株式投資

【狙うべきは第2ステージ】株価のサイクルは4つのステージから成る!

2020年1月12日

こんにちは。TATです。

今回のテーマは「株価のサイクル」です。

僕がバイブルとして愛用している1冊である「ミネルヴィニの成長株投資法」から学んだ内容です。

「ミネルヴィニの成長株投資法」をAmazonで見る

 

ちなみにこの本はチャート掲載数が半端ないので、Kindle版ではなく書籍で読むことをおすすめします。

この本によれば、株価チャートは4つのステージに分類することができます。

そして正しいステージで投資をしないと大きな利益を得ることは難しくなります。

逆に正しいステージで正しいタイミングで投資することができれば大きな利益を得ることができます。

ここでは、株価サイクルの4つのステージと、それぞれのステージの特徴、投資すべきステージである第2ステージ(上昇局面)を見極めるための条件をご紹介していきます。

また、大前提としてお伝えしておきますと、これはキャピタルゲインを狙った投資(特に成長株銘柄)に対する考え方です。

バリュー投資」や「配当金や株主優待を狙う長期投資」をされている方にとってはかなり違和感のある内容になっていると思います。

投資の目的が変われば、使用する指標やチャートの見方は激変しますので、この大前提を意識した上で読んでいただけると嬉しいです。

この考え方を「配当金や株主優待を狙う長期投資」などにに応用してしまうと、株を買うタイミングがほぼほぼなくなってしまうので、あらかじめお伝えしておきます。

【狙うべきは第2ステージ】株価のサイクルは4つのステージから成る!

1. 株価チャートは4つのステージに分類できる!

それではさっそく本題に入っていきましょう。

前述の通り、株価チャートは4つのステージに分類できます。

4つのステージとは以下の通りです。

  • 第1ステージ:底固め局面
  • 第2ステージ:上昇局面
  • 第3ステージ:天井圏
  • 第4ステージ:下落局面

第1ステージ:底固め局面

第1ステージは、「底固め局面」と呼ばれ、株価が(比較的狭い)レンジ相場を作って、全然変動しない局面です。

この時は市場から関心が向けられていない状態なので、たとえ好決算などのポジティブな情報が発表されても株価が大きく動くことはありません。

第1ステージにおいては、どれほど魅力的な銘柄を見つけても投資は避けるべきです。

仮に第1ステージで良い銘柄を見つけた場合には、第2ステージになるまで待ってから買うべきであるとミネルヴィニ先生はおっしゃっています。

基本的に、第1ステージにある銘柄は、市場から関心がないので、株価が大きく上昇することは(下落することも)ありません。

第2ステージ:上昇局面

第2ステージは「上昇局面」と呼ばれ、投資家から注目されて出来高が上昇し、株価が大きく上がる時期になります。

特に機関投資家からの買いが集まるので、強力な上昇トレンドが形成されます。

第2ステージの見極めた方については後述しますが、ここで株を買うことができれば大きな利益を得ることができます。

第3ステージ:天井圏

第3ステージは「天井圏」と呼ばれ、第2ステージの上昇トレンドが終わった後のレンジ相場を指します。

ここでは投資家による売り抜けが起こるので、株価のボラティリティが激しくなり、株価の動きが不安定になります。

それまで続いてきた業績予想のポジティブサプライズも、しばらく続くと期待値が高くなりすぎて、企業がそれを達成できなくなります。

上昇トレンドはいつまでも続くことはないので、ここの見極めがとても大切です。

第4ステージ:下落局面

最後の第4ステージは「下落局面」と呼ばれ、投資家による投げ売りが始まります。

ここまでくると、業績予想の下方修正などネガティブなニュースが出始め、売り圧力が強くなってきます。

いかなる状況でも第4ステージで株を買うことは避けるべきです。

空売りをしている方は、第3ステージから第4ステージに移ったタイミングで行うと大きな利益を得ることができます。

そしてこの第4ステージが終わると、第1ステージへと戻ります。

この繰り返しで株価は動いていきます。

例:コロプラ

ここまで言葉だけで説明してきたので、簡単な例を挙げておきましょう。

コロプラという会社のチャートを見てみてください。

各ステージがわかるように印をつけました。

コロプラは、好調だったドラクエウォークの影響で2019年の9月に株価が大きく上昇しました。

こちらについては過去の記事でも紹介しているので、もしご興味があればご覧ください。

【ドラクエウォークが絶好調】コロプラ(3668)の株価が2週間で約2倍に!

 

チャートを見ると、2019年9月までの株価がほとんど変化していないレンジ相場です。

しかし、ドラクエウォークのニュースが発表されると同時に株価が高騰しました。

このタイミングで第2ステージへと移行します。

 

第2ステージでは出来高が激増しているのがポイントです。

機関投資家からの買いが集まるので出来高が一気に上昇します。

その後1ヶ月ほど上昇を見せてその後は1800円あたりでピークをつけて、そのあとは下落に転じています。

 

第3ステージについては人によって範囲が異なってくると思いますが、ここでは、5日・25日移動平均線のデッドクロスが発生するまでの間を第3ステージと定めました。

ここで多くの投資家が売り抜けをするので、株価がかなり不安定になります。

その後デッドクロスが発生してから下落が続いているので、ここから第4ステージとしました。

このように、株価チャートは4つのステージに分類することができます。

2. 投資すべきは第2ステージ(上昇局面)!

ここまでで、株価チャートが形成する4つのステージについて解説しましたが、最も大事なポイントは「株価は第2ステージ(上昇局面)で買う」ということです。

先ほどのコロプラのチャートをもう一度見てみましょう。

第2ステージをうまく見極めて投資することができれば大きな利益を上げることがわかります。

1ヶ月ほどで株価が約3倍まで上昇しているので凄まじい勢いです。

また、第1ステージで株を購入しても株価変動が少ないので、大きな利益を得ることはできません。

 

ただ、ここで問題になってくるのが買いタイミングの見極めです。

過去の記事では様々なテクニカル分析ツールについてご紹介してきました。

このチャートを見ると2019年8月に5日・25日移動平均線でゴールデンクロスが発生していることがわかります。

移動平均線についてはこちらの記事で詳細を解説しています。

【シンプルだけど奥深い!】「移動平均線」について 徹底解説します!

 

ただここではまだ第1ステージなので、大きな利益をゲットするまでは時間がかかります。

今回の場合では、ここで買って辛抱強く待つことができれば大きな利益を得られますが、もちろんこのレンジ相場の中で上昇前に再び下落する可能性も十分にあったのでここは買うべきタイミングでありません。

「じゃあどこで買うんだ?」となりますが、残念ながらここでは「MACD」を使ってもうまくいきませんし、「グランビルの法則」による見極めはかなり難しいので、それなりの経験値がないと見極めることができません。

ここで登場するのが、僕が以前紹介したRSIによる買いシグナルの見極めです。

【オシレーター系の定番!】RSIについて徹底解説!【僕の独自活用法も公開】

 

この記事で紹介している方法を使えば、2019/9/17あたりに買いシグナルが発生しています。

かなり優秀ですよね!

とにかくここで1番にお伝えしたいことは、「株は第2ステージで買うべし」ということです。

ここまで読んでいただくと、「第2ステージが大事なことはわかったけど、結局見極めが難しいじゃん」と思われるかもしれません。

ご安心ください。後述します!

3. 誤ったステージで投資すると事故ります!

ここまで第1ステージと第2ステージについて触れてきましたが、第3ステージと第4ステージでは、たとえ買いシグナルが発生しても大事故に遭う可能性がありますw

特に第4ステージは危険です。

なんとなく下落しているチャートを見ていると、何かしらの上昇のタイミングを探してしまいがちで、少しの買いシグナルを発生するとトレンド転換だと思って買ってしまう方が多いと思います。

うまくいく可能性ももちろんありますが、失敗した時のダメージの方がはるかに大きくなるので、第4ステージでは一切取引を行うべきではありません。

第3ステージについては高値圏でのレンジ相場を形成する場合があるので、ここでうまく取引すれば利益を得ることはできますが、かなり難易度は高いです。

勝率の高い時だけ取引すべし

個人的に、投資で勝ち続けるコツは「勝率の高いタイミングのみで勝負する」ということです。

ギャンブル的に攻めてもうまくいくことはありますが、長期的な視点で見ると必ず合計ではマイナスになります。

ゆえに「確実に勝てる」と確信が持てる時だけ勝負することがとても大切です。

先ほどのコロプラのチャートを見ても、第4ステージでも何度か買いシグナル(移動平均線のゴールデンクロス)が発生していますが、ここで株を買ってると大惨事になっていることがわかりますよね。

ゆえに(特にキャピタルゲインを狙った)株式投資をする場合には、マーケットの状況を正しく見極めた上で買いシグナルを利用する必要があります。

どのステージでも買いシグナルは発生します。

したがって、大前提として「今この銘柄はどのステージにいるのか」と正しく把握した上でトレードすることが重要です。

4. 第2ステージ(上昇局面)を見極める方法!

さて、ここまで株価が形成する4つのステージとそれぞれの特徴について解説してきました。

「第2ステージでトレードする」ことの重要性がお分かりいただけたのではないかと思います。

最後に「第2ステージの見極め方」についてご紹介しておきます。

これは僕のバイブルの1冊である「ミネルヴィニの成長株投資法」でもきちんと紹介されています。

「ミネルヴィニの成長株投資法」をAmazonで見る

 

彼は膨大な数のチャートを分析し、第2ステージにある時のチャートの特徴を導き出しています。

その特徴をご紹介して本記事を締めくくりたいと思います。

ズバリ結論から申し上げます。

第2ステージにある株価の特徴は以下の通りです。

  • 現在の株価が150日(30週)移動平均線と200日(40週)の移動平均線を上回っている。
  • 150日(30週)移動平均線は200日(40週)移動平均線を上回っている。
  • 200日(40週)移動平均線は少なくとも1ヶ月(望ましくは、ほとんどの場合、最低4〜5ヶ月)、上昇トレンドにある。
  • 50日(10週)移動平均線は150日(30週)移動平均線と200日(40週)の移動平均線を上回っている。
  • 現在の株価は50日(10週)移動平均線を上回っている。
  • 現在の株価は52週安値よりも、少なくとも30%高い(最も良い候補の多くは底固めの期間を抜けて大きく上昇する前に、52週安値から100〜300%、あるいはそれ以上も上げている)
  • 現在の株価は52週高値から少なくとも25%以内にある(新高値に近いほど良い)
  • レラティブストレングス(インベスターズ・ビジネス・デイリー紙などのレポートなどで見られる)のランキングは70以上、望ましくは80台から90台である。通常、より良い候補の場合はこれらの数字が当てはまる。

第2ステージの特徴は、以上の8つの条件が揃っている場合が多いのです。

逆に言えば、これらの条件を満たしていれば、チャートを見なくても「第2ステージにある可能性が高い」と言えます。(もちろん絶対ではないですよw)

これらの条件を満たしている銘柄で、買いシグナルは発生したら絶好の買いのタイミングになります。

もちろんチャートのみではなく、その他にも業績や経営指標などの確認も必須です。

たとえ業績がよろしくない銘柄でもこれらの条件を満たしていることは多々あります。

このような銘柄でも利益を得ることはできますが、やはり業績などが伴っていないと下落するリスクも上がってしまうので、損失を出す可能性も減らすためにはチャートの確認だけでなく、業績などのファンダメンタルデータの確認も必須であると考えています。

第2ステージにある銘柄を自動抽出してます!

ここまで聞くと、「とりあえず第2ステージを特定する方法はわかってけど、これを全ての銘柄に対してこんな計算することなんて不可能でしょ?」と思いますよね(笑)

相当な根性のある方でもない限り、全銘柄にこの計算を適用することは大変な作業だと思います。

ちなみに、Yahoo!ファイナンスや株探などのサイトではこのような条件のもとに銘柄スクリーニングすることはできません。

それでもご安心ください!

僕はプログラミングを少しかじっているので、これらの作業を全てプログラムにやらせていますw

僕のサイトで管理している「週足チャートから抽出した監視銘柄一覧」はこのミネルヴィニが提案している「第2ステージを特定する方法」を参考に毎週プログラムが株価をチェックしています。

第2ステージと判断された銘柄はこちらのページで全て公開しており、誰でもみられるようになっています。

週足チャートから抽出した監視銘柄一覧(「投資でニート生活」へ飛びます。)

 

ゆえにここに登録されている銘柄は、本記事でご紹介した特徴を満たしていると思っていただいて構いません!

ただしプログラムによって判断させているので、一部はプログラムが判断できるように条件をいじくっています。

基本的には週足チャートで判断しており、最後の条件である「レラティブストレングスのランキング」については、別途で情報誌を購入しないと見られない情報なので除外し、その他7つの条件を満たしている場合に「週足チャートから抽出した監視銘柄一覧」に登録されます。

詳細については「2つの「監視銘柄」 への登録基準」をご覧ください。

 2つの「監視銘柄」 への登録基準(「投資でニート生活」へ飛びます。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでは、株価が形成する4つのステージとそれぞれの特徴、さらには投資すべきタイミングである第2ステージを見極める方について解説してきました。

正しいステージで投資ができないと、たとえ買いシグナルが出たとしても騙しである可能性が高く、損失を被る確率が高くなります。

逆を言えば、正しいタイミング(第2ステージ)を見極めて投資することができれば、リスクを抑えつつ大きな利益を得ることができます。

そしてこの第2ステージにある可能性の高い銘柄については、本サイトの週足チャートから抽出した監視銘柄一覧よりご確認いただけます。

ぜひともご活用ください。

最後になりますが、冒頭でもお伝えした通り、ここでご紹介した方法についてはキャピタルゲイン目的の(主に成長銘柄を対象とした)投資に対する考え方になります。

ゆえに、バリュー投資インカムゲインや株主優待を狙った長期投資などに対して応用してしまうと、株を買うタイミングがほぼほぼなくなってしまいます

投資戦略や投資目的によって使用すべき最適な分析ツールや指標は異なってきます。

もちろん、「長期投資やバリュー投資でもある程度は損失は避けたい」という場合には、最低でもここでご紹介した第3ステージと第4ステージを避けることができれば、損失リスクを抑えることはできると思いますので、うまく応用すれば効果的です。

本記事で紹介した内容は、僕がバイブルとして利用している1冊である「ミネルヴィニの成長株投資法」を参考にしています。

かなり分厚い本ですが、参考になる情報がてんこ盛りなのでおすすめです!

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