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【経験談】社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話

2021年11月21日

【経験談】社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話

こんにちは。TATです。

今日のテーマは「社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話」ですw

 

僕は社会人になってからPythonを独学して、結果として転職に成功しました。

ただ、その転職先では「いろいろと地獄だったよ」という経験談をご紹介します。

 

今となっては笑い話で済む話ですが、当時の僕にとってはなかなか苦労した期間でした。

地獄だった要因は明白で、僕の知識不足と実務経験がほとんどなかったためです。

 

これからプログラミングを勉強しようとしている方、あるいは勉強中の方は、こういった現実も知っておくと良いと思います。

プログラミングを勉強したらすぐに新たな職場で活躍できると思っていたら気をつけたほうが良いですw

地獄を見るのは僕だけにして、本記事を読んでくださったみなさんは僕の経験をうまく活用して上手にステップアップしていってください!!!

 

【経験談】社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話

【経験談】社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話

社会人になってからPythonを独学して転職に成功しました

まず僕がPythonを独学してから転職に成功するまでの経緯について簡単にご紹介します。

 

UdemyでPythonを独学

僕は社会人になってからPythonを独学しました。

独学に至った理由は単純で、「プログラミングを活用して株式投資に必要なデータを自動収集・分析できるようになりたい」と思ったからです。

吟味の末、スクレイピングやデータ分析に強いPythonを独学する決断をしました。

 

Udemyを利用してPythonを独学で習得し、株式投資のスクリーニングに使用するためのデータ収集と分析用のプログラムを開発します。

プログラムの開発を通じて、プログラミングの素晴らしさに魅了されてのめり込んでいくことになり、同時に株式投資への興味もどんどん強くなっていきます。

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転職に成功する

Pythonと株式投資への興味が強くなってきた頃の僕は、インフラエンジニアとして働いており、Pythonが本業で活かせる可能性は限りなくゼロに近い状況でした。

悩んだ末、当時勤めていた職場を去ることを決意して、転職活動を開始します

 

最終的に金融情報を扱う会社でデータアナリストとしての仕事をゲットすることができました(株クラなら誰でも知ってるそこそこ有名な会社です)。

ちなみにここでの転職の成功の要因は、Pythonはあくまで加点要素で、当時の本業の内容や成果が評価してもらえた感じです。

あとは英語が必須の職場だったので、過去の留学や海外インターンの経験も評価されたのかなと思ってます。(面接も英語でしたw)

 

転職先では、基本的にはPythonは必要とされていませんでしたが、Pythonの知識のある人は歓迎するみたいなノリでした。

完全に加点要素です。転職後も自ら手を上げない限りは、Pythonが求められることはありません。

 

ただ、僕の場合は面接時に「Pythonできまーす!」と宣言していたので、「こいつはPythonできるやつ」と認定されて入社することになりました。

そして地獄の日々が始まります。。。

 

ちなみにPythonを独学して転職に成功するまでのお話はこちらの記事で詳しく解説しています。

ここは結構ハッピーエンドな物語感がありますが、本記事では転職後の現実についてご紹介していきます。。。

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転職してから己の実力不足に気づき絶望する

入社時の面接で、僕は「Pythonできま〜す!」と宣言していました。

そこも幾分か加味されて転職が決まったので、入社時には当然「あいつはPythonできるやつ」という認定がすでにされている状態でした。

 

この時の僕はぶっちゃけかなり背伸びしてました。

できると言っても簡単なプログラムを数個作った程度でしたからね。

 

当時の僕は「どんと来いやー」と鼻息を荒くして待ち構えていましたが、いざ実務が降り注いでくると突如として地獄のように環境が一変することになります。

若気の至りってやつですね。

 

地獄に陥った要因としては大きく2つ挙げられます。

地獄を見た要因

  1. 圧倒的な知識不足
  2. 圧倒的な実務不足

 

それぞれ解説していきます。

 

地獄を見た要因①:圧倒的な知識不足

1つ目の要因は圧倒的な知識不足です。

 

転職時の僕は、Pythonを独学してたとはいえ、まだまだ知識不足の状況でした。

基礎的な文法については理解しているつもりでしたが、可読性の高いコードの書き方とか、Python以外の知識(AWSとか)とか、そういった知識はほぼ皆無の状態でした。

一応前職でインフラエンジニアとして働いていたのでLinuxとかは少し知っていたくらいです。

 

こうした知識不足から、なかなか思い通りに物事が進まない状況が続きました。

まず、会社の内部システムを理解するだけでも一苦労です。

Python以外の知識がほぼない当時に僕にとって、社内システムとかアーキテクチャの話をされてもなかなかピンとこないわけです。

幸い、前職のインフラエンジニアで学んでいた内容がところどころ役立つことはありましたが、それでも知らないことの方が圧倒的に多い状態でした。

 

実際に仕事をするとなると、Pythonだけではなくてその周辺に関する知識も必要になってきます。

Pythonを動かすためのサーバーでの作業も必要になりますし、コードの管理のためにはGitHubなどが必要になります。

 

こういった知識が圧倒的に不足していたために、一気に地獄へ陥ることになりました。

Pythonが使いたくて、転職をしましたがそのためにはPython以外の知識も必要になってくることを身をもって実感しました。

 

地獄を見た要因②:圧倒的な実務不足

2つ目の要因は圧倒的な実務不足です。

 

転職後からは、ぽろぽろとPythonを必要とする仕事が降ってきましたが、真っ先にぶちあたるのが人のコードを読むことがすこぶる苦手だったということです。

会社でプログラムを書くと、独自のルールが設けられていることがあります。

「バラバラだと管理が難しくなるので、みなさんこういう書き方で統一しましょうね!」みたいな感じでルールが設けられています。

 

よって、最初は他人のコードを見ながら書いていくことになったのですが、当時の僕は自分でプログラムを書くのに必死で、人のコードを読んで理解するみたいな経験は皆無でした。

結果としてここでもかなり苦労します。

人によってコードの書き方は特徴が出ます。

自分が考えもしないような書き方も結構目にします。

 

こういった場合には、内容を理解するのは結構時間がかかります。

あとはコードを書いたあとのテストとかデバッグ作業みたいな経験もほとんどなかったので探り探りの状態でやっていました。

趣味と仕事ではプログラミングで求められるレベルは全然違うことを思い知りました。

 

結局、死ぬほど努力するしか道はなかったw

上記の要因で地獄に陥っていった僕ですが、この状況を乗り越えることができた理由もとてもシンプルでした。

はい、死ぬほど努力することですw

根性論みたいでも申し訳ないのですが、最後はこうなります。

 

知識もない、実務経験もない、そんな僕に残されている道はただ一つ、ひたすら努力あるのみです。

 

仕事以外の時間のほぼ全ては勉強に捧げる

具体的には持てる時間のほぼ全てを仕事のための勉強にあてました。

仕事中はもちろんですが、仕事以外の時間も知識の吸収のためにフルコミットします。

 

本を買って読みまくり、Udemyで新たなコースを受講し、わからないことがあれば分かるまでググり続ける。

平日は帰宅してから大体3時間、週末は最低でも1日6時間くらいはコミットしていたと思います。

そんなことを2カ月も続けていけば、そこそこの知識がついてきます。

社内システムのこともアーキテクチャーのこともAWSのこともGithubのことも大体わかってきます。

 

こうして、仕事の歯車がようやく回り始めます。

最初は探り探りの作業の連続だったので、カメさんのようなスピードで仕事をしていましたが、時間が経つにつれてどんどん早くなっていきます。

 

気づいたら周りの同僚に教えているような状況になります。

後輩とかが入社してきたら、僕が彼らに説明します。

人に説明すると自分の理解も深まるのでさらに詳しくなれます。

 

これを繰り返していくことで会社のシステムを理解しつつ、新たな知識もどんどん学ぶことができました。

ちなみに当時の僕は、新しい知識がついてわからないことがどんどん分かるようになるのが楽しくて、この生活を全く苦に思ってませんでした。

だいぶバグってましたねw

彼女(今の妻です)にも僕の没頭具合にたびたび心配されておりましたw

 

仏のような同僚に救われた

圧倒的な知識不足や実務不足を補うために死ぬほど努力するのは当然のこととして、もう一つ救いがあります。

それが同僚の存在です。

 

転職先の同僚は、本当にいい人たちばかりで、知識のない僕に対して、「そんなことも知らねーのか」みたいなことを言う人は皆無で、みんなめっちゃ親切に教えてくれました。

同じことを何度聞いても嫌な顔をする人はいないですし、本当に恵まれていたなと感じます。

 

一人で追い込まれていたら結構しんどかったと思いますが、僕の場合は周りにかなり助けられました。

一部同僚はこのブログの存在を知っているので、この場を借りて御礼申し上げます。

たくさん助けていただきありがとうございました。

 

死ぬほど努力すればなんとかなる

調子こいて勢いで転職して地獄に転落した僕ですが、この地獄を乗り越えるためにひたすら努力しました。

 

結果としてなんとかなりました。

最初の精神的な負荷はとてつもないですが、時間が経つにつれて知識が伴ってくると負荷はだんだんと緩和されていきます。

 

気付いた時には普通に仕事に対応できるようになっていました。

当時の僕はがむしゃらに動いていたのであまり気づきませんでしたが、振り返ってみると気付いたら突然普通に仕事に順応していましたねw

 

しんどいけど、高速で成長できる

ここまでを読んでいると「そんな辛いなら転職は怖いな」と感じるかもしれません。

ただ、大きなメリットもあります。

それが圧倒的に成長できると言うことです。

 

勤務時間以外も勉強にフルコミットしていたので当然といえば当然の結果ですが、ここまで自分で追い込もうと思ったらそれなりのプレッシャーが必要ですw

自ら追い込むことができればいいですが、転職とか新しい職場で新たな知識が必要とされるといった状況に置かれたら誰でも頑張りますよね。

いい感じのプレッシャーが人を高速で成長させることができます。

辛いですが、得られるものも大きいです。

 

こういった生活を続けていると、多くの経験を通して圧倒的に成長することができます。

おんなじ期間でも密度の濃さが違います。

 

僕は今までにこういった追い込まれた経験が何度かあります。

大学院にいた時には、海外(確かロサンゼルス)の学会発表で英語プレゼンに放り込まれたり、アメリカでインターンをした時にはなんの経験もないのにデータを解析するためのマクロを組んだりしてました。

 

もうとにかく不安しかないので、その気持ちを抑えるためにひたすら勉強するわけです。

性格的にもともと心配性な部分もあります。

 

ただこれまでを振り返ってみると、追い込まれた時は基本的になんとかなってるんですね。

こういった経験を何度か繰り返していると、多少の修羅場では動じなくなりますw

今後ふりかかってくるであろう困難にも立ち向かっていけるだけの粘り強さみたいなものも得られたのではないかと思っています。

 

仮に今日会社をクビなっても、転職先をすぐに見つける自信があります。

転職先の仕事にいち早く順応する自信もあります。

そういった見方では、ある意味人生が安定すると言えるかもしれません。

 

当時は絶望していましたが、振り返ると無駄になったものなんて1つもなかったのかなと感じます。

 

これからプログラミングを勉強する方やすでに勉強している方へ

最後に、これからプログラミングを勉強しようとしている方やすでに勉強している方に向けて、僕の経験を踏まえてアドバイスです。

アドバイスできるほどの立場ではないですが。。。w

 

興味があればやってみよう!

プログラミングに興味を持った方は是非ともはじめてみてください。

「今更遅すぎる」と言うことは決してありません。

僕自身も社会人になってからPythonを独学した身なので間違いありません。

 

独学でもいいですし、独学に自信がないならプログラミングスクールへ行ってみるのもあります。

 

独学の方法としてはいろいろあります。

書籍の購入してもいいですし、プログラミング学習サイトを活用するのもありです。

僕のオススメとしてはUdemyです。

特にセール時に購入すれば90%オフとかで買えるのでオススメです。(むしろセール以外で買っちゃダメw)

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また、独学が辛いと言う方にはプログラミングスクールも選択肢になります。

プログラミングスクールはスクールによって授業スタイルなどが全く異なるので、興味のあるものを見たら無料体験レッスンなどを受けたうえで判断すると良いと思います。

また怪しげなスクールがあることも事実なので、きちんと無料体験レッスンを受けるなどして疑問点を解消してから最終判断をするようにしてください。

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年収もアップできます

僕の経験を聞いて転職が怖いと感じる方もいるかもしれませんが、その分高速で成長することができます。

早い段階で経験値を貯めておけば、その後の労働市場でも有利です。

 

スキルや経験を身につけて転職すれば年収も増やせます。

僕の場合、Pythonを独学してから転職しましたが、その際には年収で100万円ほど上がっています。

その後も転職していますが、転職するたびに年収は上がっています。(むしろ下がったら転職しないですよねw)

僕の場合は、手取りで換算したら、社会人1年目と比較すると5年で2倍(正確には2.2倍くらい)になりました。

結構夢がありますよね。

 

職場での昇給もありますが、やっぱりガツンと年収を上げるなら転職の方が強いです。

特にプログラミングは需要が高いですからね。経験さえ積めば年収アップの可能性は十分にあります。

ただし、転職時の新たな環境へなれる負荷はなかなかこたえます。

それでもその分高速に成長できる機会にもなるので、将来的には大きくプラスに働くと思います。

 

僕はPythonを独学してから人生が大きく変わりました。

もしPythonに限らずプログラミングに興味があれば是非ともトライしてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでは「社会人になってPythonを独学して転職したら地獄だった話」というテーマで僕の経験談をご紹介しました。

 

僕の知識不足と実務不足から転職先では苦労しましたが、その分得られるものもとても大きかったです。

シンプルに年収も上がりました。

当時は絶望していましたが、今思えばめちゃくちゃ貴重な経験だったと思っています。

 

これからプログラミングを勉強しようとしている方、あるいは勉強中の方は、是非ともトライしていただければと思います。

そして地獄を見るのは僕だけにして、本記事を読んでくださったみなさんは僕の経験をうまく活用して上手にステップアップしていってください!!!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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