外向型人間だけじゃない。内向型人間の時代が到来する~Susan Cain~

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外向型人間だけじゃない。内向型人間の時代が到来する~Susan Cain~ ということで、今回は久しぶりに私がお勧めするTED動画をご紹介します。

今回ご紹介するTEDスピーカーはSusan Cainさんです。

Susan Cainさんは、プリンストン大学、ハーバードロースクールを卒業し、ウォール街での弁護士を経て、現在は作家として活躍されています。

また、企業や大学にてコミュニケーションの関する講師も行っています。

学歴を見る限りかなりの秀才をお見受けしますが、卒業後は弁護士として活躍されたようです。

しかし、彼女には周りの当時の同僚と比較して、自分とある違いがあることに気が付きます。

それは「周りの同僚はパーティーなどの華やかな場所を好むことに対して、彼女自身は自宅で読書をしたり一人で過ごす時間が必要に感じる」ということです。

周囲との違いに疑問に感じ、外向型や内向型をキーワードとしてご自身で調べ始めます。

もともと読書が好きだったようでひたすら関連書籍を読み漁ったそうです。

そして彼女自身で調べた結果をTEDで紹介したところ大反響となりました。

今日はそのTED動画をご紹介します。

また、彼女が出版している本も合わせてご紹介します。

外向型人間だけじゃない。内向型人間の時代が到来する~Susan Cain~

外向型人間だけじゃない。内向型人間の時代が到来する~Susan Cain~
  1. The Power of Introverts ~内向的な人が秘めている力~
  2. 外向型と内向型を分けるもの
  3. 現代社会は外向型人間のために作られている
  4. 内向型人間のために

1.The Power of Introverts ~内向的な人が秘めている力~

まずはさっそくTED動画のご紹介です。

TED動画のタイトルは「The Power of Introverts」です。

日本語では「内向的な人が秘めている力」と訳されています。

こちらはYou Tubeの動画ですが、TED公式ページの動画はこちらからどうぞ。

2012年の動画なので少し古いですが、それでも今でもTED動画の再生ランキングで上位に入っています。

この動画では彼女自身の生い立ちから内向型の人間がどういう特徴を持つのか等について説明しています。

また、現代社会についても言及しており、「現代の教育システムは外向型人間に有利なシステムになっている」と説明しています。

詳細については動画をご覧ください。

この動画はアメリカをはじめ、世界中で大きな反響を起こしました。

その結果、このTED動画に関連した内容をまとめて本として出版されるに至りました。

それがこちらの「Quiet」です。

もちろん洋書です。

アメリカではミリオンセラーになっています。

反響の大きさからすぐに日本語版も出版されました。

日本語訳版は少し値が張ります。そしてKindle版はないようです。

英語版にはKindle版もあります。

ちなみに私は日本語版を中古で購入して読みました。

TED動画では紹介しきれない内容がふんだんに盛り込まれています。

とくにTEDで紹介した内容の裏付けとなるデータや実験について詳細に記されています。

学術的な説明が好きな方にはお勧めかもしれません。

また内向型人間で大成功を収めている著名人のエピソードや性格についても紹介されています。

ここでは、この動画や本の中から私が面白いと思った部分をいくつかピックアップします。

2.外向型と内向型を分けるもの

まずはそもそもの定義からです。

「外向型、内向型とは何か?」

ということです。

Susan Cainさんによると外向型、内向型の明確な定義はないそうで、心理学者の数だけ存在するといっています。

しかし、その中でも共通点が存在するとSusan Cainさんは言っています。

一つは外部からの刺激のレベルによるものです。

外向型人間のほうが外部刺激に対する感受性は低く、より刺激の強いものに反応するそうです。

例えば、新しい人に会うことや大音量で音楽を聴くなどの高刺激を楽しむ傾向があるようです。

それに対して内向型人間は、読書をしたりクロスワードパズルを解くなどの低刺激がちょうどいいと感じるそうです。

内向型人間にとって、外向型人間が感じる刺激は強すぎるようです。

 

もう一つは行動の違いによるものです。

一般的には内向型の人のほうが慎重な行動を好む傾向にあるそうです。

内向型人間は考えてから物事を発言する傾向にあります。

じっくり考えることが得意なのです。

 

そして大切なことは、完全な内向型人間、外向型人間はほとんどいないということです。

あくまでも、内向型の特徴が強いと表現され、どちらの要素も持っていることが通常です。

本では自分が内向型人間かどうかを確認できる質問が紹介されています。

その質問に当てはまる数が多いほど内向型であると判断できます。

詳細は本でご確認ください。

ちなみに私が試したところ、質問20個中15個当てはまりました。

なかなかの内向型です(笑)

このようなブログ記事を一人で書いているのも好きなので納得です。

 

そして内向型と外向型の違いを端的に表す言葉がこちらです。

  • 内向型人間は大勢でいることに疲れを感じ、一人でいる時間にエネルギーを充電する。
  • 外向型人間は一人でいると寂しさを感じ、人と会うことでエネルギーを充電する。

これわかりやすいですよね。

私は一人大好きです。内向型人間に決まってます(笑)

 

大事なことは内向型人間が必ずしも人嫌いとか社交性に欠けているわけではありません。

内向型人間にもパーティーが好きな人はいます。

しかし外向型人間との違いは、楽しいパーティーでも終わった後にはエネルギーを消耗したように感じ、一人で過ごす充電期間が必要になる傾向があるということです。

3.現代社会は外向型人間のために作られている

次にSusan Cainさんが主張していることは、「現代社会は外向型人間のために作られている」ということです。

学校の教室では生徒同士が強調して課題に取り組むことがよしとされ、教師の大半は外向型人間を評価します。

外向型人間は人前で発表することやチームで積極的に意見する人の割合が多いため、教師はそういう生徒を評価しがちです。

 

また、最近のオフィスでは壁が取り払われ、社員同士が自由にコミュニケーションがとれる環境作りが進んでいます。

一人になれるスペースはなかなかありません。

 

内向型人間はチームで課題に取り組むことよりも、一人で没頭できる作業ほうが力を発揮します。

周りの視線を気にせず、一人で集中できる環境を好みます。

現代の社会は内向型人間のためのものとは言えないのです。

4.内向型人間のために

Susan Cainさんが最も主張したいことは、世間に内向型人間について知ってもらいたいということです。

そして内向型人間の方たちにとって、現在の社会の教育システムや職場環境では力を発揮できません。

大切なことは、各々がどのような環境で力を発揮でき、そのためにはどのような協力ができるのかを理解し、考えることです。

教育についても内向型人間の子供にチームで協力して課題に取り組んでも本来の力を発揮することは難しいのです。

一人で没頭できる課題を与えると力を発揮します。

それぞれの性格や考え方に合わせた教育システムや職場環境が必要になります。

そのためには、現代社会は外向型人間向けに作られており、内向型人間にとっては本来の力を発揮できないということを皆が知り、変えていくことが必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はSusan CainさんのThe Power of Introverts~内向的な人が秘めている力~をご紹介しました。

私自身も内向型の特徴が強いので、この動画を見て、本を読んだ時には心がスッキリしました。

もし、自分のお子さんが周りの人とうまくなじめなかったり、一人でいることを好む傾向があるようであれば、内向型の可能性があります。

もちろん外向型の両親から内向型の子供が生まれることも十分にあります。

その場合は、無理に子供の嫌がることをさせずに、まずは本書を読み、内向型人間がどういう特徴をもっているのか、どのような環境で力を発揮できるのか等について調べることが大切です。

そしてこれは著者であるSusan Cainさん自身の願いでもあります。

Susan Cainさんは世の中にはたくさんの内向型人間がいて、多くの人はそれを隠したがる傾向にあるといっています。

本書を手に取ることでそういう人がどのような考えをもっているのかについて学ぶことができます。

また、自分自身でも一人でいる時間が好きで、パーティーなどに行くととても疲れると感じる人にも、TED動画と本書を読むことをお勧めします。

自分についてさらに理解を深められると思います。

本は分厚くて専門的な話も多いので、日本語で読むのがお勧めです。洋書は難しいです(笑)

 

このブログでは、この他にもTED動画をご紹介しているのでこちらから合わせてご覧ください。

また、TED動画は英語学習の教材としても非常に有効です。

詳しくは過去の記事をどうぞ。

【アプリもスクリプトも全て無料】英語学習にTEDをお勧めする理由

2017年8月30日

 

 

ではでは今日はここまで。

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