JALビジネスクラス搭乗記(JL751:成田-ハノイ)往路編 ということで、前回の記事までは台湾旅行について記事を書いていましたが、今日からは2017/10/29-2017/11/2に行ったベトナム旅行について書きます。
今回のベトナムへの旅ではJAL(日本航空)を利用しました。
さらに、今回は少し本気をだしてビジネスクラスを利用しました。
今日は成田からベトナム・ハノイまでの空の旅についてご紹介します。
ビジネスクラスはシートがフルフラットになったり、機内食が豪華だったり、ラウンジが使えたりと至れり尽くせりででした。
目次
JALビジネスクラス搭乗記(JL751:成田-ハノイ)往路編
1.JL751便(成田→ハノイ)チェックインまで
今回の旅の目的地はベトナム・ハノイで、利用便はJAL(日本航空)のJL751便です。
機種はボーイング787-9になります。
JL751便は18:30に成田空港を出発して22:55にハノイのノイバイ国際空港に到着します。
日本とベトナムの時差は2時間(ベトナムのほうが2時間遅いです)ですので、飛行時間は6時間25分です。
同じアジアにあるので近そうなイメージですが、地味に遠いんです。
ベトナムはどこにあるかというと中国とタイの間にあります。
北西のほうにはミャンマーにあります。
近いように見えますが、飛行機で6時間25分かかります。
さっそく初めてのJALビジネスクラス搭乗に胸を踊らさて成田空港へと向かいました。
JALなので第2ターミナルです。
まず成田空港に到着して最初にジャルパックの受付向かいます。
(本当はこの前に「イモトのWiFi」をレンタルしに行きましたがそれは後日別の記事でご紹介します。)
今回のベトナム旅行はジャルパックを利用しました。
したがってまずジャルパックの受付にてeチケットを受け取ります。
eチケットを受け取ったらスーツケースを預けます。
カウンターももちろんビジネスクラス専用カウンターです。
エコノミー専用カウンターは激込みでしたがビジネスクラス専用カウンターはすかすかです。
もうこの時点で優越感に浸れます(笑)
手荷物を預けてJALサクララウンジへの案内を受けます。
あずけたスーツケースは1個だけでしたが、JALビジネスクラスの場合、スーツケース3個まで預けることができます。
そして1個の上限は32kgです。詳しくはJAL公式ホームページをご覧ください。
どんだけ預けられるんだ!!!(笑)
そんなに預ける人いるんですかね?
さて、スーツケースを預けた後は手荷物検査です。
ここはエコノミーの方々と同じレーンです。
特別ルートで行くためには、ファーストクラスの利用、あるいはJALグローバルクラブに入っている等、さらに上のクラスの方しか通ることを許されていません。
手荷物検査を無事通過し、サクララウンジに向かいました。
2.国際線サクララウンジ
手荷物検査を終え、さっそく成田空港の国際線サクララウンジは向かいました。
国際線サクララウンジは、JALビジネスクラス利用者やJALグローバルクラブなどのステータス会員など限られた人しか利用することが出来ません。
国際線サクララウンジの利用資格についてはJALホームページでご確認ください。
国内線のサクララウンジは3000円払えばだれでも利用できますが、国際線サクララウンジはそれはできません。
国内線サクララウンジ(羽田空港)については過去に記事からどうぞ。
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JAL CLUB ESTで羽田空港サクララウンジを利用してみた
入るとまず受付があります。
私はJALビジネスクラス利用者でしたので、搭乗券を提示するだけですぐに入ることが出来ました。
いざ出撃です。清潔なロビーを抜けて中に向かいます。
中に入ると広くてくつろげる空間が広がっていました。
エコノミークラスで搭乗までの時間を搭乗口付近の席で過ごそうとすると、騒がしかったり座る席がない場合がありますが、ここサクララウンジを利用できればその心配はありません。
とっても静かで落ち着きます。ソファーも豪華です。
そして国内線サクララウンジ各種同様に飲み物があります。
国内線サクララウンジより種類が豊富です。
まずはビール。サッポロ生ビールです。
自分でグラスに注げます。
ビール以外にも各種アルコールが用意されています。
ちょっとしたバーですね。
もちろんアルコール以外の飲み物も豊富に用意されています。
まずはコーヒーです。ちゃんと豆から挽いてくれるタイプのコーヒーマシンです。
ソフトドリンクもそろっています。
紙パックでなく、ビンに入れられているところが素晴らしい。
この他、お茶や紅茶も用意されていました。
そして国内線サクララウンジとの一番の違いが、国際線サクララウンジには食べ物が用意されていることです。
もちろん食べ放題です。
おいしそうなパンが用意されています。
さらにサラダまであります。
野菜をいただけるのはうれしいです。
そして、JAL国際線サクララウンジの名物といえばJALオリジナルカレーです。
今回は、機内食も控えているのでこのカレーのみいただきました。
無料で提供されているので、正直あまり期待していませんでしたが、これめっちゃおいしいです。
高級レトルトカレーです(笑)
お肉も大きいので食べ応えがあります。
あまり食べすぎると機内食が食べられなくなってしまうので、1杯にとどめました。
カレーを食べて紅茶を飲みつつ、ソファーでくつろいでいるうちに搭乗時間が近づいてきたので搭乗口へと向かいました。
3.ビジネスクラスのシート
搭乗口に到着するとすぐに搭乗が始まりました。
もちろんビジネスクラスは真っ先に乗ることができます。
ぎりぎりまでサクララウンジでくつろぎ、搭乗口に向かえば、スムーズに搭乗できます。
スムーズすぎて周りの方々に申し訳なく思うくらいです。
さて、さっそく搭乗して自席に向かいます。
ついにビジネスクラスシートとのご対面です。広い。
ビジネスクラスの座席配列は2-2-2です。
私は右側の通路側の席でした。
今回利用したビジネスクラスシートはこちらのJAL SKY SUITEです。
フルフラットに対応したシートになります。
感動しながら荷物は足元に置いてさっそく着席です。
着席した瞬間気づきました。足めっちゃ伸ばせます。
私の身長182cmあるのですが、それでも余裕で伸ばすことができます。
これは、、、快適すぎる。
そして少し上に視線を向けると、画面でかっ!!!!
23インチモニターがありました。
そして足元が広いがためにテレビが遠いです(笑)
今まで目のまえにモニターがあったのでこんな経験初めてです。
座席周りと確認するとアメニティがありました。
ヘッドホンや、歯ブラシ等はもちろんのこと、さらには寒さ対策のカーディガンまで用意されていました。
ヘッドホンはSony製です。
これはノイズキャンセリング機能付きなのかな?
座席の横にはリモコンがあります。これで前方の画面を操作できます。
リモコンの下にはリクライニング用のリモコンがありました。
今までエコノミーで後ろの座席の方に気を使いつつ、手動でしかリクライニングをしたことがなかった私にとって、これはとても感慨深いです。
座席や周辺のしたところでいざ出発だと思っていた矢先にトラブルが発生しました。
成田を発つこの日(2017/10/30)台風が直撃中でございました。
そのため、ほかの便も含めて出発が大幅に遅れていました。
そして機内アナウンスで淡々と告げられました。
「台風による滑走路混雑のため、当機は約90分後の出発になります・・・」
「ビジネスクラスのシートでよかった~」アナウンスを聞いて思った最初の感想です。
エコノミーの狭いシートで90分待つのはつらいですが、この広々シートなら全然待てます。
待たされている間もCAさんが気を使って飲み物やつまみを用意してくれたので、とりあえずオレンジジュースを頼み、柿の種をつまみながら、パイレーツオブカリビアンの最新作を見ました。
そして映画の後半にさしかかったところで無事に離陸しました。
4.機内食
離陸してから1時間くらいは台風の影響で少し揺れました。
映画に集中していたのでそこまで気にはならなかったです。
ちょうど映画を見終わったころに揺れが収まってきました。
そしてお待ちかねの機内食タイムです。
通常は離陸してから30分程度で機内食の提供を始めるそうですが、今回は気流が安定するまでの間は機内食の提供が控えられました。
出発前に機内で90分、離陸してから1時間、この時ちょうど9時くらいでしたのでお腹ペコペコでした。
こんなことになるならサクララウンジでもっとカレーを食べておけばよかった(笑)
機内食は洋食と和食から選ぶことが出来、さらに洋食ではメインを2つの中から選ぶことが出来ました。
こちら和食メニューです。
さらに洋食を選ぶとメゾンカイザーのパンも提供されいます。
こちら洋食メニューです。
私は迷った結果、ベトナム前ということで和食をいただくことにしました。
和食をお願いするとすぐにCAさんが食事の用意をしてくれました。
まずテーブルクロスが用意されることに驚きました。
そして箸置きがJALおなじみの鶴です。かわいい。
心待ちにして料理を待っていると、まずは前菜?らしきものが運ばれてきました。
すごいボリュームです。
そして彩りが美しいです。
食べてみると、どれもおいしい。
特に下の段の真ん中にはもがおいしかった。梅肉がさっぱりとした味わいにしてくれます。
個人的に機内ではさっぱりしたいものが食べたくなるのでこれはうれしかった。
これだけでも結構ボリュームがありましたが、この次がメインです。
メインも結構がっつりです(笑)
牛タンシチューに鮭の味噌漬け、ごはんとみそ汁です。
ごはんは炊き立てです。アツアツのご飯を機内でいただけるのはうれしい。
みそ汁にはあおさがはいっており香りがとても良いです。
個人的に牛タンシチューおいしすぎました。
牛タンも結構大きいです。
じっくり煮込まれているのでとろとろです。ごはんが進むやつです。
運ばれてきたときにはボリューミーで驚きましたが、食べてみると余裕で完食しました(笑)
そして最後はデザートです。水ようかんです。
そしてマーマレードジャムもついていました。
飲み物は和菓子ということがお茶をいただきました。
水ようかんとマーマレードジャムの組み合わせは初めてで驚きましたが、とりあえずCAさんにおすすめされたのでつけてみました。
妥協せず全部つけました(笑)
おそるおそる食べてみると、「あれ、合うじゃん!」
思っていた以上に合いました。
水ようかんだけだと甘みが強いですが、マーマレードジャムをつけると幾分さっぱりとします。
これなら甘いものが苦手な方も食べられそうです。
私は甘党なのでジャムなしでも全く問題ないですが、ジャムつきもありです。
水ようかんをいただき、お茶を飲み干して機内食すべて完食しました。
さすがビジネスクラスです。
エコノミークラスとの食事の差に驚きました。
また、飲み物も全然違います。
まずお酒の種類が豊富です。
エコノミークラスでは、赤ワインと白ワインは頼むことが出来ますが、ビジネスクラスではワインの中でも銘柄を選ぶことができます。
私はお酒は全く飲まないので、通常通りオレンジジュースとお茶しか頼んでいませんが、お酒好きの方にはたまらない環境だと思います。
機内食を完食し、ハノイ到着まで残り3時間。
映画も見終わったので、残りは本を読んだり、ハノイの下調べをするうちにあっというまに時間が過ぎました。
エコノミークラスですと2時間くらいでおしりが痛くなるのですが、ビジネスクラスではそんなことは皆無です。
痛くなれば体勢を変えたり、リクライニングして横になったりとゆったりとくつろぐことができます。
そうこう言っているうちにベトナム・ハノイのノイバイ国際空港に着陸しました。
時間は0時過ぎ。90分遅れましたが、到着の遅れは30分程度でした。
かなり飛ばしたのでしょう。
無事飛行機を降り、ガイドさんと合流して滞在するホテルへと向かいました。
とにかくホテルに着くまでが眠かった(笑)
ホテルに着いた瞬間、チェックインを済ませ、シャワーを浴びて速攻で寝ました(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回初めてJALビジネスクラスを利用しましたが、搭乗前のラウンジサービスや、フルフラットシート、豪華な機内食と大満足の空の旅でした。
さて、今回のビジネスクラスの料金についてですが、ジャルパックでホテル込みで3泊5日で158000円です。
ビジネスクラスが利用できると思えばこの価格は格安だと思います。
今までは飛行機のエコノミークラスに乗り、CAさんの「それでは快適な空の旅をお過ごしください」というアナウンスに対して、「どこが快適やねん」と心の中で突っ込んでいましたが、ビジネスクラスを利用して初めてこのアナウンスを心の底から受け入れることが出来ました(笑)
ビジネスクラス最高です。
みなさんも機会があればぜひご利用ください。
復路編についてはこちらをどうぞ
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JALビジネスクラス搭乗記(JL752:ハノイ-成田)復路編