知らない間に損をしています。台湾ドルの換金は現地でしましょう! では、海外旅行で行く際にほとんど必ず行う換金についてご紹介します。
結論から申し上げますと、日本で換金はしてはいけません。ほぼ確実に損をします。
日本では手数料がどうしても高くなりがちですので、日本で換金しても受け取れる外貨が少なくなってしまうんです。
海外の換金所の方が手数料が安い場合が多いので、特に台湾ドルの場合は確実に現地で換金した方が良いです。
ということで、ここでは実際に台湾ドルを換金する際にかかるレートの差についてご説明していこうと思います。
正直なところ、こちらの記事は全部読んでいただかなくても「あ、現地で換金した方がお得なのね」と思っていただいて大丈夫です(笑)
目次
知らない間に損をしています。台湾ドルの換金は現地でしましょう!
1. なぜ日本の換金レートは低いのか
まずはなぜ日本の換金レートは低いのかについて簡単にご説明します。
これは、冒頭でも述べました通り、日本の手数料の高さによるものです。
なぜ国によってレートが変わるのかと不思議に思いますよね。
Googleなどでレートを調べると現時点でのレートを調べることができます。
しかし実際に換金所を訪れるとそのレートとは異なるレートで換金されます。
この差額は手数料によるものです。
良心的な両替所を見極めるには、Googleなどで調べたレートとその換金所のレートの差を見ることです。
差が大きいところは手数料が高いんです。逆に差が小さいところは手数料が安いので良心的な換金所と言えます!
2. BuyingとSellingが両替商の儲けになります。
そして換金所で表示されているBuyとSellの差額は両替商の儲けになります。
この差額で儲けているんです。
従いまして、良心的な換金所を見つける目安の一つはこの差額が少ないところです。
これを比較すると日本と台湾では大きな差があります。
こちらについては後述します。
ちなみにこちらのBuyとSellについて、混乱する方も多いと思いますので簡単にご説明しておきますね。
換金所でいうBuyとは「現地の通貨を買う」ことを意味します。
海外では「We Buy at」などと表現されていますね。
日本の換金所でBuyというと「(外貨を売って)日本円を買う」ことを意味します。
台湾の換金所でBuyというと「(円貨を売って)台湾ドルを買う」ことを意味します。
「現地の通貨を買うことがBuyである」と思っておけば問題ありません。
ゆえに現地通貨を手に入れる際の目安はこのBuyの価格が低い換金所を探すことです!
容易に想像つくと思いますが、SellはBuyの逆です。
つまり日本の換金所でSellをすると「円貨を売って外貨を買う」ことを意味します。
台湾の換金所でSellをすると「台湾ドルを売って外貨を買う」ことを意味します。
「現地通貨を売って外貨を買う」のがSellです。
したがって、現地の通貨を売って自国の通貨を入手したい際にはこのSellのレートが高い換金所を探しましょう!
基本的には現地の通貨を買う(Buy)のか売る(Sell)のかで判断できます!
3. 台湾ドルについて日本と台湾の空港でレートを比べてみました
さて、ここまで為替レートについてつらつらとご説明してきましたが、ここから実際に日本と台湾の空港でレートを比較してきましたのでご紹介します。
ちなみにこの記事を皮切りにこれからまた台湾に関する記事をガンガン更新していきます。
私ごとですが、2019年7月11日〜2019年7月19日にかけて4度目の台湾旅行に行ってまいりました(笑)
今回は初めて台中を訪れましたので随時ご紹介していきますね!
日本の空港のレート
さて、レートについてですが、早速比べていきましょう!
ここでは台湾に到着した2019年7月11日のレートで比較していきます。
まずは日本の成田空港で見つけた為替レートです。
参考にさせていただいたのはちばぎんのレートです。
台湾ドルについてみてみますと、
Selling: 3.9996円/台湾ドル
Buying: 2.9996円/台湾ドル
になります!
そしてこの差額が両替商の利益になります!差額は1円ですね。
つまり10,000円を台湾ドルに換金する場合には、Selling(日本円を売って台湾ドルを買う)の方を使います。
10,000円 ÷ 3.9996円/台湾ドル ≒ 2,500.25 → 2,500台湾ドルになります。
台湾の空港のレート
次に台湾の空港のレートについてみていきましょう!
ここでは台湾の桃園空港で見つけたレートを比較してみます。
こちらは台湾銀行のレートになります。
日本円(JPY)を見てみますと、
Selling: 0.29090台湾ドル/円
Buying: 0.27810台湾ドル/円
になります!
先ほどと同様に10,000円を換金してみましょう。
この場合、使用するレートはBuying(台湾ドルを買う)の値になりますね。
10,000円 × 0.27810台湾ドル/円 = 2,781台湾ドルです。
日本の空港で換金した場合だと10,000円は2,500台湾ドルでした。
つまり281台湾ドルの差額があります。
台湾を訪れたことのある方は、この281台湾ドルがあれば台湾で何ができれば想像がつきますよね?(後で詳しくお話しします)
4. 現地空港で換金するのが一番楽です!
このように日本と台湾の空港での換金レートを比較すると結構な差が生じることがわかります。
つまり日本で換金するとかなり損をしてしまうということです。
特に台湾ドルの場合は確実に台湾で換金してください!
台湾で換金するにはいくつかの場所があります。
空港の他にホテルや現地の銀行、クレジットカードによるキャッシングなどと行った手段があります。
ホテルや現地の銀行で換金しても、日本の換金レートと比べるとそこまで大差はありません。
ただ個人的には空港で換金してしまうのが一番楽かと思います。
わざわざ現地の銀行を訪れるのは面倒ですからね。
また日本語を通じない可能性が高いので、「手早くお得に済ませたい」という方は空港がオススメです。
ちなみにそれなりのホテルに宿泊しているとホテルでも換金が可能です。
多少のコミュニケーションは必要になりますが、現金が不足した場合などにはこちらもオススメです。
空港の換金所であれば日本円を渡せばほとんど会話なしで換金してもらますよ(笑)
5. 台湾は夜市などクレジットカードが使えない場所が多いので換金は必須です!
また、台湾は夜市などに行く場合にはクレジットカードが使えることはまずありません。
ちゃんとしたお店やレストランに行けばほとんどの場所でクレジットカードが利用できますが、夜市のお店では利用できません。
台湾の見どころの一つは夜市ですので、台湾を訪れるほとんどの方は夜市に行くと思います。
そのためには、現金が必要になりますので必ず換金が必要になります。
そして何より驚かされるのが夜市のお値段の安さです。
先ほど10,000円の換金で日本と台湾の空港の換金レートで281台湾ドルの差が生じました。
これだけのお金があればたらふくご飯が食べられます!(食べても使い切れません)
過去に記事でもちらほらとご紹介していますが、台湾で有名なルーロー飯は一杯25台湾ドル、大きいサイズでも40台湾ドルでした。
適度なローカル感が心地よい!通化街夜市をぶらぶらしてきました。
【安くておいしい!】台湾・台北でおすすめのローカルフードをご紹介!【何を食べてもおいしいです!】
281台湾ドルあれば通常サイズのルーロー飯を11杯食べられます(笑)(≒ 281台湾ドル ÷ 25台湾ドル)
つまり日本で換金すると10,000円ごとにルーロー飯11杯ずつ損をしていることになります(笑)
こうなってくるともはや日本で換金しようという方はいないですよね!
台湾ドルを手に入れたいときには必ず現地で換金しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、海外旅行で行く際にほとんど必ず行う換金についてご紹介しました。
冒頭文でもお伝えしましたが、日本で換金はしてはいけません。必ず現地で換金しましょう。
日本では手数料が高くなりがちです。
ざっくりと検証してみましたところ、(2019年7月11日現在で)10,000円を換金すると日本と台湾の空港では281台湾ドルの差が生じます。
これは台湾の夜市でいただけるルーロー飯(1杯25台湾ドル)の11杯分に相当します(笑)
つまり日本で換金すると10,000円ごとにルーロー飯11杯ずつ損をしていることになります!
台湾を訪れる際には現地で換金するようにしましょう!!!