たくさんの布に謎の乾物!台北・迪化街の永楽布業商場と周辺を探検! では、2018年11月28日から2018年12月7日の台湾旅行の際に訪れた台北の迪化街と、布市場で有名な永楽布業商場をご紹介します。
台北の迪化街は、漢方や乾物などを売るお店がずらりと並ぶ昔ながらの問屋街です。
その中にはたくさんの種類の布が売られている市場で有名な永楽布業商場があります。
日本ではなかなか高くて手が出せないシルクの布などもここではリーズナブルに仕入れることができます。
また周辺にある問屋街では、日本ではなかなかお目にかかれない面白い乾物や漢方、さらにはとってもおしゃれな茶器を扱うお店がたくさんあります。
永楽布業商場および迪化街には、過去の記事で紹介しました「清粥小菜」を訪れた日に行きました。
台湾朝食の定番!おかゆを「清粥小菜」でいただきました!
「清粥小菜」は永楽布業商場の目の前にあります。
もうお店から見えますw
それでは早速ご紹介していきます!
目次
たくさんの布に謎の乾物!台北・迪化街の永楽布業商場と周辺を探検!
1. まずは場所の確認から
まずは場所から確認します。
永楽布業商場はの最寄駅は「北門站」です。
ここから北に徒歩約10分程の場所にあります。
そしてこの周辺が迪化街になります。
徒歩10分がしんどい場合なバスで行くのもありです。
私の場合はまず「清粥小菜」までタクシーで行き、そこで朝食をいただきました。
「清粥小菜」から永楽布業商場はもう歩いて20秒くらいです(笑)
ほんとに目の前にあるんです!
2. 永楽布業商場にはとんでもない数のお店があります
ここからは実際に訪れた様子をご紹介していきますね!
こちらが「永楽布業商場」です!
レトロでいい雰囲気の建物です。
中に入ると1階はレストランや八百屋さんなど、いろいろなお店が所狭しと並んでいます。
そして2階に上がるとものすごい数の布屋さんがありました。
お裁縫が好きな方でしたらこのフロアで一日潰せると思います(笑)
全部で一体何店あるのでしょうか。勘ですけど200店くらいあると思います。
お店によってはとってもユニークなものも売ってます。
台湾らしくチャイナドレスっぽい生地もあります。
いいですね〜チャイナドレス。
さらに台湾の伝統的な柄を専門に扱っているお店もあります。
そのほか日本の生地を扱っているお店やこのようなファスナーなどの小物を売っているお店もあります。
「永楽布業商場」には、私含めて4人でいきましたが、そのうちの一人が裁縫が得意かつ大好きで、彼女曰く、日本で買うのと比べて、ここではだいたい1/3の価格で手に入るとのことです。
ただもちろん日本製の生地は日本で買うものよりも高いですよ(笑)
うまく選べばかなりお得に生地を仕入れることができますね。
3. 迪化街の乾物・漢方巡りが楽しすぎる!
さて、「永楽布業商場」を出てからは周辺の迪化街を散策しました。
と言いますのも、本来の目的は台湾の大型スーパーにいってお土産を買うことでした。
それが「永楽布業商場」から歩いて10分ちょっとの位置にあるんですね。
カルフールですのでフランス系のスーパーですけどね。
ローカルなものがたくさん売っていて楽しいですよ。
こちらについては次回の記事でご紹介したいと思います。
そしてこのスーパーまでの道中がちょうど迪化街の問屋街になるんですね。
このあたりにはたくさんの乾物屋さんや漢方屋さんがあります。
面白かったのをいくつかピックアップしてご紹介します!
もう歩いているだけですぐに乾物屋さんがあります。
こちらは果物などの乾物を扱っているお店のようです。
キウイフルーツなど少し珍しいものもあります。
右側は何となくフルーツだろうとわかりますが、左側はもはや何かわかりませんw
そしてこのお店のすぐ横にはこんな建物があります。
こちら「台北霞海城隍廟」と呼ばれていまして、日本でいうところの神社あるいはお寺?のようなものです。
そしてこの「台北霞海城隍廟」は、縁結びの神様で有名な「月下老人」が祀られているそうです。
なので結構女性の参拝客が多いような感じでした。
パワースポット的な場所になっているのでしょうか。
ちなみに台湾でこのような場所に訪れる際にはだいたい周辺にこのようなお店があります。
「なんじゃこの店は」って感じですが、こちらのお店は神様へのお金を販売しているお店です。
参拝する際にはこちらでお供えするための神様用のお金を購入してそれを燃やすことによって神様へ届けるそうです。
ちょっと道がそれましたが、「台北霞海城隍廟」を何となく見てさらに先へと進みました。
だんだんとディープな街並みになってきました。
そしてこのディープな街並みの中で面白い乾物屋さんを発見しました。
こちらのお店です。
パッと見た感じ普通の乾物屋さんですが、珍しいものがたくさん売ってるんですよ。
もう得体の知れないものがたくさん売られているんです。
もう何が何だかわかりませんが、面白そうなものがたくさん売っています。
見ているだけで楽しいですね〜
そして驚くことにそれぞれの漢方が結構なお値段するんですね。
物価が安くて有名な台湾ですが、漢方となると平気で1万円を超えてくるような商品がごろごろしています。
現地の方々はこんなに高価なものを頻繁に買うんですかね。
4. ときどきグロいですw
ほとんどの商品が何からできているのかわかりませんでしたが、一つだけ確実にわかるものがありました。
もう原型そのままですのでわからない方がおかしいです(笑)
実際に見たときは「これは水族館で見るものじゃね」っていうのが最初の感想でしたw
少々グロいので、「グロいのはちょっと」という方はこちらをクリックして次にコンテンツに進んでくださいw
「グロいのウェルカム」という方はこのままお進みください。
私の場合は過去の旅行でもグロいものを見てきたので、それに比べるとこれは大したことありませんが、それでも珍しすぎて驚きました。
ちなみに過去に記事についてはこちらからどうぞ。
セブ島市内の大型モール『SM City Cebu』にあるスーパーを探検してみた
グロいものがいっぱい!ベトナム・ハノイのスーパー!
それではどうぞ。
もう見たら何だかわかりますよね。
はい、タツノオトシゴです。
もう完全に原型をとどめています。
これにはびっくりしましたね。
タツノオトシゴなんて水族館でしか見たことありませんからね。
まさか乾燥したものを見るとは・・・笑
そして驚くのはそのお値段です。
1匹5800台湾ドルです。
2018年12月当時のレートで約20880円です(1台湾ドル=3.6円で換算)
高すぎますね。
ちなみにこちらの商品は滋養強壮に効果抜群だそうです。
日本でいうところのハブ酒的な立ち位置ですかね。
やはりこういう面白いものを見るには観光客向けの場所よりかは、このような地元の方も利用するローカルな場所がいいですね。
5. おしゃれな茶器屋さんを発見
乾物屋さんや漢方屋さんを見てさらに進むとおしゃれな茶器屋さんを発見したのでご紹介します。
入り口はこじんまりとしていますが、中に入ると結構奥行きがあります。
お店の中はこんな感じです。
おしゃれですよね〜
さらに茶器もたくさん販売しています。
伝統的な茶器から少しモダンなデザインな茶器までいろいろ揃っています。
さらにお店の奥に進むと、中庭のような空間がありました。
さらにでっかいつぼの中には魚がたくさんいました。
かわいい〜
中庭の奥にはさらにお店がありました。
こちらには少しユニークな茶器もありますね。
お土産にも良い商品がたくさんあるのでおすすめです。
ぜひ行ってみれください。
6. 歩き疲れたらアイスでクールダウン
ここまで乾物屋さんに漢方屋さん、茶器屋さんを見てきました。
訪れたのは2018年の11月後半から12月前半にかけてでしたが2018年は少し気候がおかしかったようで、この日は25度は超える暑さでした。
なので外をぶらぶらするだけで汗が吹き出てきます。
ということでアイスでクールダウンすることにしました。
先ほどの茶器屋さんから数件隣にアイスが売っているお店がありました。
ちなみにだいたいのお店でアイスはあるので探さずとも勝手に見つかります(笑)さすがは南国!
どのお店でも似たような商品が並んでいますよ。
お値段もリーズナブルなので気軽に食べられます!
暑くなったらとりあえずアイスです。
南国らしくパッションフルーツやドラゴンフルーツ、過去の記事でもご紹介しました釈迦頭のアイスなどユニークなアイスがたくさんあります。
適度なローカル感が心地よい!通化街夜市をぶらぶらしてきました。
7. 週末は永楽布業商場周辺に出店が出現します
実際にはアイスを食べた後に、目的地であった現地の大型スーパーに行きました。
そちらに関しては次回の記事でご紹介するとして、実はこの「永楽布業商場」には今回の旅行中に2度訪れました。
1回目は平日でした。そして2回目は週末にきました。
そして週末に来ると「永楽布業商場」周辺には多くの出店があってとても賑やかでしたのでこちらで合わせてご紹介しておきます。
週末に「永楽布業商場」へいくと、周辺はこんな感じです。
手作りの裁縫グッズを売っているお店が多いですね。
手作りと言いましてもクオリティは素晴らしいです。
さらに出店に紛れて、日本の今川焼のようなものを販売している出店があったので買ってみました。
驚いたのがその具材です。
あずきなどの定番の具材はありますが一つだけおかしいものがありますね。
「切り干し大根!!!」なかなかの衝撃です。
これは買うしかありません。
そしてメニューの日本語表示のオレンジクリームの「り」だけがなぜかひらがなだったことに爆笑しましたw
お値段1個15台湾ドル。激安ですね。
早速購入していただいてみるとぎっしりと切り干し大根が入っていました。
切り干し大根自体は日本で食べるものと大差ありません。
そしてこれ結構いけるんですね。
今川焼となると甘いおやつのイメージでしたが、少ししょっぱい切り干し大根も合うんです。
デザートというよりかはおかずですね。
私個人的には、正直こっちの方が好きかもしれないです(笑)
やっぱり国が違うと異なる発想が生まれるんですね。
この切り干し大根入りの今川焼、かなりおすすめです!!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、2018年11月28日から2018年12月7日の台湾旅行の際に訪れた台北の迪化街とそこにある布市場で有名な永楽布業商場をご紹介しました。
台北の迪化街は、漢方や乾物などを売るお店がずらりと並ぶ昔ながらの問屋街です。
その中にはたくさんの種類の布が売られている市場で有名な永楽布業商場があります。
日本ではなかなか高くて手が出せないシルクの布などもここではリーズナブルに仕入れることができます。
また周辺にある問屋街では、日本ではなかなかお目にかかれない面白い乾物や漢方、さらにはとってもおしゃれな茶器を扱うお店がたくさんあります。
観光地よりもローカルな雰囲気を味わいたいという方にもおすすめです。
ぜひぜひみなさんも訪れてみてください。