お金の教養

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

2017年12月13日

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選 ということで、ここではお金の知識を身につけるためにおすすめする本を3冊ご紹介します。

お金の知識といわれてもピンとくる方は少ないと思います。

ここでいうお金の知識とは、お金の歴史や専門的な経済学や金融工学のことを指しているわけではありません。

お金の特性を利用することでお金を上手に使い、運用するための知識です。

一昔前の日本とは違い、現在の日本は将来に対する不安がとても大きくなっています。

一昔前の日本とは、終身雇用が約束され、現金を銀行に預けておけば知らぬ間に金利でお金が増え、老後は年金を受け取って安定的な生活を送れる時代を意味します。

高度成長期に働き盛りであった方たちはこのような社会構造の中育ってきました。

しかし、現在の日本経済は全く異なるものとなっています。

つまり、昔のような考え方で生きていると、これから起こる社会の変化に対応できなくなります。

自分の身は自分で守るためにもお金の知識を身につける必要が不可欠であると私は考えています。

ここでは、最初になぜお金の知識を身につける必要があるのかについてお話し、そのあとにお金の知識を身につけるためにおすすめする本3選をご紹介します。

 

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

なぜお金の知識を身につける必要があるのか

・年金はあてにならない

お金の知識を身につける必要がある理由の一つ目は年金はあてにならないということです。

一昔前の日本は、終身雇用が約束され、現金を銀行に預けておけば知らぬ間に金利でお金が増え、老後は年金を受け取って安定的な生活を送れる時代でした。

60歳で引退して後は年金を受け取って安泰です。

しかし、現在の日本はバブル崩壊以降経済は低迷、終身雇用は昔の形態となりつつあり、少子高齢化が進行し、年金のやりくりは年々困難になっています。

数十年前までは日本の超優良企業といわれた大企業でさえ、最近では経営が危ぶまれるなど、繁栄していたかつての日本の姿はもうありません。

さらには国の抱える借金は1000兆円を超え、今でも増え続けています。

我々の世代(ミレニアル世代といわれます)が引退するころにはどうなっているのでしょうか。

年金給付開始日は今後遅くなっていくことでしょう。

60歳から65歳、70歳、最終的には年金を受け取る前に亡くなっていく方もいるのではないかと思うくらい、我々が年金を受け取り、安定した老後生活を送ることができるのか不安でなりません。(不可能であると私は思っています。)

 

そもそも日本で年金制度の歴史は1961年までさかのぼります。

1961年に国民年金制度が発足しました。

その後改定を繰り返し、1985に基礎年金制度が創設されました。

こちらの資料によると、国民年金制度発足時(1961年)の日本の平均寿命は、男性で66.03歳、女性が70.79歳です。

つまり年金受給期間は男性は6年ほど、女性は10年ほどということになります。

それが今ではどうなっているでしょうか。

厚生労働省の2016年のデータによりますと、2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳女性が87.14歳です。

年金受給開始は65歳となっているため、受給期間は男性で15.98年、女性は22.14年です。

約2倍です。運用が厳しくなるのも当然です。

平均寿命の伸びに加え、少子高齢化も大きく影響します。

こちらの資料の「2-1人口の推移と将来人口(エクセル:41KB)」によると、日本国民全体に占める生産年齢人口(15~64歳)の比率は昭和35年(1960年)の64.1%から平成27年(2015年)には60.7%になっています。

たった数%と思うかもしれませんが、今後さらに深刻化することは明らかです。

それはほかの人口構成比を確認すればすぐにわかります。

1960年から2015年にかけて年少人口(0~14歳)と老年人口(65歳以上)は次のように推移しています。

年少人口:30.2% → 12.6%

老年人口:5.7% → 26.6%

今後ますます年金の運用が困難になることは火を見るよりも明らかです。

したがって自分でお金の知識を身に着け資産形成する能力が不可欠になります。

・銀行にお金を預けるとお金は減る

2つ目の理由は銀行にお金を預けるとお金が減るということです。

これはどういうことでしょうか。

お金が減るわけないと思う方も多いかと思います。

もちろん額面ではお金は減りません。

超低金利ですが、預金金利はプラスなのでわずかながら毎年増えていきます。

問題になるのはお金の価値です。

日本はバブル崩壊後から長期にわたってデフレ経済が続いてきました。

 

デフレとは、デフレーション(Deflation)の略で、お金の価値が上がること、あるいは物価が下がることを意味します。

わかりにくいので簡単な例を考えています。

複雑にならないように極限までに単純化してご説明します。

 

例えば、毎年1%のデフレであるとします。

この場合、今年は100円で買えたリンゴは翌年は99円になっていることを意味します。

つまり今年は100円でリンゴを買うとぴったりですが、翌年同じリンゴを買うと1円のお釣りが発生します。

これは物価が下がっているからであり、裏を返すとお金の価値が上がっているという意味になります。

お金の価値が上がっていると聞くとなかなか理解しづらいかもしれませんのでもう少し解説します。

これまでの内容を式で示すと以下のようになります。こちらで理解しやすいかと思います。

今年:100円 = リンゴ1個

翌年:100円 = リンゴ1個 + 1円

このように同じ100円でも翌年にはリンゴ一個と1円の価値になるのでお金の価値が上がったと捉えることができるのです。

 

デフレの反対語はインフレです。

インフレは、インフレーション(Inflation)の略で、お金の価値が下がること、あるいは物価が上がることを意味します。

先ほどと同じ例で考えてみます。

毎年1%のインフレであるとします。

この場合、今年100円で買えたリンゴは翌年には101円になっていることを意味します。

今年:100円 = リンゴ1個

翌年:100円 = リンゴ1個 - 1円

つまり今年100円で買えたリンゴは翌年買えなくなります。

同じ100円でも買うことができなくなるため、物価が上昇しているということはお金の価値が下がってるとも言えます。

 

さて、インフレとデフレの説明をしましたが、これが銀行の預金と何が関係するのでしょうか。

この記事を書いている2017/12/3現在のみずほ銀行の預金金利は0.01%です。

つまり、100万円をあずておくと翌年には100円の利息を受け取ることができます。

そして現在の日本の経済はデフレを脱却し、2%のインフレターゲットを達成しようとしています。

このために日銀総裁の黒田さんが大規模な金融緩和を実施し、急激な円安が進んだことは記憶に新しいと思います。

この緩和政策により目標のインフレターゲットが達成されたかどうかはさておき、実際に2%のインフレが実現すると何が起こるでしょう。

2%のインフレなので、先ほどの例でいうと、今年100円であったリンゴは翌年102年になっています。

一方、銀行の預金金利は0.01%です。

100円を銀行に預けても翌年は100.01円にしかなりません。

つまり「インフレ率>銀行の預金金利」の状態で銀行にお金を預けておくと、今年変えたものの一部は翌年買えなくなることを意味します。

これは、預金金利でお金が増えるスピードよりもお金の価値が下がるスピードのほうが大きいためです。

このため、インフレの影響を受けなくするためには年間2%以上の利益を生み出すことが必要になります。

現在の銀行預金では不可能な数字です。

このために、お金の知識を身に着け、お金を上手に運用する能力が必要になります。

 

ちなみにこの記事を書いている2017/12/3の直近のインフレ率はどうなっているか見ておきましょう。

インフレ率を判断する指標としてCPI(消費者物価指数)と呼ばれるものがあります。

総務省統計局のホームページによるとCPIは次のように説明されています。

消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。 すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成しています。 指数計算に採用している各品目のウエイトは総務省統計局実施の家計調査の結果等に基づいています。 品目の価格は総務省統計局実施の小売物価統計調査によって調査された小売価格を用いています。 結果は各種経済施策や年金の改定などに利用されています。

こちらの指数の直近の値を確認しておくと、2017年10月のCPIは前年同月比で+0.2%です。

すなわち、2016年の10月と比べて0.2%のインフレであるということになります。

日銀が目標としているインフレターゲットの2%には及びませんが、銀行の預金金利よりも高いことは明らかです。

つまり、現在銀行に預けているお金は毎年価値が目減りしているものとみなすことができます。

・学校では教えてもらえない

3つ目の理由は、お金の知識は学校では教えてもらえないということです。

日本ではお金に関する話をあまりしない文化があります。

お金の話をしていると人によってはすこしいやらしく聞こえることもあります。

これは当然です。

日本の学校ではお金に関する知識はほとんど教えてもらえないからです。

因数分解やら漢文やら一般の生活では全く役に立たないことは必死に教えているのにも関わらず、お金の知識は全くといっていいほど教えません。

義務教育であるならば将来役に立つ知識を教えるべきです。

日本の教育への文句はさておき、大事なことは学校では教えてもらえないので自分で学ぶ必要があるということです。

お金に関する知識は早く学ぶに越したことはありません。

身に着けた段階で、すぐに行動を起こすことができます。

そして今後、何かしらの変化が起きた場合にも柔軟に対応したり考えたりできるようになります。

今のご時世、国を頼って生きていくことは難しいです。

自分の身は自分で守れるようにするためにも、お金の知識を身につけることは必須であると思います。

 

お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

ここまでで、なぜお金の知識を身につける必要があるのかについてご説明しましたが、実際には何を学べばいいのでしょうか。

一言でいれば「今銀行にあるお金をより有効に運用するための知識」であるといえます。

ここから紹介する3冊の本はお金に対する考え方を根本的に変えてくれます。

これら3つの本で共通して伝えようとしていることは、「お金を使う側のみでなく、お金に自分のために働いてもらう」ことを学ぶべきであることを訴えています。

お金に自分のために働かせるとはどういうことでしょうか。

 

一番わかりやすい例として、株式を考えてみます。

株を購入するとは、その会社の持ち主の一員になることを意味します。

上場している株式会社の株はたくさんの投資家によって保有されています。

つまり株式会社はこれら株式を保有している人全員が持ち主ということになります。

株式会社はこのお金を使って事業を起こしてお金を稼ぎます。

そして得られた利益は株主に還元されます。

つまり、株式を購入し、会社はわたったお金を用いて事業を行い、そこから生まれた利益を持ち主に還元するという流れになります。

これはまさに、自分が投資したお金が事業で利益を生みだし、自分のところに帰ってきたとみることができます。

これがお金が自分のために働いて稼いできているようなものです。

投資とは従業員(投資金)を派遣し、そいつが働いて稼ぎ(配当金)を持って帰ってくるとう流れで、出稼ぎに出しているようなイメージです。

ここから紹介する3冊の本はこのようにお金に対する考え方を、使う側から自分のために働かせる側にシフトすることの重要性を説明してくれています。

それでは順番にご紹介します。

・「金持ち父さん貧乏父さん」byロバート・キヨサキ

1冊目はロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」です。

間違いなく、これが一番有名な本です。

著者のロバート・キヨサキさんはハワイに住む日系アメリカ人です。

本自体はとても古く、日本での初出版は1997年です。

20年経った今でもお勧めされる本はそうありません。

 

この本は著者が幼少期に出会った2人のお父さんのことについて紹介しています。

一人(貧乏父さん)は給料が増えても常にお金に困る生活が続き、もう一方(金持ち父さん)はお金が増えると自由な時間がどんどん増えて最終的にはハワイで有数の大富豪になります。

これら2人のお金に対する考え方の違いをわかりやすくまとめています。

 

そしてこの本で初めて「不労所得」という言葉が生まれたともいわれています。(諸説あるそうですが)

英語ではPassive Incomeと表記されているので不労所得とは少しニュアンスが異なりますが、訳では不労所得という言葉が使用されました。

私もお金の知識を身につけるために最初に読んだ本がこの「金持ち父さん貧乏父さん」です。

様々な方々にお勧めされたのですが納得です。

初めて読んだときは衝撃的でした。

これまであったお金に対する知識がひっくり返されました。

とりあえずどれから読めばいいのかわからないという方には間違いなくこちらの本をお勧めします。

 

また、金持ち父さん貧乏父さんでは財務諸表に関する知識も学ぶことができます。

財務諸表とは、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、損益計算書の3つが有名です。

専門的な言葉ですが、本書の中ではとても簡潔化されてわかりやすく説明されています。

 

金持ち父さん貧乏父さんは様々なシリーズがあります。

上記の本が面白いと思われた方はこちらもお勧めです。

もう少し詳細な説明がなされています。

金持ち父さん貧乏父さんシリーズの残念なポイントはKindle版がないということです。

なぜKindle版が発売されないのかについては謎です(笑)

・「お金の教養」by泉正人

2つ目におすすめする本は、泉正人さんの「お金の教養」です。

こちらの本は表紙は異なりますが、Kindle版もあります。

この本も金持ち父さん貧乏父さんと似たようなことを説明しています。

本自体がコンパクトなので、金持ち父さん貧乏父さんを読むのはしんどいと思うわれる方はこちらから読んでもいいかもしれません。

内容は著者が若いころに出会った富裕層の方から教えられたことがまとめられています。

学んだことをコツコツと実践し、現在著者の泉さんは教わった知識を広めるためにファイナンシャルアカデミーを設立し、お金の知識を広めるために、お金について学べる学校を設立しました。

ご本人も複数の不動産を所有し、かなり裕福な方になっています。

私もこちらの無料講座を受けてみましたが、株式投資やFX、不動産投資、お金管理等、役だつコースがたくさん用意されていました。

学校は東京、大阪、ニューヨークの3校あります。

Webによる動画で無料レッスンを受けることも可能です。

しかし、私はスクールにいって受講することをお勧めします。

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・「トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」」by俣野成敏、中村将人

最後にご紹介する本が、俣野成敏さん、中村将人さんによる「トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」」です。

こちらの本も上記2冊と同様に、著者が自身の経験を通して学んだお金に関する知識やお金に対する考え方がまとめられています。

こちらもKindle版あります。

日本経済新聞社出版なので信憑性があります。

こちらの本については上記2冊とは異なり、背景として現状の日本の社会事情についても少し突っ込んでいるのでそちらも合わせて知りたいという方にはこの本がおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここではお金の知識を身につけるためにおすすめする本3選を紹介しました。

また、なぜ今お金の知識を身につける必要があるのか、その理由についてもご紹介しました。

これからは国に頼ることなく、自分の身は自分で守る必要があります。

そのためにはお金の知識を身につけることは必須です。

ぜひこの機会に一冊手に取って読んでみてください。

お金をかけたくないという方はファイナンシャルアカデミーの無料講座に参加して本をゲットしましょう(笑)

ただし会場で講座を受けなければ本はもらえませんのでご注意ください。

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