その他の株式相場や為替相場の分析に活かすことが出来るのです。

 

さらに、日銀の黒田総裁が発表した「イールドカーブコントロール」や「量的質的金融緩和」と聞いてすぐに理解できる方はどれくらいいるでしょうか。

正直、私は初めて聞いたときはちんぷんかんぷんでした。

しかしこの本を読むとそれらの意味することが分かるようになります。

さらに世界の債券市場が動くとこれからどうなるだろうとか、何が原因でこのような動きをしているのか考えられるようになります。

あらゆるファクターが連動していることが理解できれば今後の動きを独自に予測することも可能になります。

そのためにも、一見別の世界に存在するように感じられる債券についても理解しておくことに大きなメリットがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでは、これから金融について勉強しよう・したいと思う方々へお勧めする本を私が独断で選択してご紹介しました。

特に人生100年時代といわれる今日の状況では、政府や会社だけに頼らずに自ら資産形成について考えておくことはとても大切です。

その資産形成の手段となる一つは金融商品の取引です。

金融商品を知識なしで取引するとかなりの確率で損をします。

しかし、正しい知識を身につけて取引をすると上手に資産形成する手段となります。

そのためにはぜひ、まず金融に関する基本的な知識をしっかりと身につけることが大切です。

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