ストレスは必ずしも体に悪くない~Kelly Mcgonigal~

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今日は ストレスは必ずしも体に悪くない~Kelly Mcgonigal~ をテーマに私が大好きな心理学者であるKelly Mcgonigalさんを紹介します。

スクリプトもダウンロードも無料!英語学習にTEDをお勧めする理由では英語学習として、TEDを利用することをお勧めしました。

初めてTEDを見る方には何から見ればよいのかわからないと思います。

そこで今後、私の独断と偏見から厳選した動画を紹介したいと思います。

 

私は、もともとは理系なのですが、TEDを通して様々な動画を見るうちに、心理学や経済学など、それまでに学んだことのない分野へ興味を持つようになりました。

 

今日は第一弾として、私の人生に大きない影響を与えたTED動画を紹介します。

ストレスは必ずしも体に悪くない~Kelly Mcgonigal~

紹介したい動画が Kelly Mcgonigal さんの How to make stress your friend になります。

動画はYou Tubeのものです。TEDサイトの動画はこちらになります。

 

Kelly Mcgonigal さんはスタンフォード大学の教授です。

この動画ではストレス関する研究を発表しています。

多くの人々が「ストレスは体に悪い」と信じている中、Kelly Mcgonigal さんは異なる視点からストレスを見ています。

それは、「ストレスが体に悪く作用するのは、ストレスが体に悪いと信じている人のみだ」ということです。

ストレスは感じていてもそれを悪いものと考えていない人は、たとえストレスにさらされた状況でも体へのリスクはないといいます。

要は思い込みです。

ストレスを悪いものと考えている人には悪く働き、そう考えていない人には悪影響はありません。

 

人はストレスを感じているとき、心拍数が上がったり冷や汗をかいたりと、体にさまざまな変化をもたらします。

しかし、それらの変化は脳にさらに酸素を送り込むためであったりアドレナリンを分泌して危機的状況に備えるための症状であるKellyさんはいいます。

 

この動画を初めて見たとき正直驚きました。そして疑いました。

でも思い返してみると、ストレスにさらされたら、落ち込んで最悪の場合、心臓発作やうつ病を発する人もいれば、厳しい状況を踏み台にしてさらに成長していく人もいます。

考え方ひとつでストレスに対する体の反応は変わるということをKelly Mcgonigalさんは発表しています。

 

また、ストレスとホルモンの一つであるオキシトシンの関係性についても言及しています。

オキシトシンは快楽ホルモンの一つで人と物理的(ハグをしたり、手をつないだり)に接触した時に分泌されます。

このことは多くの方に知られているのですが、オキシトシンはもう一つの顔を持っています。

それは、「ストレスホルモン」でもあることです。

すなわち、オキシトシンはストレスを感じたときにも分泌されます。

オキシトシンは分泌されると人との物理的な接触を求めるようになります。

 

これらの事実からKelly Mcgonigalさんは、「人間はストレスに対応するために人とのつながりを求めるようになっている」ことを主張しています。

人間は歴史的に、困ったことがあれば互いに助け合って生きていくようになっていることがホルモンの働きからも分かったのです。

 

あるアンケート調査で2つの質問をしました。

  • 「あなたは昨年どのくらいのストレスを感じましたか?」
  • 「あなたはほかの人を助けたり面倒をみたりすることにどれほど時間を費やしましたか?」

その調査から数年後に亡くなった人がどれくらいいたかが調査されました。

 

この結果から、興味深い結果が分かりました。

それは、当然のことながらストレスを感じていると答えた人は死亡リスクが高まることです。

これは予想がつきます。

しかし、それはすべての人に当てはまりませんでした。

ストレスは感じていても、周りの人を助けたり、気にかけたりしている人は、ストレスを感じていない人と死亡リスクが変わらなかったのです。

 

おもしろいですよね。

つまり、ストレスを感じたらオキシトシンが分泌されて、人との接触を求めるようになり、実際に接触することでさらにオキシトシンが分泌されてストレスが緩和される。そして他人を気にかけたり、助けたりすることでもストレスが緩和される。

まさに人は助け合って生きていくためのメカニズムをこれまでの歴史の過程で備えてきたということがわかります。

この動画を見てから、緊張する場面やストレスを感じているときは、「自分の体がこの局面に立ち向かうために準備しているんだ」と考えるようになりました。

そうすれば気持ちが楽になります。

興味があればぜひ動画を見てみてください。

日本語字幕を付けることも可能なので、英語に自信がなくても問題ありません。

 

また、この動画の内容をさらに詳しく知りたいという方のために、Kelly Mcgonigalさんは本の出版もしています。

もちろん私はすべて読みました。

ストレスに関する本がこちらになります。

ちなみに私は英語で読みました。英語のほうが発売も早く待ちきれなかったので。(笑)


また、Kelly Mcgonigalさんはこの本を出す前にもう一つ別の本も出しています。

それは意志力に関する本です。

ちなみに私はこれも英語で読みました。


私たちが普段「明日からダイエットするぞ」と決意をしても翌日には「明日からでもいいかな」と先送りにしてします。

節約しようと思っているのに目の前のセール品を見るとついつい買ってします。

こんなことって誰でも経験がありますよね。

これらのようなことはなぜ起こるのか、さらにそれを踏まえて自分をコントロールすることは可能なのかという疑問に答えてくれる一冊です。

人間の脳の構成から解説が始まり、意志力が働くには脳のどの部分が働いてそれはどう成業することができるのかを具体的に説明しています。

何より素晴らしいのは、理論を説明したうえで、実践方法を紹介していることです。

これを実践していけば自分をコントロールする力が身についていきます。

ぜひ読んでみてください。

 

さらにこれら二つの本をより実践的にまとめた本も最近出しています。

ご参考までに

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