こんにちは。TATです。
今日のテーマはウィリアム・J・オニールさんのCAN-SLIM投資法です。
僕のバイブルとなっている「オニールの成長株発掘法」で紹介されている投資手法です。
CAN-SLIM投資法とは、アメリカの著名投資家であるウィリアム・J・オニールさんが提唱した投資法で、「CAN-SLIM」は銘柄選定で重要となる7項目の頭文字を取ったものです。
ここではCAN-SLIM投資法の7文字目、最後の文字のMについて解説していきます。
LはMarket Directionの頭文字です。
日本語では株式市場の方向と書かれています。
目次
【CAN-SLIM投資法】その⑦:M(株式市場の方向)
マーケットの方向性を見誤ると失敗する
過去6回にわたって、CAN-SLIM投資法のIまでの部分を順番に解説してきました。
残すところはMの株式市場の方向ですが、ここが大きな影響を持ちます。
他の6つの条件を満たす銘柄を見つけても、このMが芳しくないと圧倒的なリターンを得ることは難しくなります。
どんなにいい銘柄でも相場環境が悪ければ下落する可能性が高いということになります。
第3章からこれまでにCAN-SLIMの7つのルールのうち6つを学んできた。しかし、その6つの条件すべてを満たす銘柄を見つけても、マーケットの方向性を見誤れば意味がない。市場が下向きのときは、保有している株式の4銘柄のうち3銘柄は平均株価と共に真っ逆さまに下落する。
「オニールの成長株発掘法」より
したがってマーケットの方向性を見極める方法を身に付けることが非常に重要になります。
今の相場が強気相場なのか、弱気相場なのか、さらに強気相場なら初期段階なのか終盤なのかを察知できるようになる必要があります。
さらに重要なのは、マーケットの現在の状況を把握することである。マーケットを取り巻く環境が悪化しているために値を下げているのか、それとも単に通常の中期的下落(通常は8〜12%)に入っているだけなのか? 国の経済状況を考えれば、市場は当然の動きをしているだけなのか、それとも異常な強さは弱さを示しているのか? このような重要な質問に答えるには、マーケット全体を正しく分析する方法を学ぶ必要がある。それにはまず、その最も基本的な論理を知ることから始めなければならない。
「オニールの成長株発掘法」より
主要な株価指数の日足チャートをチェックする
マーケットの方向性を知る最善の方法は、主要株価指数の動向を見極めることです。
マーケットの方向性を判断する最善の方法は、主要な平均株価3〜4種類の日足チャートで価格と出来高が日々どのように変化しているかを注意深く観察し続けて、チャートの示すマーケットの方向を読み取ることである。
「オニールの成長株発掘法」より
ここでいう平均株価3〜4種類というのは、いわゆる主要な市場指標を指します。
アメリカ株でいうところの、S&P500やNYダウ、ナスダック総合指数などが該当します。
日本株なら、日経平均株価やTOPIX、マザーズ指数などが該当します。
「マーケット全体」という言葉は、主要な市場指標を意味している。このような総合指標は、1日の取引状況の強さや弱さを大まかに知るための指針であり、ときには最新のマーケットトレンドの兆しを示すことがある。
「オニールの成長株発掘法」より
このマーケットの方向性を捉えることができるようになると、過去にあったドットコムバブルやリーマンショックなどの暴落を事前に察知して資金を現金化しておくことが可能になります。
マーケットが天井や底を付けることを見極められるようになれば、投資という複雑な勝負の半分を制したことになる。
「オニールの成長株発掘法」より
相場サイクルを理解する
マーケットの方向性を知るためには、相場サイクルを知っていく必要があります。
投資で成功するためには、通常の景気循環がどれほどの時間をかけてどのような過程をたどるのかを理解する必要がある。特に、最近の景気サイクルに注目するべきだ。これまでのサイクルが3〜4年ほどだったとしても、将来にわたり同じ期間のサイクルが続くという保証はない。
「オニールの成長株発掘法」より
一般的には、株価は未来を織り込んで動くため、マーケットの天井や底は、それぞれ上昇相場と下落相場の途中にやってきます。
弱気相場の終わりは、通常、景気がまだ下向きのときにやってくる。その理由は、株式が将来の経済事象、政局、世界での出来事などを何ヶ月も前から全て「織り込む」、つまり予測しているからだ。アメリカの数ある主要な経済指標のなかでも株式市場は常にほかの指標を先導して経済を牽引している。
「オニールの成長株発掘法」より
同様に、強気相場は通常、不景気が始まる前に天井を打って下向きに転じる。この理由から、景気を反映する経済指標を見て株の売買の時期を決めるのは、実はお粗末なやり方でお勧めできない。
「オニールの成長株発掘法」より
株式市場は、その他の指標に比べて未来を織り込んだ指標となります。
よって、株式市場からマーケットの天井や底を判断することができるようになると、いち早く対策が打てるようになります。
その他の経済指標が悪化して局面が変わるといわれる頃には、株価はすでに大きく動いており、手遅れになることもよくあります。
マーケットを読み取る力がいかに重要なのかがよくわかります。
相場サイクルの各段階において各業界がどのような順番で動くかを、過去のサイクルから学ぶべきである。すると、鉄道機器や機械、およびそのほかの資本財産業にいる企業群は景気循環や株式の相場サイクルにおいて遅れた動きをすることが分かる。遅れて発信する業界の調子が上り始めると、そのサイクルがすでに終わりに近づいていると考えられる。
「オニールの成長株発掘法」より
ここでいうところの企業群は、いわゆるディフェンシブ銘柄に含まれるものが多いです。
景気敏感株と違い、ディフェンシブ銘柄は景気のサイクルに少し遅れて連動する特徴があります。
つまり、このような銘柄の動きをチェックすれば、景気サイクルをうまく読めるようになるということです。
景気動向指標にもなる「ディフェンシブ銘柄」とは?【特徴やメリット・デメリットを徹底解説】
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マーケットの方向転換を察知するためには毎日のチャートチェックが必要です。
近道はありません、日々のチェックが重要になります。
弱気相場では、株価は寄り付きで強く、引けで下落する傾向がある。強気相場では、寄り付きで弱く、引けで上昇する傾向がある。トレンドの転換はほんの数日の間に起こることがあるため、市場平均株価は毎日観察しなければならない。これらの主要な株価指数をうまく利用すれば、より直接的で実用的、そして効果的にマーケットの動向とその方向性を判断できる。
「オニールの成長株発掘法」より
マーケットの天井を見極める方法
次にマーケットの天井を見極める方法について見ていきます。
これには主要株価指数の売り抜け(ディストリビューション)の確認がポイントになります。
マーケットの天井を見極めるには、S&P500やNYSE総合株価指数、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数などの指数が上昇していくのを毎日注意深く観察することから始まる。すると上昇トレンドをしていたある日突然、マーケット全体の出来高が前日よりも増加したのに株価指数は失速して動かない(前日の上昇に比べて勢いが衰えた)という現象が起こる。私はこれを、「株価の上昇を伴わない出来高の増加」と呼んでいる。その日の平均株価が下げて引ける必要はないが、ほとんどの場合は下げて引ける。機関投資家による株式の大量の売り、つまり「売り抜け」の状態を明確に示すものである。株価平均のその日の高値と安値の価格差が、場合によっては前日よりも少し大きくなることもある。
「オニールの成長株発掘法」より
そしてこの売り抜けが頻発したらマーケットが下落に転じる可能性が高くなります。
天井を打つ直前での大量売りは、通常なら4〜5週間に3〜5日起こる。つまり、売り抜けは、市場がまだ上昇中に起こるのだ! これこそが、売り抜けを見極められる投資家が極端に少ない理由の1つである。4週間〜5週間で明確な売り抜けが4〜5日あると、その後の市場全体はほぼ必ず下落を始める。
「オニールの成長株発掘法」より
売り抜けが頻発したら天井のサイン
こういった売り抜けの頻発は、主要な株価指数のどれか1つにでも確認できれば十分とされています。
売り抜けが繰り返しあったかどうかは、1つの指数で確認できれば十分である。4〜5日の売り抜けを複数の主要な指数で確認する必要はない。また、ある指数で前日の出来高より増加したのに株価は下げて引けたことが示されたなら、その下落率が0.2%以上であれば「売り抜け日」として数えてよいとする。
「オニールの成長株発掘法」より
この売り抜けは、ディストリビューションとも呼ばれマーケットの方向転換を知る上で非常に大事なシグナルになるため、過去記事でも解説しています。
景気動向指標にもなる「ディフェンシブ銘柄」とは?【特徴やメリット・デメリットを徹底解説】
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また、僕が運営している「投資でニート生活」では、このディストリビューションをプログラムで自動監視しています。
もしディストリビューションが発生したら、過去数週間で何回発生したかの情報と合わせてTwitter( Follow @investortat)で自動投稿しています。
ディストビューションの自動ニュースのプログラムを作ってるけど、内容はこんな感じかな
これは日経平均のグラフです!
発生状況
・過去1週間:1回
・過去2週間:2回
・過去3週間:2回
・過去4週間:2回フォーマットは今後変わるかもです! pic.twitter.com/CP831nv8Xe
— TAT@2つのブログと投資で絶賛副業中 (@investortat) September 13, 2020
天井からの下落が開始したら、その後の上昇の試しに注意を払う必要があります。
ここで失敗するとさらに下落が確実になります。
上昇の試しを暗示するサインとして3つ紹介されています。
最初の反発が弱々しいことを示すサインは、①株価が3日目、4日目、5日目と上昇するのに、出来高は前日よりも少ない、②平均株価の上げ幅が前日よりも少ない、③平均株価が前に付けた高値から直近の安値の値幅の半分も回復していない、などが挙げられる。このような弱い上昇や試しに失敗したら、手持ちの株をさらに売るべきであろう。
「オニールの成長株発掘法」より
主導株の動きからも天井は察知できる
また主要な株価指数の他にも、主導株の動きからもマーケットの天井を見極めることができます。
市場の方向の大きな変化を示す指標として平均株価の次に重要なものは何かと言えば、主導株の動向である。上げ相場が何年か続いたあとにマーケットを牽引していた個別銘柄の大多数が異常な動きを見せ始めたら、市場が転換期を迎えていると確信してよいだろう。
「オニールの成長株発掘法」より
マーケットの天井を見極めるためには、基本的には主要な株価指数と主導株の動向を見ておく必要があります。
特に明確な売り抜け(ディストリビューション)が頻発したら、マーケットが天井を打った可能性があるので、一部の保有株を現金化したり、信用取引のポジションを縮小しておくと安心です。
仮にその後に再び上昇する展開になれば、買い直せばOKです。
ボロ株が浮上したら危険信号
もう1つのマーケットの天井を見極める方法として紹介されているのが、ボロ株の浮上です。
投機的な銘柄に資金が集中しはじめたら危険信号になります。
これまでマーケットを牽引してきた主導銘柄がつまづき始めて、代わりに低価格でより投機的なボロ株が浮上し始めたら要注意だ! 老犬(重厚長大産業)が吠え始めると、マーケットは最後の弱った足でようやく立っている状態だ。
「オニールの成長株発掘法」より
マーケットの底を見極める方法
次にマーケットの底を見極める方法について見ていきます。
ここでのポイントは高値への試しです。
上昇相場に入る手前は、株価が下落を続けているか、停滞を繰り返している状態にあることが多いです。
焦ってエントリーすると痛い目に合うので、確実に上昇トレンドに入ったということを確認できるまではじっと待つことが重要になります。
焦りは禁物。じっくり観察して判断する必要がある
マーケットの底を見極めるには、高値への試しから1週間くらいの株価の変化を注意深く見る必要があります。
高値への試しの1日目は次のような日です。下落から急回復した日が初日となります。
高値への試しは、主要な平均株価が下落のあとに上昇して引けると始まる。例えば、ダウが午前中に3%下落したのに午後には回復して高値で引けたとき、あるいは、ダウが2%下がって引けたがその翌日に回復したときなどである。(〜中略〜) 腰を据えて、じっと我慢して待つのだ。株価が回復をし始めて最初の数日では、その試しが成功するかどうかはまだ分からない。
「オニールの成長株発掘法」より
ポイントになるのは、高値への試しの初日から4日目以降の株価の動きです。
試しの上昇が始まって4日目以降は、いずれかの主要な平均株価が前日よりも出来高を大幅に増やして上昇し続けるかどうかを観察する。これが起これば、その上昇が本物になる可能性が一層高くなる。最も強力な上昇は、だいたい上昇を始めてから4〜7日目に起こる。
「オニールの成長株発掘法」より
まれに上昇を始めて3日目で強力な上昇が見られる場合がありますが、この場合は上昇トレンドに入ったと判断する条件が少し異なります。
まれに、強力な上昇を始めてかわずか3日目に起こることがある。そのような場合は、1日目、2日目、3日目、すべてが強い上昇で、平均株価は出来高増加を伴ってそれぞれ1.5〜2%以上は上昇していなければならない。
「オニールの成長株発掘法」より
大切なことは焦らずにじっくりとマーケットを観察し続けることです。
きちんとトレンド入りをしたことを確認できてはじめてエントリーを検討するべきです。
忘れないでほしいのは、どんな新しい強く相場も強い株価と出来高の増加が証明されないまま始まったことはないということである。忍耐強く待ち続け市場に耳を傾けておいて損はない。
「オニールの成長株発掘法」より
強気相場の最初の2年がチャンス!
強気相場への突入が確認できたら、そこから最初の2年が儲けるチャンスになります。
大金を設ける絶好のチャンスは、だいたい新しい強気相場が始まってから最初の1〜2年に訪れる。このときに現れる市場のサインを見逃さずに、できるだけ多くの利益を得る必要がある。
「オニールの成長株発掘法」より
2年が過ぎると、相場は上下動を繰り返しながら上昇を続けるようになり、エントリーが難しくなります。
また前述の売り抜けが確認されたりし始めて、トレンド転換の局面を迎える場合もあります。
マーケットの転換期を見つけるそのほかの方法
ここまでマーケットの天井と底を見極める方法について見てきましたが、マーケットの転換期を見極める方法は他にもあります。
主要な平均株価のダイバージェンスを見つける
マーケットの転換期を見つけるためには、平均株価をいくつか確認して大きなダイバージェンス(乖離)が起こっていないことを観察する。つまり、それぞれの平均株価が相反する方向(ある指標は上昇したのに別の指標は下落したなど)に向かっていないか、そしてある指標がほかと比べると大きく上昇したり下落していないか、などの動きを探すのである。
「オニールの成長株発掘法」より
上記の通り、主要株価指数の乖離を見ることも、マーケットの転換期を見つけるには有効です。
通常は市場全体を示す主要株価指数は似たような動きをする傾向にあります。
これらの動きが乖離し始めたら何かおかしなことが起こっていると判断できます。
コールとプットの割合を見る
プットオプションやコールオプションの割合を見ることも有効です。
これで投資家の心理を見ることができます。
プットオプションやコールオプションによる取引で一攫千金を狙う投機家が増えた今、コールとプットの割合をグラフ化して分析することは、群集心理を知るうえで貴重な手がかりとなる。オプショントレーダーは、コール(普通株を買う権利)を買うかプット(普通株を売る権利)を買う。コールを買ったトレーダーは株価が上がることを願い、プットを買ったトレーダーは株価が下がることを望む。
「オニールの成長株発掘法」より
これらの出来高を比較して、もしコールオプションの出来高が多いとなれば強気の見通しを立てていることがわかり、逆なら弱気の見通しを立てていることが想像できます。
ある期間におけるコールオプションの出来高がプットオプションの出来高よりも多い場合、オプション投機家という集団は株価の値上がりを期待している、つまり強気の見通し立てている、という論理が成立する。プットオプションの出来高がコールオプションの出来高よりも多い場合は、投機家は弱気の見通しを立てていると考えられる。オプショントレーダーがコールよりもプットを多く買っている状態では、プット・コール・レシオが1.0をやや上回る。
「オニールの成長株発掘法」より
FRBの金利変化に気を付ける
金利の変化というのも、マーケットの転換のきっかけになることがあるので注視しておく必要があります。
過去に、3回続けてFRBの金利が引き上げられると、それがきっかけとなって弱気相場が始まり不景気に突入したことがある。
弱気相場が終わるのは、金利が引き下げられたときが多い。一方で、アラン・グリーンスパンがFRB議長に就任した直後の1987年9月に、公定歩合が6%まで引き上げられると、翌10月にはブラックマンデーが起こった。
「オニールの成長株発掘法」より
特に役立つのが、公定歩合とフェデラル・ファンド金利です。
日本の市場にも大きな影響を及ぼすのでチェックしておいたほうが良さそうです。
さらに日本市場の場合だと、日銀の動きにも注意を張っておくべきです。
最も簡単で役に立つ金融指標は、公定歩合とフェデラル・ファンド金利なので、投資家はこれらの指標を観察して理解を深めるべきである。
「オニールの成長株発掘法」より
総括:近道はない。日々のチェックが必須
ここまでの内容をまとめます。
前述の通り、マーケットの方向を見極めるためには、毎日チャートを観察し続けることが必要になります。
雑音に耳を傾けずに、チャートから読み取る能力が何よりも重要です。
マーケット全体の平均株価と出来高の日々の変化と、市場を先導する個別銘柄の動きを学び、それらを読み取る方法を習得せよ。ひとたび正しく行う方法を覚えてしまえば、素人やプロを問わずどんな投資家の個人的な意見にも耳を傾ける必要はなくなる。そういった無知の塊のような意見は、損失を膨らませるだけである。
「オニールの成長株発掘法」より
大切なことは、将来の動きを予測したりすることではなく、今何が起こっているのかを把握する能力です。
市場の将来の動きを予測したり言い当てることが株式市場の熟練者への道ではない。過去数週間で実際に市場で何が起こって、現在は何が起こっているかを知って理解することが正しい道なのだ。
「オニールの成長株発掘法」より
マーケットの方向理解するということは、投資すべきタイミングがわかるということになり、暴落を正しく察知して資金を守ることができるようになるということです。
平均株価と出来高の変化を解釈するというこの手法の最大の利点は、市場の天井と底をうまく見極められるようになるというだけではなく、市場が下向きのときに、戻りを見極める技術を習得できるということでもある。強い上昇日を待っていて、結局は失敗に終わる単なる戻りにつられて早めに市場に参加してしまうということを防ぐことができる。つまり、単なる戻りにだまされない方法を常に知っているということだ。
「オニールの成長株発掘法」より
株式市場で継続的に勝つためには、利益を上げる方法を知ることは大事ですが、守りを固めるということも重要です。
投資で勝ち続けるためには「儲ける方法」よりも「損しない方法」が重要です
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、オニールさんのCAN-SLIM投資法の中でも、7文字目のM( Market Direction、株式市場の方向)に焦点を当ててご紹介しました。
CAN-SLIM投資法は、アメリカの著名投資家であるウィリアム・J・オニールさんが提唱した投資法で、「CAN-SLIM」は銘柄選定で重要となる7項目の頭文字を取ったものです。
ここでご紹介したものは7項目のうちの1項目です。
大化け銘柄を探し出すにはたくさんのスクリーニング作業が必要になりますが、ここでの努力は大きな成功につながるチャンスがあります。
僕の場合は、趣味のプログラミングの力を駆使しながら効率的に投資銘柄を選定していこうと思っています。
僕が運営する「投資でニート生活」には、監視銘柄の他にも色々なデータを収集して記事を作成しています。
投資に役立つ情報をいろいろと発信しているので、もしご興味がありましたら是非とものぞいてみてあげてください。
また、noteでは、「投資でニート生活」で収集しているデータや、スクリーニング銘柄を発表しています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
僕が株式投資で参考になった本をテーマ別に紹介します!【随時更新】
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