こんにちは。TATです。
今日は「投資に正解はない。自分にあうものを見つけよう」というテーマでお話しします。
僕がこれまでに実践した投資手法や戦略についてご紹介しつつ、いかに迷走しながら現在の投資手法にたどり着いたかをご紹介しますw
ここで一番伝えたいことは、「自分にあった投資手法を実践すべき」ということです。
誰かがバリュー株投資を勧めてきたとして、それが自分に合うとは限りません。
合う人もいるでしょうが、万人に合う投資手法や戦略など存在しません。
必ずそれぞれにあった戦略・手法が存在します。
ゆえに、最終的には色々な情報を受け入れつつ、自分にあった投資手法・戦略を見つけることが大事になってきます。
ここさえ固まれば、自身の投資も安定します。
やることが明確になって、自分が今やってることがはっきりと理解することができます。
こうなると、いざとなった時にどう行った対応を取るべきかもはっきりしてくるので、行動に迷いが生じません。
大事なのは自分のロジックをしっかりと持つことです。
僕のこれまで犯したブレブレ投資をご紹介することで、その意味が少しでも伝わると嬉しいです。
目次
【僕のこれまでの迷走を公開】投資に正解はありません。自分に合うものを見つけよう!
1. 社会人になってから投資を始めました
僕が株式投資を始めたのは社会人になってからです。
学生時代にはFXをやっていました。
とりあえずお小遣いを稼ぎたいという安易な理由から始めましたが、初めて口座に入れた3万円は1週間程で全滅しましたw
そこからFXについてガチで勉強をし始めました。
本を読んだりセミナーへ参加したり、ひたすら知識を吸収しました。
そこから試行錯誤を通じてちょっとずつ勝てるようになっていきました。
この努力と得られる結果が快感で投資にのめり込んでいきます。
FXから始めたのは資本金がなかったからです。
ゆえに社会人になってそれなりにお金が貯まったら株を始めようと心の中で決意していました。
そして社会人になって最初のボーナス(たしか30万円くらい)を使って株式投資を始めました。
2016年6月のことで、これが僕の株人生の幕開けです。
2. 株主優待目当てでビビりながら初投資を果たす
社会人になって株式投資を始めましたが、特に知識があるはずもなく、とりあえずもともと憧れていた株主優待目当ての投資をすることにしました。
初めて買った株はイオンです。
イオンの株主優待はもともと魅力的だと思っていて、まずはこれを買おうと思っていました。
その後コツコツとお金をためてJALも購入しました。
僕がJALマイルを集めているという安易な理由からです。
当時は全然お金がなかったので、これら2銘柄を大事に保有していました。
人生初の不労所得
初めてもらった配当金や株主優待はとてつもなく嬉しかったことをよく覚えています。
人生初の不労所得です。
当時は金持ち父さん貧乏父さんを読みまくっていたので、この不労所得は本当に嬉しかった。
僕の人生を変えてくれた本です。
ただ同時に、得られる利益の少なさ(そして僕自身の資産の少なさ)に不満を感じるようになりましたw
この2銘柄で得られる配当金は合計で1万円にも届きません。
株主優待はとても魅力的ですが、やっぱり株をやるからにはそれなりにもっと稼ぎたいという思いが強くなっていきました。
3. 中小型株の割安株の中長期投資に手を出す
株主優待だけでは大きな利益を得ることができないことを知った僕は、新しい投資手法を考えることにしました。
そこで目をつけたのは、割安な中小型株への中長期投資です。
数ヶ月から数年保有するレベル感の投資です。
自分で勉強していく中で、大きなキャピタルゲインを得るには大型株では難しいことを知り、中小型株に投資していくことにしました。
主に参考にしていた本はこちらです。
基本的には四季報を使ってお宝銘柄を探していきました。
読破するにはかなりの時間を要しましたが、多くのことを吸収できたのでかなりいい経験だったと思っています。
自分でいいと思った銘柄をピックアップして、100株ずつ買って放置してみることにしました。
当時(2017年12月らへん)買ったのは、JALUXやジェーソン、コンドーテックなどです。
12月のボーナスも全額ぶっこんで全部で100万円くらい買いました。
そして1年後には160万くらいになっていたことを覚えています。
ぶっちゃけ、この年は相場としてもかなり良かったので、わりかしどの銘柄を買ってもいい結果が得られました。
これでうまくいけると思ってガンガン同様の投資を繰り返していきました。
そして利益を早く取れるようにと、投資期間もだんだんと短くなっていきました。
人生初の暴落を経験
ただここで事故が発生しますw
保有していた一部銘柄が暴落したんですwww
決算内容が市場予想を下回ったとか色々な理由がありましたが、1日で10%以上下げる銘柄が出てきて、急に株式投資が怖くなりました。
転職して自由に投資ができなくなるw
さらにこの時期には株式情報を扱っている会社に転職したこともあり、自由に取引ができなくなりました。
詳しくは言えませんが、完全に投資ができなくなるわけではなく、短期投資や空売り、信用取り引きなどはできなくなりました。
ゆえに今まで築き上げてきた投資手法を変更することを迫られます。
ちなみにこの転職の目的の1つは「株についてもっと勉強できる職場に身を置くこと」だったので、自ら選んだ結果です。
実際にここで蓄えた知識は、現在の投資にかなり活かされています。
自動ニュースなどを作るに至ったのも、この会社に勤めていたおかげです。
この職場で学んだことは僕の人生に大きな影響を与えてくれました。
今でもとても感謝しています。
4. 利回りの高い銘柄への長期投資を試みる
転職の影響で、株式投資の制限ができたことで投資手法を変更しました。
短期投資ができないので、利回りの高い銘柄に投資して、長期で保有する方針に変更しました。
ここではREITなどを中心に、配当利回りの高い銘柄を200万円分くらい買って長期保有しました。
この頃は不動産市場がいい感じで、この時保有していたREITを2年後に売却した頃には30%ほどの売買益を得ることができました。
今思えば相当ラッキーですw
インカムゲイン目的の投資はメンタルにいいw
ただこの期間にもたくさんのことを学びました。
まず、インカムゲイン目的の投資のメンタルダメージの少なさは半端ないですw
ほっとくだけで勝手に配当がもらえますし、金額は少ないですが、完全なる不労所得が得られる嬉しさに再び気がつきました。
初めて株を買ったイオンとJALから配当金をもらった瞬間が蘇りました。
ただ、同時にリターンが平凡であることも感じました。
5. ウェルスナビを始める
そして、2社目の会社に勤めている時にはロボアドバイザーであるウェルスナビを始めました。
これは完全な興味本位で、どんなもんか試してみたかったというのが正直なところです。
さらに勤務先の会社の取引制限にもかからなかったというもの始める決め手になりました。
ウェルスナビについてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、もしご興味があれば合わせてご覧ください。
6. 高配当アメリカ株の長期投資に手を出す
さらにこの時、アメリカ株にも手を出しました。
高配当銘柄を中心に投資するために色々と調べていると、アメリカ株が目に止まります。
アメリカ株は日本よりも株主還元に積極的で、配当利回りが高い銘柄が多く、かつ1株単位で購入できる手軽さもあってとても魅力的に感じました。
特にバフェット太郎さんのこちらの本が参考になりました。
これをきっかけにIBMやP&Gなどの高配当・連続増配銘柄を購入しました。
これらの銘柄は現在も保有しています。
7. 【約3年かけて遂に開眼!】オニールとミネルヴィニの本に出会て投資手法が固まる
このように、高配当銘柄投資を中心にしている間に、僕の人生を大きく変えてくれる2冊の本に出会いました。
オニールの成長株発掘法
1冊目は「オニールの成長株発掘法」で、僕のバイブルになっている本です。
本サイトでもしつこいくらいに紹介しています(すみませんw)。
この本で、再び中小型株への投資に魅了されます。
さらにチャートの分析方法なども取り入れた手法を考え始めます。
最初に中小型の割安株投資をしていた際には、基本的にはファンダメンタルズしか見ておらず、チャートはほぼ無視していました。
ファンダメンタルズさえよければ株価が上昇すると思い込んでいた僕にとって、この「オニールの成長株発掘法」は衝撃的でした。
これをきっかけにチャート分析について全力で勉強するようになります。
ミネルヴィニの成長株投資法
そこで大いに役立ったのが、「ミネルヴィニの成長株投資法」です。
こちらも本サイトでしつこく紹介している僕のバイブルです。
この2冊の本との出会いが僕の投資戦略に最もフィットしました。
高配当銘柄投資は平凡なリターンしか得られないし、中小型の割安株に投資しても一切株価が変動しない銘柄もたくさんありました。
こういった疑問はうすうす気づいていましたが、これら2冊の本を読んでこれまでのモヤモヤが全て取り除かれました。
そしてこれをきっかけに、中小型株への投資を再開する決意をします。
退職決意w
ただ、ここで一つ問題が発生します。
勤めていた会社が設けていた取引制限です。
そしてここで会社を去る決意をしますw
「投資でニート生活」の開発開始
同時に、株式情報に関する情報を管理するためのサイトを制作することを決めます。
当時からPythonで株式投資に必要な情報を集めていましたが、集めた情報は僕のパソコン上で管理していました。
ゆえにパソコンがあるときにしか情報チェックができず、これをどこからでもできるようにとの思いからウェブサイトにすることにしました。
さらに会社の取引制限をなくすために、「このサイトができたら会社を辞めよう」と決意して、サイト制作に取りかかりました。
すでにお気づきかと思いますが、そこでできたサイトが本サイト「投資でニート生活」です。
ここで運営している自動ニュース等は、この職場で学んだことの集大成です。
(特に株式投資に関する)多くのことを学べた職場だったので、とても感謝しています。
8. 「投資でニート生活」を開設してガチ運用開始〜今に至ります!
そして本サイト「投資でニート生活」を2019年09月21日に開設し、2019年の10月に会社を去りました。
実際には、サイトができる目安が経った頃に会社に辞める意向を伝え、有給休暇消化中に全力で仕上げましたw
正直なところ、この期間が一番楽しかったです。
時間をかけて作り上げてきたサイトが完成に近づいていたので、毎日の作業が楽しくて仕方がありませんでした。
そしてサイトを開設し、会社を去った後は投資に関する制限がなくなったので、アクティブトレードを開始しました。
取引をしながら必要に感じた情報は自動ニュースで追加していきながら、徐々にサイトも完成に近づきつつ投資手法も固めていきました。
プログラムで一部作業を自動化
オニールとミネルヴィニを参考にした投資手法は、僕にぴったりな方法でした。
確認するべき情報はかなり多いのですが、プログラムで自動化することでそれが可能になりました。
徐々に結果が出てきて、利益もいい感じに出るようになってきました。
今でも試行錯誤は続けており、常によりより投資手法を考えていますが、基本的な投資手法(中小型のグロース株投資)が固まったので、後はこれに磨きをかけていくだけです。
軸が定まると自分がやっていることが明確になり、行動にブレが生じにくくなります。
人によって合う軸は異なります。
僕の場合は中小型のグロース株投資がフィットしましたが、人によっては高配当銘柄がフィットするでしょうし、株主優待目当ての投資がピンとくる方もいるはずです。
大事なことは、自分にあった投資手法を見つけることです。
それが見つかったら、それをひたすら磨けばいいんです。
現在は、日本株にはグロース株投資を行いつつ、一部資金はアメリカ株へ長期投資しています!
毎月、グロース株投資で得られた利益の50%はアメリカ株の長期投資へ回しています。
【プログラムで一部自動化!】僕が株を購入するまでの流れを大公開します
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、「投資に正解はない。自分にあうものを見つけよう」というテーマで、僕の投資手法を見つけるまでに辿ってきた迷走っぷりをご紹介しました。
大事なことな自分のロジックを持つことです。
自分の軸が決まったら、行動が明確になり、変な情報に流されなくなります。
そして人によってフィットする投資戦略は異なります。
色々と試して、自分に合うものを探す必要があります。
見つけたらもうほぼ勝ったも同然です。
僕自身もたくさんの投資手法を試して色々な失敗も経験してきました。
今の投資手法を見つけるのに、約3年かかりました。
この3年が早いか遅いかはわかりませんが、少なくとも自分に合う投資手法を見つけることができてからは、取引に集中できるようになりました。
これを磨くことで徐々に結果もついてくるようになりました。
やはり軸が定まると強いです。
是非とも、皆さんも周りに流れさ続けないようにするためにも自分にあった投資手法を見つけてください。