高雄港の倉庫街をリノベーション!「駁二芸術特区」を探検〜前半〜 では、2018年11月28日〜2018年12月7日にかけて訪れた台湾旅行の中から、高雄で訪れた「駁二芸術特区」をご紹介します。
「駁二芸術特区」についてひとまとめにするとかなり長くなってしまったので、〜前半〜と〜後半〜に分けてご紹介していこうと思います。
この度、3度目の台湾旅行でついに念願の台南と高雄を訪ねることができました。
台北から台南までは新幹線、台南から高雄までは電車で来ました。
初めての台南!台北から台南まで駅弁を食べながら新幹線で楽々移動!
ノスタルジックな駅!台南から高雄へレトロな電車で行ってきました!
そして最近高雄で注目を集めているスポットがあります。
それが今回ご紹介する「駁二芸術特区」です。
かつて倉庫街だった場所をリノベーションして様々なおしゃれ空間ができています。
横浜の赤レンガ倉庫のようなイメージです。
雑貨屋さんはもちろん、鉄道博物館やおもちゃ屋さんなどたくさんの話題のスポットがあります。
さらに街のいたるところにたくさんのアート作品があるので、散歩しているだけでとっても楽しめます。
目次
高雄港の倉庫街をリノベーション!「駁二芸術特区」を探検〜前半〜
1. 「駁二芸術特区」について
まずは今回訪れた「駁二芸術特区」について簡単にご紹介します。
「駁二芸術特区」は高雄港にある倉庫街をリノベーションして再開発されて出来上がったエリアのことを指します。
このエリアは、もともとは貿易港として栄えた高雄港の倉庫として活用されていました。
日本統治時代にも活用されていたらしく、第2次世界大戦中には武器庫としても利用されていたそうです。
当時は日本の統治下にあったわけですから我々日本人にも関係のある場所と言えます。
戦争中にはこの倉庫群も爆撃の対象として狙われていたようです。
資源のある場所は爆撃の対象となりますからね。
戦争後もしばらくは倉庫として利用されていたようですが、当時の高雄の倉庫群・工場地帯というイメージを払拭するために、この倉庫街のリノベーションが始まりました。
今となっては「駁二芸術特区」と呼ばれ、たくさんのアート作品が展示され、おしゃれなお店もたくさんあるので人気の観光エリアになっています。
このような背景を聞くと日本でも似たような場所がありますね。
はい、横浜の赤レンガ倉庫です。
昔は倉庫群でしたが、今ではリノベーションされてとてもおしゃれな空間に変身していますよね。
「駁二芸術特区」も似たようなイメージです。
2. アクセス
次にアクセスです。
高雄港の倉庫街一帯が「駁二芸術特区」となっているのでかなりエリアが広いのですが、最寄駅は「駁二蓬莱站」です。
「駁二芸術特区」内に鉄道が走っているのでアクセスは非常に便利です。
ちなみに今回の前半でご紹介するのはこちらの地図で言うところの左側です。
後半では右側をご紹介します。
3. インフォメーションセンターでいきなりアイスを見つけてしまいました。
それではここから実際に訪れた際の様子をご紹介します。
まず「駁二芸術特区」に到着して向かったのがインフォメーションセンターです。
見るからに古そうな建物ってわかりますよね。
中に入ると謎の像がお辞儀?していました。
このインフォメーションセンターでとりあえず「駁二芸術特区」の地図を入手します。
そしてここにはおみやげ屋さんもありました。
こちら蜂蜜です。
思わず下にあったはちみつレモン水を購入しました。
そしてこのお隣にはさらに素晴らしいお店がありました。
はい、アイスです!
ありがたいことに日本語表記ありです!
これも思わず買ってしまいました。
台湾らしくドラゴンフルーツ味を買いました。
なかなか刺激的な色です(笑)
そしてこのはちみつレモンが体に染み渡りました。
と言いますのもこの日の気温は12月にも関わらず30度です。
何か飲まないと干からびそうなくらい暑いんです。
とりあえずインフォメーションセンターでクールダウンして、早速探検開始です。
4. 有名な海賊の手配書を発見しました!
まずインフォメーションセンターを出てすぐに有名な海賊の手配書がありました。
私の大好きなワンピースのルフィです。
懸賞金が3億ベリーなので少し古いですね(笑)
ワンピースは世界中で人気があるモンスター漫画ですが、ここ台湾でも認知度は抜群です!
さらにナルトやコナンなど多くのアニメについてもみんな知っているので驚かされます。
5. 街中にアートがたくさん!
さて、ここから「駁二芸術特区」をぐんぐん突き進んでいきます。
歩いているだけでたくさんのアート作品があるので楽しいですよ。
いくつか発見したアート作品をご紹介しますね。
まずは少し寂れた感じのガンダム?です。
素晴らしくないですか。この周りの含めた完成度。
つたが巻きついたれんが造りの倉庫に芝生の線路。
からのガンダムもどきです。これは素晴らしいです。
次に見つけたのが夫婦?の巨大アートです。
道路を挟んで見つめあってるんですかね。
顔がないので表情は妄想するしかありません。
さらにキーボードおじさんがいました。
キーボードはもちろん中国語バージョンなのでよくわかりません(笑)
そしてここから少し離れてしまいますが、こんな面白いものもありました。
これはおおかみ?ですかね。
とりあえず赤い謎の生き物とおじいちゃんがガン飛ばしあってます。
実はこのおじいちゃん、関羽らしいです。
三国志にも登場するあの関羽です。
さらにオブジェだけでなく建物も非常に素晴らしいです。
こんな感じで建物の壁にもたくさんのアートがあります。
さらにここにある駅が素晴らしかった。
線路が芝生になっているだけでこうも美しくなるんですね。
こんなおしゃれな駅日本にも欲しいですね。
日本の、特に都内の駅はカオスですからね(笑)
6. れんが造りの倉庫もありました
そして昔の倉庫街がそのまま残っているものもいくつかあります。
内装はリノベーションされていますが、基本的には外観は当時のままです。
したがいまして、特に赤れんがで造られた倉庫はノスタルジックでとてもきれいでした。
ここだけ時が止まっているような感じですね。
このれんがの古そうな感じがいい味出してますね〜。
こういうのを眺めながらぶらぶらするの大好きです!!!
7. 港には船がいっぱい
少し奥に進むと港に着きました。
台湾で初めて港に来ましたね。
遠くから海が見えたことはありましたが、ここまで近くで海を見たのは初めてです。
いいですね。海!
貿易港なので船も多いですね。
こんな感じの船がたくさんありました。
そして港まで来ると太陽光を遮るものがないので一段と暑かったですね。
インフォメーションセンターで買ったはちみつレモンが抜群の働きをしてくれました。
助けられましたねw
8. 雑貨屋さんが可愛すぎた
そしてこの港の目の前にひときわ大きな建物がありました。
とんでもない奥行きです。
実はこの建物、丸ごと雑貨屋さんです。
中にはいつくかのお店が入っていますが、基本的には雑貨がメインです。
これはワクワクが止まらないやつですね。
そしてほんとにとんでもなく広いですね。
中には可愛らしい雑貨がたくさんあります。
雑貨好きな方なら軽く3時間くらいはいられるんじゃないですかね(笑)
種類も豊富で、キッチン雑貨からおもちゃ、文房具などたくさん揃っています。
お土産選びの場としても最適です!
9. 青空鉄道博物館!
そしてこの巨大な雑貨屋さんの奥には鉄道博物館があります。
そしてこの博物館は外にある青空博物館です。
入場料はかかりません。
誰でも自由に見ることができます。
こんなだだっ広い場所に鉄道やアート作品が転がっています。
かつては実際に使用されていた線路だそうですが、今では使われておらず誰でも自由に歩けます。
線路の上を歩くことなんてなかなかありませんから、結構興奮しましたね。
やっぱり気づいていないだけで私は鉄道マニアなんですかね(笑)
そして修学旅行か何かで来ている学生さんも多かったですね。
奥には巨大なスーツケースがありました。
こんなの見つけちゃったらこんな写真撮っちゃいますよね(笑)
手に持っているのは、インフォメーションセンターで購入した命の恩人「はちみつレモン水」ですw
そしてこの広い空間のなか、堂々とした雰囲気で蒸気機関車がありました。
こんなまじかで見れることないですからね。
なかなかの勢いで興奮しました。
やっぱり私って鉄道マニアなんですかね(笑)
飛行機も好きですが、鉄道も好きですw 乗り物全般好きですかね。
10. インスタ映え!真っ白なメリーゴーランド!
最後に巨大な雑貨屋さんの前にあったユニークなメリーゴーランドをご紹介して前半を締めくくりたいと思います。
何はともあれ、まずは見ていただいた方が早いです。
なんとこちら真っ白なメリーゴーランドです。
初めて見ましてね(笑)
そのめずらしさのためかたくさんの人が記念写真を撮っていました。
モデルっぽい方の撮影なども行われていました。
さらに結婚式用の写真を撮っている方がちらほらいましたね。
これはインスタ映え間違いなしですからね。
ちなみに私はインスタのアカウントすら持っていません(笑)
以上、「駁二芸術特区」のご紹介の前半を終わります。
続きは後半をご覧ください〜
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高雄港の倉庫街をリノベーション!「駁二芸術特区」を探検〜前半〜 では、2018年11月28日〜2018年12月7日にかけて訪れた台湾旅行の中から、高雄で訪れた「駁二芸術特区」をご紹介しました。
「駁二芸術特区」についてひとまとめにするとかなり長くなってしまったので、〜前半〜と〜後半〜に分けてご紹介していこうと思いまして、ここでは前半をご紹介しました。
「駁二芸術特区」はもともと高雄港の倉庫街で、第2次世界大戦中には日本統治下のもと、武器庫としても利用されていました。
そんな場所が今ではリノベーションされてとてもおしゃれな空間に生まれ変わり、高雄でも人気エリアになっています。
歩いているだけでたくさんのアート作品が見られたり、たくさんのおしゃれなお店があるので一日中楽しむことができます。
ぜひぜひみなさんも高雄を訪れる機会があれば訪れてみてください。
とりあえず、今回は前半部分しかご紹介できませんでしたので、次回は後半部分をご紹介していきます!!!