ロボットが接客!「変なホテル東京 赤坂」へいってきました! ということで、先日ついに念願の変なホテルへ行ってきましたのでその様子をご紹介します。
みなさん、「変なホテル」ってご存知ですかね?
「変なホテル」は「ロボットが接客をする」という全く新しいホテルで、長崎のハウステンボスに1号店ができてから話題となり、最近では都内にも進出しています。
そして先日、2018年7月20日に、「変なホテル東京 赤坂」がオープンしました。
オープンしてから1週間後の2018年7月28日~29日に「変なホテル東京 赤坂」に宿泊してきましたのでその様子をご紹介します。
メリットデメリットありますが、これからのホテル業界をはじめとする接客業界を大きく変えるホテルであると私は感じました。
目次
ロボットが接客!「変なホテル東京 赤坂」へいってきました!
1.変なホテルとは
まずは、変なホテルについて軽くご紹介します。
変なホテルは、ロボットが接客を行うというこれまでとは全く違うサービスを提供するホテルで、エイチ・アイ・エスグループが運営しています。
2015年7月17日に、長崎のハウステンボスに第1号店ができて大きな話題となりました。(公式サイトはこちらからどうぞ)
それ以降、東京にも進出しまして、現在(2018年8月現在)では全国で10店舗以上あります。
最大の特徴はフロント業務や荷物運びなどをロボットに任せることで、人件費を極限にまで抑えていることです。
結果、「世界初のロボットホテル」としてギネスにも認定されています。
人件費を極限までに抑えていることから、通常のホテルよりもかなり高い利益率を出しているみたいです。
2.変なホテル東京 赤坂
そして今回は、2018年7月20日にオープンしました「変なホテル東京 赤坂」に宿泊しました!
「変なホテル東京 赤坂」は溜池山王駅から徒歩4分の場所にあります(公式サイト)
そのほかにも赤坂駅や赤坂見附駅からも徒歩圏内です。
お部屋もいろいろ種類がありますが、一番広いお部屋でも19平米ほどです。
ビジネスホテルのようなコンパクトさです。(詳細はこちらからどうぞ)
そして今回はこの一番広いお部屋に宿泊しました(どや顔w)。
3.チェックイン・チェックアウトはすべてロボット
それではここから実際に宿泊した様子をご紹介します。
外観はいたって普通のビジネスホテルです。
中に入るとすぐにロッカースペースがあります。
早くつきすぎてしまった方はこちらでスーツケースを預けて、身軽になってから観光や仕事へ向かうことができます。
利用料金も良心的です。これはありがたい。
ロッカーを過ぎるとレストランの案内があります。
どうやらこちらで朝食をいただけるようですね。
今回はこちらで食事はとりませんでした。
食事については別の記事でご紹介します!
さて、入り口はもちろん1階ですが、受付は2階にあります。
階段あるいはエレベーターで2階へいくと、ロボットの受付が待ち構えてくれています。
そしてこのロボットがなかなかリアルなんですね。
ただチェックイン・チェックアウト時にはこのロボットと会話することはありません。
チェックインはテーブルにあるタブレットを操作してすべて完了します。
チェックアウト時には真ん中にある大きな機械ですべて完了します。
ロボットは我々が端末の操作に合わせて話しかけてくれます。
そして聞いた限りでは、このロボットは、日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語を話していました。
さすがです(笑)
4.部屋紹介
無事にチェックインを完了してさっそく宿泊するお部屋へと向かいます。
お部屋は3階でしたのでエレベータで3階へと向かいます。
オープンしたばかりなだけあってやっぱり内装もきれいですね~
それではお部屋にお邪魔しまーす。
入っていきなりベッドがどーん!
ベッドの手前にはコンパクトなテーブルが一つと椅子が2つあります。
典型的なビジネスホテルの間取りですね。
部屋の奥に進んで振り返るとテレビがありました。
テレビ横には無料で貸し出しを提供するスマホがあります。
最近のホテルではこのスマホ貸し出しサービスが増えているように感じます。
以前訪れた金沢で宿泊したホテルにも同様のサービスがありましたね。
【朝ごはんののどぐろが絶品】金沢旅行のホテル「雨庵」がおすすめ!
海外からの観光客の方にはとても親切なサービスです!
さて、次は大事な大事な水回りの設備を確認します。
まず、私にとって最も重要なトイレです。
やはりオープンしたばかりなだけあってトイレは最新式(たぶん)です。
そして私にとって最も大切なウォシュレットもしっかりと完備されております。
ウォシュレットさえ完備されておれば、もう私からいうことはもうなにもありません。
安心して宿泊できます(笑)
今となっては、最悪ウォシュレットがなくても携帯ウォシュレットで対応できます。
【使い方も徹底解説!】海外旅行が劇的に快適になる最強の武器!TOTO製の携帯ウォシュレット!
トイレの横はお風呂になっています。
少しコンパクト気味ですが、シャワーしか浴びない私からしてみればこれで十分です。
アメニティも最低限しっかりそろっています。
ボディーソープも下の段にちゃんとありますよ。
その他、洗面台には、歯ブラシやドライヤーなど、最低限度のアメニティがしっかりと揃えられています。
ここら辺に関しては文句なしですね!
さて、そんなこんなで部屋を物色していると面白いものを見つけたのでご紹介します。
テレビをいじっているとこんな画面を発見しました。
なんとこれ、家電コントローラーです。
貸し出し用のスマホを使って部屋内の家電をコントロールできるんです。
コントロールできるのは、テレビ、エアコン、照明です。
通常ですと、それぞれ別のリモコンが存在しますが、ここではすべてスマホ一つでコントロールできます。
これはとっても便利です(後日自宅にも家電をコントロールするリモコンを購入しましたw)
お部屋としては少し狭いですが、寝泊まりするには申し分ないです。
アメニティもしっかりそろっているので快適に過ごすことができます。
5.LG Styler(LGスタイラー)がすごすぎた
最後に今回「変なホテル東京 赤坂」宿泊時に使用して感動したのがLG Stylerです。
LG StylerとはLGから発売されているホームクリーニング機です。(公式サイト)
私が宿泊したお部屋にはこのLG Stylerがついていまして、今回使用してみたところ、想像以上に素晴らしかったのでご紹介したいと思います。
まずは本体のご紹介です。
サイズは冷蔵庫くらいあります。
スタイリッシュでかっこいいでしょ~(笑)!!
電源を入れるとボタンが光りだしてもうわくわくが止まりません。
モードはたくさんあって、スチームや乾燥、除菌などのコースから選択できます。
そして今回なぜこのLG Stylerを利用することになったかと申しますと、私が宿泊した2018年7月28日は台風が直撃してたんですね(笑)
したがって、赤坂駅からホテルまで歩いただけでもうズボンがびっしゃびしゃになっていました。
そこでこのLG Stylerの乾燥機能を使ってみるという結論に至りました。
LG Stylerを開けてみると本当に冷蔵庫みたいです。
こちらのハンガーにズボンをセットして乾燥スタートです。
モードは上質乾燥を選択し、時間は30分に設定してスタートしました。
スタートと同時にまさしく冷蔵庫と同じような動作音が聞こえてきます。
しばらくするとだんだんうるさくなってきました。
温風をあてているので少しうるさくなるんですかね。
そしてLG Styler本体を見てみると、少し左右に揺れていました。
自宅に置いたら少し気になるかもしれないです。
ただ、LG Stylerを自宅に購入することを考えている方は、きっと広いお部屋に住んでいるでしょうからそんなことは気にする必要はないのかもしれません(笑)
さて、そんなこんなで乾燥が終了しましたのでズボンを取り出してみるとぶったまげました。
しっかり乾燥していることはもちろんですが、ふわっふわなんです。
柔軟剤入れて洗濯するよりもはるかにふわふわで触り心地が素晴らしいんです
そしてさらにすごいのが乾燥後の臭いです。
しっかりと脱臭された無臭です。
クルーニングにだして帰ってきたスーツのような仕上がりです。
これには驚きました。
将来でかい家に住めるようになったら導入するのもありかもと本気で思わせてくれるクオリティでした。
そして「ちなみに・・・」と思って値段調べてみました。
結果2018年8月時点だと、Amazonで16万ちょいでした(涙)やはり高い!
6.変なホテルに宿泊して思ったこと
今回、変なホテルに初めて宿泊しましたが、私自身これからの接客業界に大きな影響を与えるだろうと肌で感じました。
ちょっといろいろ考えさせられたので簡単に意見を書きたいと思います。
接客業界はすべてロボットに任せられるのか?
最大の疑問は間違いなくこれです。
今回の宿泊で、チェックインからチェックアウトまで、私は一度も人と話していません(笑)
すべて機械で完了してしまいました。
これには驚かされましたが、同時にロボットだけにすべてを任せられることに感動もしました。
今後このようなサービスがどんどん増え、例えばレストランの注文などのサービスもロボットが対応する日も近いと思います。
すべてをロボットに任せることができなくとも、人間がこなす業務の一部は間違いなくロボットに取って代わられるだろうと感じました。
接客業界に人間は必要なくなるのか?
こちらも世間でも大きく問われている問題の一つです。
AIやロボットの技術がさらに進化したら一部の業務は人間が不要になるのではないかということです。
この疑問については間違いなく私はYESだと思います。
しかし接客業界については私は少し懐疑的です。
確かに変なホテルでは人と会話することなく、チェックインからチェックアウトが完了してしまいますが、少し寂しい気もします。
ビジネスユースとかでしたら、さくっとチェックイン・チェックアウトが完了することは大変ありがたいことですが、観光を目的としてきている方や一部もビジネスユーザーでは意見が分かれると思います。
やはり宿泊先で現地の方と触れ合えるというのは、ホテルの役割の一つであると私は感じます。
ロボットだけですべてがこなされてしまったら、このような触れ合いはなくなります。
少なくとも、せっかくホテルに行くなら現地の人と触れ合いたいと思う方は多いはずです。
したがって、接客業界がすべてロボットに取って代わられるということは私はないと思います。
むしろ、そのような時代になったら、人がサービスを提供することが付加価値としてとらえられるのではないかと思います。
私が思うにこれからの接客業界は、ざっくり分けて、ロボットに業務を任せて徹底的にコストを削減する方針と、人がお客様に合わせたサービスを提供することで付加価値を与える(値段は上がりますが)方針の2つにわかれるのではないかと今回の宿泊を通して感じました。
いくらロボットがこなせても、人によるサービスを受けたいを感じる人が完全にいなくなるとは思えません。
いずれにしても、「変なホテル」がこれからの接客業界に革命を起こしつつあるということには疑いの余地はありません。
これからの科学の進歩が楽しみです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、2018年7月29日にオープンした「変なホテル東京 赤坂」をご紹介しました。
ほとんどの業務はロボットがこなし、チェックインからチェックアウトまで誰とも会話せずに完了してしまうことには驚きました。
これからの接客業界にも大きな影響を与えるホテルだと思います。
それと同時に、ロボットにできないけど人にはできるサービスがこれからの接客業界では付加価値として新しく認識されていくのかな~とも感じました。
未来を感じることができる、「変なホテル」ぜひ行ってみてください。
私は赤坂にある変なホテルに行きましたが、大都市を中心に全国に展開しているので、お近くのホテルを利用するのもありかと思います。
ここでは私が宿泊した「変なホテル東京 赤坂」の基本情報を最後にまとめておきますね。
今回ご紹介したホテル
変なホテル東京 赤坂
公式サイト:こちらからどうぞ
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目6 港区赤坂2丁目6−14
地図:こちらからどうぞ
アクセス:東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王」駅11番出口より徒歩4分、
千代田線「赤坂」駅5番出口より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線・銀座線「赤坂見附」駅10番出口より徒歩8分
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