「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」から人類のこれまでとこれからを知る

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「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」から人類のこれまでとこれからを知る では、2016年に発売された「サピエンス全史」および2018年に発売された「ホモ・デウス」についてご紹介します。

どちらの本もイスラエルの歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリさんによって書かれており、全世界でベストセラーを記録しています。

サピエンス全史」は2016年に刊行され、われわれ人類すなわちサピエンスがいかにして地球を支配するまでの存在になったのかについて解説している本です。

マイクロソフトの創設者であるビル・ゲイツさんや、Facebook創業者であるマーク・ザッカーバーグさん等も絶賛している本です。

さらに2018年に発売されました「ホモ・デウス」は、「サピエンス全史」の続編で、サピエンスのこれまでの歴史を振り返った上で、さらにこれから人類がどこに向かっていくのかについて考察した一冊となります。

私自身、これらの本を読んで一番驚いたことが「著者のユヴァル・ノア・ハラリさんが自分が全く今までに考えたことなかった視点で世界を見ている」ということでした。

私は理系出身のため、どちらかといえばサイエンス系の本を好んで読むのですが、こちらの本を読んで「歴史学者がどのように世界を見ているのか」「なぜわれわれは歴史を学ぶ必要があるのか」「なぜ人類はここまで地球を支配するまでに繁栄することができたのか」、こうした疑問についてとても面白い視点から歴史学者の知見を得ることができます。

自分の視野を広げるためにもとてもお勧めできる本です。

むしろ読まないと損です。

世界中でベストセラーになっている本ですので、ぜひ読んでみてください。

 

ここでは、これら「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」の著者およびこれらの本の中で私が個人的に面白いと感じた部分をかいつまんでご紹介します。

毎度、本の紹介記事ではかなり文章が長くなってしまう傾向があるので今回はなるべくコンパクトにまとめられるように努力したつもりです(笑)

  1. 著者 ユヴァル・ノア・ハラリさんについて
  2. 人類のこれまでを語る「サピエンス全史」
  3. 人類のこれからを語る「ホモ・デウス」

「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」から人類のこれまでとこれからを知る

「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」から人類のこれまでとこれからを知る

1. 著者 ユヴァル・ノア・ハラリさんについて

まずは著者のユヴァル・ノア・ハラリさんについてご紹介します。

ユヴァル・ノア・ハラリさんは、イスラエルの歴史学者で、Wikipedia先生によると、現在はヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授です。

海外の大学で終身雇用のポジションを取ることはとても難しいことです。

多くの場合は期限付きの雇用となり、その期間成果を出せないと、雇用の継続を切られてしまう厳しい世界です。

その中で終身雇用のポジションを得ることは相当な成果をあげたということになります。

それだけでもユヴァル・ノア・ハラリさんがいかに優秀な歴史学者であるかを感じることができます。

 

経歴を見てみると、ヘブライ大学で地中海史と軍事史を学んだ後、オックスフォード大学で博士の学位を取得したそうです。

完全なるエリートですね。

もともと、軍事系に関する書物は出版していたそうですが、現在の専門は世界史とマクロ・ヒストリー(歴史の究極的な法則性を探求し、長期的・巨視的な傾向を見いだそうとする学問)だそうです。(Wikipedia参照)

 

それではユヴァル・ノア・ハラリさんの大ベストセラーである「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」についてご紹介します。

過去の記事でAmazonについてご紹介した際にかなりの長文になってしまった反省がありますのでここでは限りなく最小限にとどめます。

ちなみに長くなりすぎてしまった記事がこちらです(笑)

利用しないと損!Amazon Prime をお勧めする理由

2017年10月7日

 

2. 人類のこれまでを語る「サピエンス全史」

まずは最初に発売された「サピエンス全史」についてご紹介します。

画像は上巻です。もちろん下巻もあります。

 

サピエンス全史」では、主にわれわれ人類、すなわちサピエンスがいかにして地球上の種族の一つでしかない存在から地球を支配するまでの存在に至ったかについて紹介しています。

私が特に面白いと感じたのは、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の違いです。

なぜネアンデルタール人は滅びて、ホモ・サピエンスが生き残ったでしょうか。

その違いは、ホモ・サピエンスは『虚構』を用いることができることです。

虚構、すなわち架空の事物について語る能力こそが、サピエンスの言語の特徴として異彩を放っている。

 

例えば、集団で生活をする哺乳類(チンパンジーなど)は、集団数がだいたい140を超えると分裂を起こすことが多いようです。

これらの動物は、それぞれのメンバーが自分が所属する集団のすべてのメンバーを把握し、お互いにコミュニケーションをとりながら生活します。

つまり140まではお互いのコミュニケーションにより秩序を保つことができますが、それを超えるとすべてのメンバーで考えを一致することが難しくなり派閥が生まれ、分裂を起こすそうです。

 

一方、サピエンスは140よりはるかに多い数億人といった規模の集団を築くことができます。

それを可能にしているのが『虚構』です。

だが虚構のおかげで、私たちはたんに物事を想像するだけではなく、集団でそうできるようになった。

例の一つが宗教です。

虚構がないと、初めて会う人と関係を築くには時間を要しますが、仮に同じ宗教を信仰していればすぐにお互いの考えを共有することができ、関係を築きやすくなります。

さらに宗教の中でも、特に聖書などといったような行動に関する教えが記されているものがあると、多くの人が共通の目的のもと行動をすることができるのです。

これにより、サピエンスは、宗教などの『虚構』を利用することで、大規模な集団で行動することができ、地球を支配することができたのです。

 

そのほかにも面白い内容がたくさんあるのですが、ここで全てを書いてしまうと永遠に終わらなくなってしまうのでこの程度にとどめておきます。

ほかにも、人類がいかに地球の生態系を破壊してきたか、農業がもたらした革命について、貨幣の登場に伴う社会の変化など、興味をそそられる内容にあふれています。

 

特に、著者は歴史学者であることもあり、あらゆる視点から物事を捉えています。

新たな知見を身につけるためというのはもちろんですが、自分の視野を広げるために読む本としてもとてもおすすめできる本です。

次ページででは「サピエンス全史」の続編にあたる「ホモ・デウス」についてご紹介します。

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