【英語を多読して英語脳を鍛えよう!】英語学習に洋書を勧める理由!【初心者におすすめの洋書もご紹介】 では、僕が英語学習に洋書を読むことを勧める理由と、初心者におすすめの洋書をご紹介します
突然ですがみなさん、洋書を読んだことはありますでしょうか?
僕は、大学生の頃から洋書を読みはじめ、今でも洋書を読むことを習慣としています。
実際には楽しく本を読んでいるだけですw
もともと読書が好きなので、洋書に慣れるとむしろ楽しくて仕方がありません。
洋書を読むということは、ネイティブの方々が読んでいる本と全く同じものを読むことを意味します。
ハードルがすごく高いように感じるかもしれませんが、 本の選択を誤らなければ無理なく続けることができます。
そして何より洋書を読むことで英語に慣れることができます。つまり英語脳を鍛えることができます。
このメリットがとても大きいんですね。
英語脳を鍛えることできれば、英語で物事を考えられるようになるので、英会話の時に日本語から英語に訳す作業が不要になります。
もちろん、ここまでたどり着くには時間がかかりますが、習得することができれば絶大なメリットを受けられます。
ということで、ここでは英語学習に洋書を読むことを勧める理由と、洋書の選び方のコツ、さらには初心者におすすめの洋書をご紹介します。
ここでご紹介する洋書は全て僕が実際に読んだものです!
目次
【英語を多読して英語脳を鍛えよう!】英語学習に洋書を勧める理由!【初心者におすすめの洋書もご紹介】
1. 英語学習に洋書を読むことを勧める4つの理由!
まずは英語学習に洋書を勧める理由についてご紹介します。
僕が思うに、洋書を読むメリットは以下の4つがあげられます。
- 英語を英語で理解できるようになる
- 速読力+単語力が向上する
- 慣れると圧倒的に面白い
- (おまけ)電車とかで読むとドヤ顔できるw
1. 英語で英語を理解できるようになる
1つ目のメリットは 英語を英語で理解できるようになる ことです。
普段英語を勉強するときは英語と日本語を行き来しながら学ぶことが多いと思います。
しかし、洋書を読むことは英語を英語で理解しなければなりません。
わからない単語が出るたびに意味を辞書で調べて、一文一文日本語に訳して読み進めることももちろん可能ですが、おすすめできません。
時間がかかりすぎてしまい非常に非効率です。
洋書を読むときは、日本語に変換せず、英語のまま読み進めることをお勧めします。
慣れてきたら、新しい英語を聞いた時も英語で意味を推測できるようになります。
どうしてもわからない単語がでて意味を調べたいときは英英辞典を使って、英語でその単語を理解しましょう。
英英辞典を使うと最初は理解に時間がかかります。
単語を調べることを避けるためには本の選択が重要です。
つまり難しすぎる本を選ぶと難解な単語が多すぎて読むのに相当の時間を要します。
この辺りは洋書を選ぶコツで詳しくご紹介します。
2. 速読力+単語力が向上する
2つ目のメリットは 速読力と単語力が向上する ことです。
洋書を読むときはいちいち日本語に訳さず、 英語で読み進めていきます。
読む量が増えるにつれて読むスピードはどんどん早くなります。
また単語力も向上します。
英英辞典を使えば英語で理解でき、また理解した単語は繰り返しで本の中で何回か使われることが多いです。
したがって、単語帳などを活用した学習法より、単語の意味と使い方を文の中でより深く理解することができます。
つまり、単語の練習とリーディングの練習、速読の練習は洋書を読むことによって一度に実現することができます。
3. 慣れると圧倒的に面白い
3つ目のメリットは 慣れると圧倒的に面白いこと です。
非常に単純な理由ですが、とても重要です。
特に教科書などで勉強してもあまり面白味を感じられない人 (感じる方もいるかもしれませんが) にとっては、洋書は最適です。
英語の勉強ができる上に自分が興味のある本を選ぶことができるからです。
自分の好きな本を読んで新しい知識を吸収しながら、同時に英語も鍛えられる。最高じゃないですか!!!
さらに楽しいと感じると、たとえ毎日続けたとしても決して苦にはなりません。
楽しいことを続けるだけで英語が身につくなんてすばらしいことだと思います。
4. (おまけ)電車とかで読むとドヤ顔できるw
4つ目のメリットが電車とかで読むとドヤ顔できるというものです。
かなりふざけた理由ですが、僕としてはとても重要ですw
単純に、電車とかで日本人が洋書を読んでいたら、「あいつ、すごいんじゃね」ってなるじゃないですか!
洋書を読むとそういう威圧感を与えることができます(笑)
さらにレアケースではありますが、パブリックなスペースで日本人が洋書を読んでいると海外の人と知り合うきっかけになることもあります。
ちなみに僕の経験では、大学院生の頃に電車で洋書(シャワーロック・ホームズ)を読んでいたことをきっかけにイギリス出身の年上のお姉さん(金髪美女っすw)と仲良くなった経験があります!
(のちに英会話レッスンとか、僕が書いた英語論文の添削とかもしれくれました!めちゃめちゃ訂正されましたw)
相手としても、「洋書を読んでいる=英語を話せる」と感じるので話しかけやすかったと言ってました。
珍しいパターンだと思いますが、こういった可能性もあります。
もうこれだけで、「よっしゃ、洋書読むか」と思う方もいるのではないでしょうか!
2. 洋書を選ぶコツ〜ポイントは少し簡単すぎると感じる本を選ぶこと!〜
さて、ここまでで洋書を読むことが英語学習に効果的であったことはお伝えできたかと思います。
次に来る疑問が、「洋書読むのはいいけど、どれから読めばいいのかわからない」というものです。
僕もよく聞かれる質問ですが、いつも同じ答えを返しています。
それは「少し簡単すぎると感じる本を選ぶこと」です。
本屋さんとかでパラパラっと試し読みしてみて、「ちょっと簡単すぎるかな〜」というくらいの本が特に初心者にはおすすめです。
イメージとしては、1ページの中に知らない単語が数個程度のレベル感が良いと思います。
多くの方が英語学習のために洋書を読むことを始めますが、途中で挫折しています。
その理由は大体共通して「選んだ本が難しすぎるため」です。
いきなり難しい本を選んでしまうと、わからない単語が多すぎて、1ページ読むだけでも相当な時間を要します。
もはや内容を楽しむ余裕はなくなってしまうので途中で挫折してしまいまいがちです。
ポイントは、「背伸びをせずに、簡単すぎると思うレベルの本を選ぶこと」です。
自分の実力以上の本を選んでしまうと、読むのに時間がかかりすぎ挫折してしまいがちです。
ここさえ間違えなければ、途中で挫折する可能性は激減すると僕は思います。
3. 初心者におすすめの洋書をご紹介します〜小学生向けの本がおすすめ!〜
次に初心者におすすめする洋書をご紹介します。
前述の通り、ポイントは「少し簡単すぎると感じるレベルの本を選ぶこと」です。
そしてここで紹介する本は 主に小学生の低・中学年向けの本 になります。
現地の小学生低学年の子供たちが読んでいるレベルの本になります。
「さすがに舐めすぎでしょw」と思われるかもしれませんが、読んでみると結構読み応えがあります。
また、難しい単語はあまり出てこないので、単語調べに費やす時間は短く、内容に集中することができます。
やっぱりスラスラと読み進めることができる楽しいです。
英語を勉強している身である我々にとって、 ネイティブの人が読んでいる本を突然読むことは 不可能 です。
最初のうちは背伸びをせずに、優しい本から慣らしていきましょう!
それでは初心者におすすめの洋書を順番にご紹介していきましょう。
最初におすすめしたい洋書は チャーリーとチョコレート工場 です。
みなさんご存知のあの チャーリーとチョコレート工場 ですね。
映画を見たことのある方も多いと思います。
そしてこちらの本は僕が大学生の頃に初めて読破して思い出深い洋書でもあります。
レベル感としては、現地の小学生低学年が読む程度です。
映画を見たことのある方は場面を思い出しながら読むことができると思います。
個人的には初心者に一番におすすめする本です!
次にご紹介する洋書がみなさんご存知の ハリーポッター です。
チャーリーとチョコレート工場と比べると難易度は少し上がります。
また、本の厚さもかなりレベルアップします。
最初にしては長すぎる感じもしますが、多くの方が映画で見たことがあると思うので、多少わからない単語が出てきても想像できる部分もあると思います。
また、本を読むと映画では出てこなかった場面がたくさんあります。
ゆえに、映画でも再現されていた場面はサクサクと読むことができ、再現されてなかった場面がしっかりと読むといったように少しメリハリをつけて読むこともできます。
見たことのない初めての本を読むよりかは継続して読みやすいように感じます。
ちなみにですが、ここで紹介しているものは原書でイギリス英語によるものになります。
ゆえに僕たちが学校で習ってきたアメリカ英語とはスペルや表現の違いが結構あるので苦労します。
僕も途中で挫折してアメリカ英語版を購入しましたw
こちらです。
ちなみに1巻の「ハリーポッターと賢者の石」はイギリス英語では「Harry Potter and the Philosopher's Stone」ですが、アメリカ英語では「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」です。
次におすすめするのが、多くの方が見たことのあるジブリ作品 の洋書バージョンです。
基本的に子供向けなので、 読みやすい文章が多いです。
最近では英語学習者向けにも作成されているのでお勧めです。
例えばこちらの「ハウルの動く城」はペーパーバック版もあり、さらにはマンガ版もあります。
こちらがマンガ版です。
やはり絵があるだけで圧倒的に理解しやすくなります。
さらには子供向けのものとしてディズニーもおすすめです。
読みやすいものを選ぶ場合は日本の漫画を英語で読むという選択もよいと思います。
マンガは絵がある分、情景を連想しやすく英文も短いです。
自分で過去に読んだことのあるマンガであれば比較的容易に読破できるでしょう。
個人的にはナルトとかワンピースが好きです。
アメリカにいたころは本屋さんでちらちら読んでいました。
英語ならではの表現も学べるのでお勧めです。
お次にワンピースです↓
前述の通り、洋書選択のポイントは「少し簡単すぎるかなと感じるレベル感の洋書を選ぶこと」です。
4. まずは洋書を読破することにフォーカスしましょう!
最後にもう1つアドバイスです。
それは、「まずは洋書を読破することにフォーカスしましょう!」ということです。
多くの人は洋書選びに多くの時間を費やしますが、まずは目的をはっきりしておくべきです。
それは読破することです。
簡単な洋書でも読破することができると嬉しいものです。
モチベーションも上がって、その後の継続しやすくなります。
そして読破するためには難しすぎる本を選んではいけません。
是非とも最初は簡単すぎると感じるくらいのレベル感を本を選んで、まずは読破を目指しましょう。
難易度を上げるのはその次です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、僕が英語学習に洋書を読むことを勧める理由と、洋書を選ぶコツ、さらには初心者におすすめの洋書をご紹介しました。
洋書を読むと英語脳を鍛えることができるので、英語学習者にはとてもおすすめです。
多くの人が洋書に挑戦しては挫折を繰り返しますが、1番の要因は「選んでいる本が難しすぎる」ということです。
難しい本を選んでしまうと、単語を調べる時間が増えすぎて、読み進めることがかなり苦痛になります。
まずは、読破することを目標に簡単な本から選んでみてください!
また、僕は洋書を読む際にはなるべくKindleで読むようにしています。
Kindleだと辞書が内蔵されていたり、読者を助けてくれる便利な機能がたくさんあります。
こちらの記事でもご紹介しているので、もしご興味があれば合わせてご覧ください。
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