お金持ちになるための必読本!「となりの億万長者」

お金持ちになるための必読本!「となりの億万長者」 ということで、今回は久しぶりに本の紹介記事です。

今回は、お金持ちになるための必読本として長きにわたりベストセラーとなっている「となりの億万長者」をご紹介します。

こちらの本は初版がなんと1997年9月です。

この記事を書いた2018年4月21日時点からだと20年以上前のことになります。

これほど前に出版された本にも関わず、今でもなお再編集されて新版が発売され続けているのはすごいことです。

この本は、一言でいうと、アメリカのお金持ちの実態についてまとめた本です。

著者のトマス・J・スタンリーさんは、アメリカ全土の億万長者を対象にした初の大規模実態調査を実施した富裕層マーケティングの第一人者です。

この大規模調査から明らかになった億万長者の特徴をまとめたのが本書になります。

その調査結果は、世間が抱く億万長者へのイメージとはかなり違う結果となっています。

ここではその特徴を簡単にご紹介していきたいと思います。

  1. 本書のお金持ちの定義
  2. 億万長者の世間のイメージと実際
  3. 億万長者の生活スタイル
  4. 億万長者の時間・エネルギー・お金の使い道
  5. 億万長者の車
  6. 億万長者の子供
  7. 億万長者がお勧めする業種分野

お金持ちになるための必読本!「となりの億万長者」

お金持ちになるための必読本!「となりの億万長者」

1.本書のお金持ちの定義

まず初めに本書で紹介されているお金持ちの定義をご紹介します。

純資産で評価

本書では、純資産100万ドル以上を保有する人たちを億万長者と定義しています。

この定義だと、アメリカでは全米1億世帯のうちわずか3.5%がお金持ちとなります。

期待資産額で評価

しかし、純資産の定義では年齢や年収を考慮に入れることが出来ません。

したがって、本書では期待資産額を用いてその人がお金持ちかどうかを判断するために使用しています。

期待資産額は次のように定義されています。

期待資産額 = 税引き前の年間家計所得 × 年齢 / 10

本書では、この期待資産額を上回っていれば同じ所得層・年齢層に比べてお金持ちと呼んでいます。

定義だけではしっくりこない方もいるかと思いますので一つ例を挙げておきます。

例)年収600万円、年齢30歳の独身男性の場合

この場合は計算は単純です。そのまま数式に当てはめれば期待資産額が算出できます。

期待資産額 = 600 × 30 / 10 = 1800万円

つまり資産額が1800万円を超えていればこの所得層・年齢層のなかではお金持ちであるということになります。

仮に結婚していて共働きであれば、2人の合計収入を式に当てはめればOKです。

税引き前の額であることをお間違えないように!

そして本書では、同じ所得層・年齢層で、資産額が上位1/4に入っていれば蓄財優等生、下位1/4に入っていれば蓄財劣等生と呼んでいます。

この定義の素晴らしいポイントは、いくら高額の所得があってもそれに見合う資産を保有していなければお金持ちと呼ばないことです。

例えば年俸数億円のプロ野球選手でも純資産が4000万円しかないとなると、本書ではお金持ちとは呼びません。

 

ちなみに私は全くもってこの期待資産額に及びません(涙)

2.億万長者の世間のイメージと実際

上記の定義を基に、著者がアメリカ全土で大規模調査をして浮かび上がってきた億万長者の実態を簡単にご紹介します。

我々がイメージしているものとは全く異なる事実が浮かび上がってきます。

いくつかご紹介します。

圧倒的な倹約家

億万長者と聞くと、我々はつい「高級車を乗り回し、豪邸を所有して、毎日おいしいものを食べ、買い物三昧の生活をしている」とイメージしがちです。

しかし実際の億万長者は全くと言っていいほど正反対の生活をしています。

億万長者の多くは、収入よりもはるかに少ないお金で生活をしているのです。

彼らは無駄なことに一切お金を払いません。

そうしてコツコツと倹約してお金を蓄え続けた結果、お金持ちとなっているのです。

ちなみに我々がイメージするお金持ちの方々(お金をどんどん使いまくる人)は蓄財劣等生の場合が圧倒的に多いとのことです。

大事なのは、世間体よりもお金の心配から解放されること

億万長者の考え方で個人的に私が好きなものがこれです。

彼らは良い生活をして周りからうらやましく思われたいという承認欲求のようなものは一切ありません。

彼らが大切にしてることは、お金の心配をする必要がない生活を手に入れることです。

仮に今仕事を失ったとしても、今の生活を崩すことなく続けていけるようにすることをより重要視しています。

資産形成に時間・お金を費やす

億万長者の方々は、自分の資産形成について多くの時間とお金を費やします。

将来のことを考えて、どのようにしたら十分な資産を蓄えられるか、綿密な計画を立てるのです。

そのためにファイナンシャルプランナーに相談してお金がかかったとしても彼らはそこへの投資はためらいません。

この相談が将来的には多くの貯蓄や節税に役立つことを彼らはわかっているからです。

億万長者は攻めにも守りにも強い

本書では「億万長者は攻めにも守りにも強い」といっています。

攻めとは、稼ぐ力です。

多くの蓄財劣等生は攻めの力は持っています。

しかし億万長者になるために重要なのは守りの力です。

ここでいう守りとは、資産を守る力という意味です。

稼ぐだけでは億万長者になることはできません。

稼いだお金をどう守っていくかが億万長者になるためには重要になります。

3.億万長者の生活スタイル

こちらも世間的には派手な生活をしていることをイメージしてしまうかと思いますが、前述の通り、億万長者は我々のイメージよりはるかに質素でつつましい生活を送っています。

高級住宅街に住むのは少数派

まず私が驚いたのがこちらです。

億万長者といえばビバリーヒルズなどの高級住宅街に住んでいるイメージを持ってしまいがちですが、実際のところはこのような高級住宅街に住む億万長者は少数派です。

多くの億万長者が郊外のごく普通の中流階級の住宅街に住んでいます。

高級住宅街に住む人々たちは所得は多くても、資産がほとんど貯まっていない蓄財劣等生が多いそうです。

高級住宅街に住めば周りの人に合わせて高級車に乗り、週末には派手なパーティーを開催するなど必然的にお金がかかってしまいます。

億万長者の方々はそのようなことにお金を使い込みません。

投資の神様といわれるウォーレン・バフェットさんは、長者番付では常連の世界屈指の大金持ちです。

しかし彼はネブラスカ州郊外にある1973年に購入した当時3万1500ドルの家に今でも住み続けています。

彼の資産は数兆円ですが、生活ぶりは当時からまるで変わっていません。

億万長者が所有するスーツ・時計・靴

こちらも億万長者であればさぞ高級なものをお使いなのだろうと想像しがちですが、実際は全くの正反対です。

億万長者の多くは10万円以上のスーツは買ったことがありません。

時計や靴は3万円以上のものを買ったことがないという人も多いのです。

さらに多くの億万長者はディスカウント期間に買い物をしています。

無駄な出費はできるだけ抑えていることが今の億万長者という結果につながっているのです。

クレジットカードは1~2枚だけ

これも意外なことに億万長者の方々はクレジットカードを1~2枚程度しか所持していません。

理由は明確で、「少ないほうが管理しやすいから」だそうです。

さらにアメックスなどの高級カードを所有している人もあまりいません。

一番多いのはVISAカードです。

億万長者の方々は資産形成に多くの時間を費やします。

したがって、お金の管理のしやすさで考えると、クレジットカードは少ないほうが管理が楽という結論に達するのです。

非常に合理的な考えです。

4.億万長者の時間・エネルギー・お金の使い道

次に億万長者の時間・エネルギー・お金の使い方についてご紹介します。

先ほどもちらっと出ましたが、お金持ちは資産形成に多くの時間・エネルギー・お金を費やします。

本書では、「蓄財優等生は、蓄財劣等生の約2倍の時間を資産形成のために費やしている」と述べています。

億万長者の方々は、資産形成のために多くの時間を費やし、さらに家計の支出については完璧に把握しています。

 

さらに億万長者の方々は、投資にもかなり積極的であることも特徴です。

蓄財劣等生が高級車や豪邸にお金を浪費している間に、蓄財優等生は株式や不動産などにお金を投資します。

これにはいくつかのメリットがあります。

  1. 不労所得を得られる
  2. 節税

1つ目は簡単ですね。

投資をするとリターンを得られます。

株であれば配当金、不動産であれば家賃収入を得ることができます。

一方で、高級車を買っても返ってくるお金はありません。(売却することは可能ですが必ず損をします)

 

さらに2つ目のメリットが保有し続けると資産が増えることです。

そのうえ売却しない限り税金はかかりません。

億万長者のほとんどが投資をしています。

彼らは投資することでさらなる収入を生み出し、さらに同時に節税できることも知っているのです。

5.億万長者の車

次に興味深い内容として億万長者の車についてご紹介します。

高級車を乗り回していると思いがちですが、実際には、「お金持ちの約3割は中古車に乗っている」のが現状です。

特に型落ち3年の中古車が人気だそうです。

なぜでしょうか。

それはアメリカの中古車市場では、3年経つと値段が一気に下がるからみたいです。

億万長者はそれを知っています。

裏を返せば、その差額を前の所有者に払ってもらっているとも言えます(笑)

 

新型車を買う方のほうが多いですが、蓄財劣等生と蓄財優等生には大きな差があります。

それは、蓄財優等生は気に入った車を気に入った金額になるまで車を探し続けることです。

中には気に入る車が見つかるまで半年間探し続けたりする人もいます。

彼らはお金の大切さを知っています。

したがって無駄遣いをすることを極端に嫌うのです。

そのためであれば半年間納得する車を探し続けることも苦としません。

6.億万長者の子供

次に億万長者の子供の特徴について簡単にご紹介します。

億万長者、特に蓄財優等生の子供は、経済的に自立している子供が多いことが特徴です。

これは必ずしも億万長者・蓄財優等生すべての子供に当てはまるわけではありません。

 

経済的自立とは、親の援助を必要とせずに生活ができることです。

とても当たり前のことですが、蓄財劣等生の子供には経済的自立ができていない場合が多いのです。

 

理由はとても単純で生活環境にあります。

蓄財優等生の親は常に資産形成に時間を注ぎ、無駄なことに一切お金を使いません。

また、自分たちの子供に「うちには資産がある」ということも教えないことが多いそうです。

したがって、蓄財優等生の子供は、相続の時に初めて親の資産をみて驚くことがよくあるのだそうです。

このような環境で育つと、子供は自然とお金の管理ができるようになり、自制心を持った大人に育ちます。

 

一方で蓄財劣等生の子供は、幼いころから贅沢な生活に慣れきっています。

欲しいものはすぐに買い与えられ、自制心は必要ありません。

このような環境で育つと、将来一人暮らしを始めても当時と同じ生活レベルを続けようとします。

結果としてお金が貯まるはずもなく、さらには親から経済的な援助を受けて生活を維持している人も多いのです。

50歳にしても親から経済的援助を受けている人は割と多いそうです(そして著者はショックを受けたそうですw)

 

かといって蓄財優等生すべての子供にこれが当てはまるわけではありません。

億万長者の方々は一代で財産を築いたケースが多く、さらに貧しい幼少期を過ごした方が多いのです。

だからこそ必死に働いて、コツコツとお金を蓄え続けて今の地位を獲得しています。

貧しかった経験があったからこそ、自分の子供たちには苦労をかけたくないと思うケースも多いようです。

しかしそうして子供になんでも買い与えてしまうと、蓄財劣等生に育ってしまいます。

 

同じ蓄財優等生の子供でも、育て方によっては蓄財優等生にも蓄財劣等生にもなりえます。

大切なことはお金を大切さ、管理する力、自制心などを育ててあげることが重要になります。

7.億万長者がお勧めする業種分野

最後に億万長者がお勧めする業種分野をいくつかご紹介します。

本書ではお金持ちを相手にするお勧めの職業が紹介されています。

しかし前述の通り、お金持ちの方々は無駄なことには一切お金を払いません。

しかし一部お金持ちがお金を惜しまないことがありましたね。

それは資産形成です。ここでは相続も含まれてきます。

本書ではさらに教育や医療についてもお金持ちの方々がお金を惜しまないことを知っています。

このような背景からから、本書でお勧めされている職業をいくつかご紹介します。

相続・移民法に強い弁護士

一つ目は弁護士です。

お金持ちが資産形成に労力を費やすことは前述の通りですが、相続も重要な項目です。

多くのお金を巻き込むと争いやいざこざが起こることをお金持ちは知っています。

さらに相続が原因で子供たちが不仲になることを恐れます。

したがって、お金持ちの人々は、相続時に専門の弁護士に依頼するケースが多くなります。

さらにこの弁護士は、長年付き合いがあり家族に対する理解のある方に依頼されることが多いようです。

したがって、一つ目の職業は相続を専門に扱える弁護士です。

 

さらには移民法もこれから重要視されます。

とくにアジアの富裕層がアメリカに移住するケースが増えてきます。

こうした方々を対象に移民法のスペシャリストとしてサポートする需要が今後増加するであろうと本書では言っています。

医師・およびヘルスケアの専門家

次にお勧めされる職業は医師・ヘルスケアの専門家です。

お金持ちの方々は健康を何よりも重視します。

したがって健康への投資はお金を惜しみません。

本書でお勧めされているのはこのような方の専属医になることです。

普通の医師とは違い、親身になって長きに付き合えるスキルも必要になります。

 

また、ヘルスケアの重要性も高まっています。

最近ではメンタルヘルスが重要視されてきており、お金持ちの方々もこのためにお金を費やすのだそうです。

私立の教職員

3つ目は私立の教職員です。

お金持ちの方々は教育に力を注ぎます。

自分の子供や孫には最高の教育を受けさせたいと思っています。

したがって、私立の教職員の需要が今後さらに高まると予想しています。

旅行業

お金持ちの方々はある程度年齢層が高めです。

したがってすでに孫がいるケースも多いのです。

そしてお金持ちの方々は孫との旅行にはかなりのお金を使うことがわかっています。

やはりお孫さんはかわいいのでしょう。

したがって、旅行業も本書でお勧めされています。

特に旅行プランナーなどの需要が今後増えることが予測されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はお金持ちになるための必読本である「となりの億万長者」をご紹介しました。

この本を読むと、我々のお金持ちの対するイメージが実際とはいかに違い、実際のお金持ちは実に質素でつつましい生活をしていることがわかりました。

この記事で紹介した内容は本書のほんの一部です。

さらにお金持ちの方々の特徴について知りたいという方はぜひ「となりの億万長者」を購入して読んでみてください。

実際に読むと、「自分でも生活次第ではお金持ちになれる」と思わせてくれる一冊です。

私自信も本書を読んで家計を見直すいいきっかけになりました。

 

さらに、こちらの本を読むと資産形成について真剣に考えるようになると思います。

資産形成に関する過去の記事もありますので合わせてご覧ください。

お金に働いてもらう!お金の知識を身につけるためにおすすめする本3選

2017年12月13日

コメントを残す