日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

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日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入! では、2018年11月28日〜2018年12月7日にかけて訪れた台湾旅行の中から、台南で訪れた「林百貨店」をご紹介します。

「林百貨店」と聞くとなんとなく日本っぽい名前だと感じる方も多いと思います。

それもそのはず。実はこの「林百貨店」は日本統治時代に建てられた台湾最古のデパートなんです。

デパートができたのは太平洋戦争よりも前の1932年12月5日です。

オープンしてから80年以上が経過していますが、今でも現役で続いている由緒正しいデパートです。

お土産などもたくさん揃っているので観光客にも大人気のスポットです。

ここでは、実際に「林百貨店」を訪れた様子をご紹介します。

  1. 「林百貨店」について
  2. アクセス
  3. レトロな店内には当時の設備が展示されています
  4. 当時の最先端設備「エレベーター」
  5. お土産天国!
  6. 昔懐かしいラムネがありました
  7. 屋上に神社
  8. 第2時世界大戦の痕跡もそのまま残っています

それでは順番に見ていきましょう!

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

1. 「林百貨店」について

まずは「林百貨店」について簡単にご紹介します。

冒頭でもご紹介しましたが、「林百貨店」ができたのは1932年12月5日、太平洋戦争よりも前のことです。

当時の台湾は日本が統治していました。

その時に建てられてのがこの「林百貨店」です。

ここで「なぜ台北ではなく台南だったのか?」と思う方もいるかもしれません。

それは当時の台湾の中心地は台南だったからです。

もともと台湾で一番最初に発展したのは台南で、しばらくは台南が台湾の中心地でした。

日本統治時代にだんだんと台北に移っていったようです。

 

日本でいうところの、台南は京都、台北は東京のようなイメージです。

したがいまして、台南へ行くと、台北よりも歴史的な建物が多く、街全体もレトロな雰囲気があります。

そんな激動の時代に建てられた林百貨店は当時でもかなり話題の場所になっていたそうです。

その理由の一つが「林百貨店」に作られたエレベーターです。

なんとこのエレベータは台南にある百貨店で初めて導入されたエレベーターなんだそうです。

そんなエレベーターについては後ほどご紹介します。

とりあえずこれだけの情報だけでもいきたくなりますよね!

2. アクセス

次にアクセスです。

こちらは少し不便でございまいて、台南には台北ほどのインフラが整っていません。

最寄駅は「台南駅」ですが、ここから徒歩17分かかります(笑)

少々不便なので、台南駅からタクシーで行くことをお勧めします。

ドライバーさんにスマホなどで林百貨店をお見せすればすぐにわかってくれます。

ちなみに私は台南駅からお連れの方と一緒に歩いていきました。

台北とはまた雰囲気がかなり違うので、個人的には歩いて行くのがオススメです!!!

3. レトロな店内には当時の設備が展示されています

それではここから実際に「林百貨店」を訪れた様子をご紹介していきましょう。

台南駅から徒歩17分で目的地の「林百貨店」に到着します。

実際にはこの間に色々と寄り道をしていたので、1時間くらいかかりましたけどね。

こちらです!!!

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

どうですかこのレトロ感!!たまらないですよね。

当時の外壁はそのまま利用されていますね。

もちろん内装はリノベーションされているのでとてもきれいです。

レトロな雰囲気がしっかりと残されていところが非常にセンスを感じますね。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

この日は30度越えでしたが一応12月でしたのでクリスマスモードでした。

1フロアの広さとしては結構狭いですね。

日本のどでかいデパートに慣れ親しんでいると特にコンパクトに感じます。

 

デパート内には当時利用されていたと思われるものがいたるところに展示されているんですね。

こちらで一部ご紹介しますね。

これは当時使用されていた壁掛け式時計です。

さすがに今はもう動いていません。

 

こちらは当時のミシン台ですね。

かなり立派ですよね。

ミシンはくるりとひっくり返して机の下に収納できるようになっています。

 

さらにタイプライターまでありました。

当然ながら当時はパソコンなんてものはないですからね。

活字を書くにはタイプライターが主流でした。

デパート内を散策しているとこのような当時使用されていたものがいたるところに展示されています。

 

さて、話を戻りましすw

「林百貨店」は6階建です。

案内板にはちゃんと日本語表記もありますよ。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

さらに「林百貨店」について説明してくれている文章もありました。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

それでは早速探検開始です!

4. 当時の最先端設備「エレベーター」

まずはお楽しみにしていたエレベーターです。

もちろんエレベーターは新しくなっていますが、当時の設備が保存されています。

例えばこちらの階数を示す装置です。

下にあるのは当時のものです。

エレベーターの中にも当時の面影が残されています。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

床は当時のタイルです。(これは実際の当時のものなのか、再現したものなのかわかりませんでした。)

さらにエレベータとしては珍しく壁は全て透明です。

そのおかげで当時の建物の構造を見ることができます。

これは素晴らしい!

エレベーターはとってもゆっくりと進みます。

ほんとびっくりするくらい遅いです(笑)

 

ちなみにこの建物ができた1930年代は、エレベーターは本当に貴重で、このエレベーターに乗るためだけに来店するお客さんも多かったようです。

そして面白かったのが、当時に一番人気のデートコースがこの「林百貨店」にきてエレベーターに乗ることだったようです。

当時は大盛況だったんでしょうね。

エレベーターに乗りたいがために行列ができていたみたいです。

もはや階段で上がった方が早いです(笑)

5. お土産天国!

エレベータでとりあえず上の階まで登って色々と散策してきました。

各階にはたくさんのお土産があるので、買い物好きの方にはたまらない場所です。

このように台湾らしくお茶や茶器もありました。

こちらも当時の雰囲気を残しているんでしょうね。

 

さらには「林百貨店」限定グッズもたくさんあります。

こちらは文房具類ですね。

さらに昔懐かしい駄菓子もあります。

見たことないお菓子ばかりです。

さらに革製品や衣服なども売られています。

素晴らしいですよねこの雰囲気!!!

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

各フロアでジャンルが全く異なるので別の階に行くたびにわくわくしますよ!

6. 昔懐かしいラムネがありました

そして「林百貨店」の5階にはダイニングスペースがあります。

これもまたレトロ感全開です。

すごくないですか、この雰囲気。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

昼間の14時くらいに行ったので全然人は入っていませんでした。

この空間だけを見ても当時の人がここで食事していた様子を想像できますよね。

 

さらにこれまた昔懐かしいものがありました。

はい、ラムネです。

しかも「林百貨店」オリジナルラムネです。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

昔懐かしいびんのラムネです。

最近、日本で見るラムネはびんではなくてペットボトル素材なんですよね。

昔は夏祭りとかでもびんのラムネを見かけたのですが、最近ではペットボトル化が進んでいます。

ちなみに私は平成3年生まれですが、それでも子供の頃はびんのラムネは見かけました。

 

さらに最近ではプラスチックを減らそうという動きがでてますからね。

ラムネは今後どうなってしまうのでしょう・・・

7. 屋上に神社

ダイニングスペースよりさらに上の階に上がると屋上に出ることができます。

そしてこの屋上には神社があるんです。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

もともとはこの辺りにあった神社が開発によって取り壊されてしまったらしいのですが、地元の方からの要望を取り入れて、珍しいことにこの「林百貨店」の屋上に持ってきたそうです。

 

そして屋上に出て気がつきましたが、台北と比べると台南には高層ビルがあまりありません。

この写真からもわかるように、6階建の「林百貨店」の屋上から周りを見てみると、これより高い建物はほとんど見当たらないんです。

とても空が広く感じます。

8. 第2時世界大戦の痕跡もそのまま残っています

さらにこの神社のお隣には歴史を物語る痕跡が残っています。

第2時世界大戦時に米軍から受けた空襲の痕跡です。

日本統治時代にできた台湾最古のデパート!「林百貨店」へ潜入!

生々しく当時のまま保存されています。

前述しました通り、ここ「林百貨店」ができたのは太平洋戦争が始まる以前の1932年です。

そして第2時世界大戦時には日本統治下にあった台湾も、当然米軍の攻撃対象エリアとなっていました。

ここでは当時の空襲時の砲弾で開いた穴や崩れたレンガなどがそのまま残されているんですね。

日本の統治下になければこのようなことにはならなかったはずです。

平成生まれの私のように、戦争を経験したことがない世代もこの歴史については知っておく必要があると思います。

過去の記事を読んでいる方は気づいていただけてるかもしれませんが、私は海外旅行に行くと必ずその土地の歴史がわかる場所(博物館など)に行くようにしています。

訪れた国が今の状況になるまでどのような道のりを歩んできたのかについて知りたいのと、特に日本が関わっているとなると知っておかなければいけないと私なりに思っているので必ず訪れるようにしています。

過去の記事ではフィリピンベトナムの歴史についてまとめている記事がありますので、もしご興味があればあわせてご覧ください。

セブ島市内のスクボ博物館(Museo Sugbo)でフィリピンの歴史を学ぶ

2018年11月17日

ベトナム・ハノイ旅行を通してベトナムの歴史を感じる

2017年12月10日

台湾の歴史についてもいずれまとめたいと思います!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでは、2018年11月28日〜2018年12月7日にかけて訪れた台湾旅行の中から、台南で訪れた「林百貨店」をご紹介しました。

「林百貨店」は日本統治時代にできた台湾最初の日本式デパートで1932年に完成しました。

現在でも当時の雰囲気が想像できるレトロ感溢れる空間となっています。

当時流行したエレベーターに乗って、当時の賑やかな雰囲気を想像したり、屋上では第2次世界大戦時に米軍空襲から受けた弾丸の痕跡を見て歴史を感じたり、さらにお土産を買うにも最適な場所です。

台南でもとても人気の観光スポットとなっているので、台南を訪れた際にはぜひ行ってみてくださいね。

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