ポジティブチェンジ~自分を変える5週間トレーニング~

ポジティブチェンジ~自分を変える5週間トレーニング~ では、前回、前々回に引き続き、DaiGoさんの「ポジティブチェンジ」をご紹介します。

そして今回が「ポジティブチェンジ」の最後の記事となります。

過去2回の記事では、なぜ多くの人が自分を変えようとして失敗するのか、自分を変えるために有効な7つのスイッチについてご紹介しました。

効果的に自分を変える方法を知るためにまず失敗する原因を理解し、次に具体的な有効な方法を学びます。

ポジティブチェンジ~人生を変える7つのスイッチ~

2018年5月19日

「ポジティブチェンジ」~なぜ自分を変えようとしても失敗するのか~

2018年5月12日

そして最後にこれらの知識を活かして実際に自分を変えるために有効なトレーニング方法を本書では紹介しています。

私自身も実践していますが、続けていると自分の口癖や行動、考え方にも変化が起こっているのを感じます。

やっぱり私DaiGoさんの考え方大好きです。

何よりご本人自身も相当な勉強家であることもとても尊敬します。

 

さて、ここまでで多くの人が自分を変えようとして失敗すること、さらには自分を変えるために3つの鉄則、人生を変えるための7つのスイッチをご紹介しました。

ここでは、これまでの内容を応用した自分を変えるためのプログラムをご紹介します。

本書では、5週間で自分を変えられるといっています。

さすがに事細かには伝えられないのでさくっとしたご紹介にとどめておきます。

5週間プログラムは1週間単位で5つの課題が課せられています。

それぞれについて簡潔にご紹介します。

ポジティブチェンジ~自分を変える5週間トレーニング~

ポジティブチェンジ~自分を変える5週間トレーニング~

1週目:「A4の紙に自分を書き出す」

まず最初にやることは自分自身について知ることです。

そもそも自分がどういう性質なのかを知っておかなければ具体的な行動に落とし込むことはできません。

DaiGoさんの本を読んでいると、DaiGoさん自身が非常に論理的な思考の持ち主であることがうかがえます。

したがって紹介されているプログラムもその内容や根拠は非常に納得させられます。ホント尊敬!

 

さて、話がそれましたがここでやることは非常に単純です。

A4の紙一枚に現在の自分とこれからの自分を書き出すだけです。

難しく考える必要はありません。「現在の自分」は、現在の自分が持っている属性を書き、それを全部逆にしたものを「これからの自分」に書いていくだけです。

ここでは難しい話抜きにとにかく思いつく限りのものを書き出します。

そしてそれらを正反対にしたものを隣に書いていくのみです。

「属性を逆にするなんでどうやればできるんだ」などの理由や方法を考える必要はありません。

それを考える時点で人間はやらなくていいように考えていきがちです。

前前回の記事でもご紹介しましたが、人間は変化を嫌う生き物です。

したがって「これから何か変化を起こそう」などと考えるとどうしても変化しなくて済むように考えてしまう傾向があります。

ここでは難しい理由や方法を考えることは一切放棄します。

ただ思いつくがままに自分の属性を書き出すのみです。

 

さて、リストがだしきれて、はじめてここで具体的な方法を考えていきます。

ここのポイントは出来るだけ具体的な方法を書き出すことです。

すぐに行動できるレベルのものが望ましいです。

あまり抽象的な内容だといざやろうとなってからまた考え始めて結局やらなくなってしまいます。

 

簡単な例をあげますと、

「今の自分」:人見知り

「これからの自分」:社交的

「方法」:人前で話す練習をする、多くの人と話す、授業で発言する、学級委員長になる、会議で発言する、人と話す機会を増やす、初対面の人と話す機会を増やす、友達と会うときの合計人数を増やす、スーパーのレジで「ありがとう」と言葉で使える、店で店員さんに話しかける(場所がわかってても聞いてみる)

あえてここでは方法をいっぱい出してみました。

どれが具体的で今日から実際に行動に移しやすいかなんとなくわかりますよね。

人前で話すなどは、まずその機会を作るのも難しいですし、人見知りの人にとってハードルが高いです。

一方でスーパーのレジで「ありがとう」と言葉で伝える、店員さんに聞いてみるなどは今日からでも実行できます。

初対面の人と話す機会を増やす、はなかなかハードルが高いですが、スーパーの店員さんならすぐに実行できます。

 

このように今の自分とそれと正反対のこれからの自分、そしてそれを実現するできるだけ具体的な方法を紙に書きだすことが最初のトレーニングです。

ちなみにDaiGoさん自身はこの方法を中学時代に使って苦手だった勉強を克服し成績を大幅に上げたそうです。

2週目:「『新しいこと日記』をつける」

次のトレーニングは日記をつけることです。

それもただの日記ではなく、新しいこと日記をつけることです。

日記といってもメモ書き程度でもOKです。

ちゃんと書こうとすると長続きしなくなってしまいますので。

「新しいことってなんだ」と思われるかもしれませんが、ここで役立つのが最初に書き出した紙です。

一番手っ取り早いのはこの紙に書いた具体的な方法を実践することです。

実践出来たら毎日日記に記します。

「今日はスーパーの店員さんに小麦粉の場所を聞き出せた」とか些細なことでも全く問題ありません。

ましてや今までは意地でも自力で探していたのに店員さんに話しかけて場所を聞き出すことができたとなれば大きな変化です。

 

その他、「今日は最寄り駅の一つ前の駅から歩いて帰った」「はじめて自分でラザニアを作った」などなんでも構いません。

とにかく新しいことをしたら日記につけていきます。

 

この日記をつける効果としては、日記をつけ始めると「今日はどんな新しいことをしようか」と考えて行動するようになることです。

そして日記を書いて、実践した新しいことを振り返ると満足感が得られさらにやる気を加速させます。

3週目:「『めんどくさい』を行動のサインにする」

3つ目のトレーニングは「めんどくさい」を行動のサインにすることです。

新しいこと日記をつけ続けると、新しいことをすることへの抵抗が減ってきます。

ここまでくるとかなり自分が変わっていることが実感できるかもしれません。

 

その次のステップとして紹介されているのが「めんどくさい」を行動のサインにすることです。

人間は同じ行動を続けるとそれに慣れて自然と習慣化していきます。

これを利用してめんどくさいと思った瞬間に行動するようにこころがけるのです。

メール返信が「めんどうくさい」と感じた瞬間メールソフトを立ち上げる。

軽費精算が「めんどうくさい」と感じたら即、デスクの上に領収書をぶちまける。

お店の予約が「めんどうくさい」と思った直後に、携帯で居酒屋に電話をかける。

ゴミを拾うのが「めんどうくさい」と感じると同時にゴミを拾う。

めんどくさいを行動のスイッチにするとそれがだんだんと習慣化していきます。

人間の脳は、基本的に「徐々に最適化されていく」という性質を持っています。

こうして今まではめんどくさくてやらなかったことを、行動のサインとすることで、どんどん行動しやすい自分へと変化していきます。

4週目:「『超恥ずかしいこと』をする」

4つ目のトレーニングは「超恥ずかしいこと」をするです

こちらもDaiGoさん自身が学生時代に実践して効果があったそうです。

そしてDaiGoさん自身が実際に行った行動が本書でも紹介されています(めっちゃ恥ずかしいですw)

 

このトレーニングの目的は心を鍛えることです。

積極的に「超恥ずかしいこと」をしてしまうことによって、たとえ大失敗をしてもどうということはない、ということを自分にわからせるわけです。

恥ずかしいことをして場慣れしていって最終的に心を鍛え上げるということです。

これは筋トレと似ています。

筋トレをすると筋肉痛が起こります。

これは筋肉が傷ついてる状態で、時間とともに修復されると同時に傷つく前よりも少し強くなります。

これを繰り返すことで筋肉は発達していきます。

心も同じです。

「筋肉が傷つかなければ強くならないのと同じように、あなたの心も傷つかなければ強くならない。痛みを乗り越えた先に、あなたは、今よりもはるかに強い心を手に入れることができる。」

やや体育会系的な発言ですがその通りですね(笑)

こうして心を鍛えていくことで新たな行動を起こすときに感じる抵抗が減るようになります。

そうすれば今までよりも簡単に行動に移せるようになるのです。

これまでよりも大胆な新しいことでも行動に移せるようになります。

したがって4つ目のトレーニングは「超恥ずかしいこと」をするです

5週目:「敵を利用する」

最後のトレーニングは「敵を利用する」です。

これはどういうことかといいますと、苦手な相手や物にたいしてどう行動するかということになります。

通常ならなるべく接触しないようにするかもしれません。

本書では、この苦手な相手や物を利用して利益を出そうかと考えることを紹介しています。

つまり、「こいつを利用してどういうふうに利益を上げてやろうか」と考えるのです。

さらに17世紀の有名な修道士、バルタサール・グラシアンの言葉を引用しています。これ私自身が結構好きな言葉です。

「愚者が友人を利用する以上に、賢者は敵を有効に活用する」

「なるほど」と思いますよね。

 

このトレーニングの最大の目的は、ネガティブな物事に対する考え方の変化です。

そして、もう一つなのは、「敵を利用する」ことによって、ネガティブな物事への価値を見いだす行動のクセがつくということ。

(中略)

敵さえも利用する、という姿勢は、目的のために与えられている現状を利用するという積極性、目的論的な考え方、行動を養ってくれるのです。

敵を切り捨てても得られる利益は全くありませんが、利用するとなれば、「何も利益がない」という人や物はほとんどないと思います。

そしてそこから価値を見出す力も非常に重要になってきます。

本書ではここでも最初のトレーニングと同様に紙に書き出すことを勧めています。

つまり苦手な人や物を紙に思いつく限りすべて書き出すのです。

これは人に見られたら非常にまずいことになるので厳重に管理してください(笑)

書き出したらそれぞれどのように利用できるのかを考えていきます。もちろんなるべく具体的に書くことが望ましいです。

書き出したら行動あるのみです。

普通なら苦手な人や苦手なものに向かい合うのはかなりのエネルギーを消費し、敬遠しがちです。

しかし、ここまでのトレーニングですでに多くの変化を実感し、心も鍛えられているはずです。

となると行動に移すことはそれほど難しくはないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

前々回から3回にわたってDaiGoさんの「ポジティブチェンジ」をご紹介しました。

多くの人が自分を変えようとして失敗すること、さらには自分を変えるために3つの鉄則、人生を変えるための7つのスイッチ、自分を変えるためのトレーニングをご紹介しました。

DaiGoさん「ポジティブチェンジ」は、今日からでも実践できるくらい具体的なメソッドまで落とし込まれていること、これまで別のメディアで紹介されてきた方法でなぜ多くの人が失敗するのか、についてとても明瞭にまとめられており、読み終わったその日から「よし、やってみよう」を思わせてくれる内容です。

この記事では紹介しきれていない部分もまだまだたくさんあるのでご興味を持たれた方はぜひ本書を読んでみてください。

本書を読むと、DaiGoさんが実際に実践した「超恥ずかしいこと」や自分を変えてきた実体験も知ることができます。

今のDaiGoさんから想像もつかない過去についても知ることができます。

ぜひ読んでみてください。

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