桃園空港〜台北駅の移動は2017年3月開通のMRT(電車)が便利です! では、台湾の桃園国際空港から台北駅までの移動手段としてMRT(電車)をご紹介します。
2017年3月から桃園空港から台北駅までの路線が正式に開通しました。
結構最近ですよね。
MRTが完成する以前は、バスかタクシーを利用するのが常識でしたが、このMRTの開通に伴って空港へのアクセスが抜群に便利になりました。
今回の台湾旅行(2018年11月28日〜2018年12月7日)では、早速MRTを利用してみました。
成田からの飛行機(JAL便利用)については前回の記事をご参照ください。
【JALエコノミークラス搭乗記】成田ー台北〜日系航空はやっぱり安心です【JL805便、JL804便】
やはりバスやタクシーに比べるととっても楽でした!
目次
桃園空港〜台北駅の移動は2017年3月開通のMRT(電車)が便利です!
1. 良心的な料金
まずは料金です。
桃園空港から台北駅までの料金は160台湾ドルです。
2018年11月現在では1台湾ドルで約3.6円でしたので約580円程です。
従来であれば、桃園空港から台北駅までの移動手段では、バスかタクシーでした。
タクシーですと大体1200台湾ドル(約4320円)程度です。
バスですと会社によって値段は前後しますが、大体130台湾ドル(約470円)程です。
実際のところでいうと、MRTよりもバスの方が料金は安いんですね。
ただ所要時間はバスですと1時間弱、MRTですと日本の快速に該当する『直逹車』で約35分程です。
バスの場合、通勤時間にあたると交通渋滞が発生するのでさらに時間はかかります。
タクシーは料金が高いうえに交通渋滞の影響があるのでなるべく利用したくないものです。
それらを考慮するとMRTが一番お得で効率的な移動手段であると言えます。
ただ、MRTの運行時間には限りがあります。
運行時間は朝6時〜夜23時です。
したがって早朝便あるいは深夜便を利用する場合にはバスかタクシーを利用することになります。
MRTの利用にあたっては空港に着いてから看板等に案内が出ていますので問題なくいけると思います。
こちらは第2ターミナルからのMRTへの入り口です。
公式サイトでも詳細な情報があるのでご参照ください。
日本語でもバッチリ利用できます。
2. 切符がコイン(トークンと呼ばれてます)
そして台湾のMRTの切符が面白いんですね。
券売機でチケットを購入するとこのようなトークンと呼ばれるコインが発行されます。
ちょっと手のひらがシワシワでお恥ずかしいですね(笑)
これが切符になります。
改札から出る際には回収されて再利用されるのでとてもエコなシステムなんですね。
日本では、電車の切符は紙で一度使用されると使えないので(リサイクルされているかもしれませんが)見習いたいものです。
改札を通ってホームへと向かいます。
台湾のMRTでは原則このような壁に守られています。
日本のような転落事故はほとんど起きません。
そして桃園空港から台北駅へ行くには2種類の電車があります。
各駅と快速です。快速は現地の言葉で直達車と言われています。
各駅ですと50分程かかるので、少し待ってでも快速に乗った方が早く台北駅につきます。
3. 座席は少々狭め
大体15分間隔で直逹車がきます。
車内はこんな感じです。
日本の電車とさほど変わりません。
そして座ってみるとわかりますが、座席は狭めです。
だらっと座ると前の席に膝がぶつかりますね(ちなみに私の身長は182cmです)。
それでもMRTはバスやタクシーに比べるととても快適です。
交通渋滞の影響は全くないので安心ですね。
4. 車内は飲食禁止です!
そして、ここで皆さんに注意していただきたいことがあります。
台湾のMRTでは飲食禁止です。
駅を歩いているとこのような看板がちらほら見えるので気をつけましょう。
漢字から意味はなんとなくわかりますよね
そして看板の下の方を見ると、もし違反した場合には最大で7500台湾ドルの罰金とあります。
それくらい厳しく規制されていますので、台湾名物のタピオカミルクティーを買ってもMRTでは飲まないように気をつけましょう!
日本では電車内の飲食は禁止されていませんが、台湾では明確に罰金付きで厳しく規制されています。
皆さんくれぐれもご注意ください。
5. WiFi利用可能
さらに台北のMRTではWiFiが利用できます。
駅にも車内にもWiFI利用可能との看板があります。
こちらは駅で見つけた看板です。
WiFiが無料で利用できるのは海外からの旅行者にはとても親切ですね。
さらにWiFI利用可能のポスターの横に飲食禁止と喫煙禁止のポスターもあります。
皆さんもぜひWiFIをご利用のうえ、くれぐれもうっかり飲食したり喫煙しないように気をつけてくださいね。(しつこくてすみません)
6. 充電サービスもあります
さらにMRTではとても便利なサービスがあるんです。
それは充電サービスが利用可能ということです。
もちろんすべての席にあるわけではありませんが、一部の座席の窓側にこのような充電スペースがあります。
接続端子もiPhone用のLightningケーブルとAndroid用のMicroUSB端子がバッチリ用意されています。
お連れの方はちゃっかり充電していました。さすがです!
こちらに見える端子にスマートフォンを差し込み、この台の上に置くと充電が開始されます。
この台から離すと充電が開始されませんのでご注意ください。
台北のMRTではWiFiや充電サービスなど旅行者にも親切なサービスがしっかり用意されているので安心して旅行に行けますよ。
日本も見習うべきですね。特にWiFi(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、台湾の桃園国際空港から台北駅までの移動手段としてMRT(電車)をご紹介しました。
2017年3月から正式に桃園空港から台北駅までの路線が正式に開通しました。
MRTが完成する以前は、バスかタクシーを利用するのが常識でしたが、このMRTの開通うに伴って空港へのアクセスが抜群に便利になりました。
電車は各駅と快速に該当する直逹車があります。
快速を利用すると所要時間は35分ほどで台北駅に到着します。
公式サイト(日本語でもいけます)にもしっかり情報が記載されているのでご参照ください。
ただMRTが利用できる時間は朝6時〜夜23時までですので、早朝便や深夜便を利用する際には従来通りバスかタクシーを利用してくださいね。
また、MRTはWiFiが利用できたりスマートフォンの充電などの可能でとても便利な一方で、車内は飲食禁止ですのでくれぐれも気をつけてくださいね。
それでは今日はここまで!