こんにちは。TATです。
今日は「海外で稼いで日本に住むのが最もコスパが高いと思うお話」というテーマでお話ししていきます。
日本の未来に不安を感じて、海外移住とかも検討したりしている僕ですが、色々と考えを巡らせていくうちに「結局日本が最強じゃね?」と思うようになりつつあります。(最強と思いつつも、海外移住は全く諦めていませんが)
ただ収入面とかを考えると、日本よりかは海外で稼いだ方が良いと思っています。
結果として、日本に住みつつ、海外で稼ぐのが最強なんじゃないかと思うようになりました。
この理由について解説していければと思います。
賃金とか経済成長率で見ると日本はイケてないですが、住みやすさで考えると最強です。
ご飯は美味しいし、安全だし、サービスレベルも高いし、トイレはきれいだし、生活の質で見ると文句のつけようがないくらい素晴らしい国です。
問題は賃金とかの収入面です。長期の経済低迷で賃金もほぼ増えていません。
ここを克服するには、日本ではなく海外で稼ぐのが最強であると僕は考えます。
目次
【最適解?】海外で稼いで日本に住むのが最もコスパが高いと思うお話
ここでは2つのカテゴリーに分けて進めていきます。
1つは日本に住むのが最強な理由で、もう1つは海外で稼ぐ方が良い理由です。
日本に住むのが最強な理由
まずは日本に住むのが最強な理由について見ていきます。
とにかく安全・きれい・便利
1つ目はみなさんお分かりと思います。
日本はとにかく、安全で、きれいで、便利な国です。
平和ボケするくらい安全な国です。
夜中に女性1人で歩いても問題ないですし、海外みたいなヤバい事件も少ないです。
レストランに自分の荷物を置いて場所取りができるのは日本くらいです。
警察署に行って道案内をお願いできるのも日本くらいです。
それくらい平和な国です。
きれいなことも間違いないですよね。
綺麗好きな国民性もあると思いますが、街にはゴミとかはほとんど落ちていませんし、トイレもきれいです。
特にウォシュレットを代表するトイレの進化は世界最強です。
また、利便性も世界トップレベルです。
電車やバスなどの公共交通機関を使えばほとんどの場所に行くことができ、長距離移動でも新幹線や飛行機で簡単にアクセスできます。
行政もきちんとしていて、IT遅れとかはありますが、それでも世界トップレベルの行政サービスを利用することができます。
ここまでインフラが整っている国はなかなかありません。
ご飯がおいしい・特にレストランが安い
2つ目がご飯です。
日本はとにかくご飯がおいしいです。
安いレストランでも高いクオリティの食事が安価でいただけます。
どんなレストランに行ってもクソまずい食事と出会うことは稀有です。
都市部に行けば日本食以外でも世界中の料理が食べられます。
当たり前のように感じるかもですが、こんな国はなかなかありません。
そしてレストランの安さもポイントです。
過去記事でも紹介していますが、先進国に比べると日本のレストランはとても安いです。(ちなみに韓国も安いです)
安くておいしいレストランがいたるところにあります。
生活コストで比較すると、日本と韓国はずば抜けてレストランの価格が安いです。
(NUMBEOデータから作成)
地方に行けばご当地料理があります。
これだけ食文化が発達している国はなかなかなくて、日本の自然の豊かさの象徴とも言えます。
日本のようにきれいな水が豊富にある地域は食文化が発展する傾向にあります。
【Pythonでデータ分析】NUMBEOのデータから世界の生活コストを比較する
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サービスレベルが最強水準
3つ目はサービスレベルの高さです。
安いレストランでも、安いホテルでも、コンビニでも、スーパーでも、あらゆる所における日本のサービスレベルの高さは世界最強水準です。
レストランへ行くとおしぼりが出てきてお水が出てきます。
我々からしたら当たり前ですが、海外ではこの常識が必ず通じるとは言えません。
百貨店などに行ったら買った商品をきれいに包んでくれます。
こういったサービスレベルの高さは世界トップレベルで、海外の方が日本に来たら驚きます。
素晴らしい環境の中で生活しているせいで、こういった素晴らしさにはなかなか気づくことはできないかもしれませんが、海外旅行などをすると改めて日本の素晴らしさに気づくことができます。
一方、デメリットは長期の経済低迷、賃金低下、政治の弱さ
ここまで日本を褒め倒してきましたが、もちろんデメリットも多々あります(悲)
個人的に思う一番のデメリットは、長期の経済低迷、賃金低下、政治の弱さです。
皆さんお気付きの通り、ここ数十年間の日本はパッとしません。
長期で経済が低迷して、失われた20年とか30年とか言われています。
賃金の上昇も弱く、デフレで物価もほとんど上がっていません。
政治もパッとしないし今後の日本の明るい未来を想像することはなかなかできません。
年金ももらえるかわかりませんし、少子高齢化はますます進む一方です。
これからガンガン働く世代にとってはなかなか厳しい状況と言えます。
僕は1991年生まれなので、物心ついた時には日本経済はパッとしていませんでした。
バブル崩壊後に生まれたので日本経済がイケイケだった時代は知りません。
これまでの人生で日本経済がイケイケと感じたことすらありませんw
このように、経済とか政治の面で見ると日本は最強とは言い難い状況になっています。
むしろ全然ダメですねw
そしてこういったデメリットを克服できるのが、海外で稼ぐことです。
海外で稼ぐのが良い理由
ここまでの内容を踏まえて、次に海外で稼ぐのが良い理由について見ていきます。
日本だと長期のデフレで経済が低迷して、賃金もなかなか伸びません。
これから回復するような雰囲気も感じられません。
そのくせ社会保険料とかはどんどん増えて手取り収入は減っていっています。
この傾向はしばらく変わらないと思います。
こうした状況を打破するには、日本ではなく海外で稼ぐことが有効であると僕は考えます。
経済が伸びている・賃金が上昇している
1つ目の理由はとてもシンプルです。
日本の賃金や経済や停滞気味ですが、海外に目を向けると上昇している国がほとんどです。
こちらはG7の平均賃金の推移です。2000年を1として相対値で表しています。
(OECDのデータより作成)
ご覧の通り、日本とイタリアの圧倒的敗北です。
日本は2000年からほとんど給料が変わっていません。
それでも社会保険料などは増えているので、実質的には手取りは下がっています。
さらに日本のGDPを見ても、バブル崩壊後からは横ばいが続いています。
単位はドルです。
(世界銀行のデータをもとに作成)
この20年間で日本は経済成長から置いてけぼりにされてる感があります。
この間に、海外はGDPも賃金も成長しています。
先進国は日本との差をグングン広げて、発展途上国は日本との格差を縮めています。
今後の動向については、突然日本の賃金が上昇するよりかは、今の傾向が続く可能性の方が高いと思います。
そうなってくると、賃金上昇の見込みのない日本で稼ぐのと、経済イケイケで賃金も上昇している海外とではどちらで稼ぐかと考えたら後者ですよね。
日本よりかは海外の方が経済も賃金も伸びているので、「じゃあ日本じゃなくて海外で稼ごうぜ」というシンプルな結論です。
円安
2つ目の理由は円安です。
円安の影響もバカになりません。
円安が進めば進むほど、日本は相対的に安くなっていきます。
リーマンショック後は1ドルが80円を切るところまで円高が進みました。
しかしアベノミクス以降は円安が進んで一時は1ドル120円を超えるまでになりました。
今後も日本経済の弱さとアメリカ経済の強さが顕著になれば、円安は継続されていくでしょう。
こうなってくると、日本としてはダブルパンチを食らっていることになります。
日本は賃金が上がらずに、なおかつ経済も低迷しているところ、海外はどんどん成長しています。
ここで差がつきます。
さらに円安が進むことで日本円の価値が下がります。
相対的に日本円が安くなるので、さらに差がつきます。
このダブルパンチでますます日本は安い国になっていきます。。。(涙)
以上の理由から、日本ではなくて海外で稼いだ方が未来は明るいということが言えます。
どうやって海外で稼ぐか
ここまでの内容を踏まえて、「じゃあどうやって海外で稼げばいいんだ」と疑問を持つかと思います。
この答えもいくつかご紹介します。
今はインターネットで世界とつながることができます。
この恩恵で、日本にいながら海外で稼ぐことは意外と容易に実現できます。
ここでは3つご紹介します。
投資(アメリカ株など)
1つ目は投資です。
これが一番簡単なやり方です。
投資は日本株だけではありません。
アメリカ株やインド株など世界中の株へ投資することが可能です。
海外には、日本よりも成長著しい企業がたくさんあります。
特にアメリカ株は、優良企業の宝庫です。
長期で見ると、NYダウやS&P500は右肩上がりで、今後もこの傾向は続くと思われます。
リーマンショックやコロナショックさえも一時的な下落と捉えることができます。
アメリカは、政府も企業も株価に対してとてもシビアです。
個人の投資率が高いので、株価の動きが国民の生活に直結します。
ゆえに政府としても株価を上げるためにコミットします。
企業としても、アメリカの会社は従業員に株を付与する会社が多いです。
株価を上げることができれば企業としても従業員としてもハッピーになります。
よって、政府も企業も株価を上げるために必須に動きます。
このような状況なので、アメリカ株は今後も力強く成長していくものと思われます。
よって、アメリカ株に投資すれば、キャピタルゲインも狙えますし、そのうえ円安が進めばさらに利益が増えます。
高配当銘柄などに投資をすれば配当金をもらいながら資産形成をすることもできます。
ネット証券を開設したらすぐにアメリカ株への投資は可能になるので、興味のある方は是非とも検討してみてください。
株式投資にオススメの証券会社は?主要ネット証券会社の特徴をまとめます!
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リモートで海外企業で働く
2つ目の方法は、リモートで海外企業で働くことです。
難易度は高いですが可能です。
日本にいながら、海外の会社に勤めたり、海外のクライアントを相手に仕事をすると、海外基準の給料を得ることができ、ドルやユーロなどで受け取ることができます。
僕の知り合いの中には、日本にいながらアメリカの顧客を相手に仕事をしているフリーランスエンジニアが何人かいます。
普通に日本の顧客よりも単価が1.5倍くらい高いと言っていましたね。
日本から見たら高給でも、アメリカから見たらリーズナブルな給料に見えるときさえあります。
それくらいアメリカと日本の賃金の差は大きいです。
こういった差をうまく利用すれば、日本にいながらもがっつり稼ぐことができるでしょう。
特に円安が進むとアメリカから見たらさらに給料は割安に見えます。
かつては、日本企業も多くの業務を賃金の低い中国や東南アジアなどにアウトソースしていました。
今でもしていると思いますが、このアウトソース先になんと日本も入りつつあります。
それくらい賃金が低いんです(涙)
悲しいですが、これが現実です。
つまるところ、過去にも触れましたが英語ができると最強です。
特にエンジニアで英語ができるとマジで強いです。
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外資系企業に勤めるのもあり
3つ目の方法としては外資系企業に勤めることです。
この場合は、給料は日本円で受け取ることになります。
それでも外資系企業で働くメリットはたくさんあります。
まずはシンプルに高給であるということです。
日本企業のように年功序列みたいなシステムもありません。
本社の給料水準に合わせている企業も多いので、特にアメリカに本社があるゴリゴリの外資系企業だと、日本で働いた場合でも同水準の給料が確保される場合も結構あります。
有名どころだとGAFAやコンサル企業などですね。
さらに実力主義であることもメリットです。
若くても結果を出せば給料をガンガン上げることができます。
給料は日本円だとしても、日系企業に行くよりかはスピーディに給料を上げることができます。
そして、外資系企業を選ぶ大きなメリットの1つが、株をもらえる企業が多いことです。
入社時に数百万円分をもらって、数年間かけて売っていくというのがよくあるパターンです。
その間に株価が上がれば大きな利益をゲットすることができますし、円安が進んでも利益につながります。
通常の給料は日本円ですが、株についてはドルベースになるので海外で稼ぐのと同じような状況になります。
よって、外資系企業で勤めることもとても有効に思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは「海外で稼いで日本に住むのが最もコスパが高いと思うお話」というテーマでお話してきました。
日本は、経済とか政治こそ低迷していますが、住みやすさで言えば世界最強レベルと言えます。
ただ、大きなデメリットの1つが、賃金の伸びです。日本は数十年間賃金が増えていません(涙)。
ここを打破するために有効なのが、海外で稼ぐことです。
身近な方法だとか投資があります。
アメリカ株に投資すればドルベースで資産形成することができます。
さらに外資系企業に勤めて若いうちから給料をガシガシ上げていくのも有効です。
本記事を読んで少しでも共感を得ていただけたら、いろいろと行動してみましょう。
一番手軽に始められてるのは、アメリカ株投資かと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。